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正しい歩き方

まだ足が丈夫なので兎に角良く歩いている。日に二万歩を超えるのはざらです。だから今の処はまだ健脚と言えるだろう。

ところがこの二〜三日右足首が痛くて歩き難かった。
人間は生活習慣として靴の踵(かかと)の外側が擦り減る人と内側が擦り減る人とがいる。
私は踵の外側が擦り減る。つまり足首が正しく地面に着いてない。外側に傾いて歩いたら何れ神経を圧迫して足首は痛みを感知して歩きたくなくなっていく。この痛みを無視して歩き続けていると、足首は角度的に固定され何れ痛みが酷くなり歩かなくなる。足首が神経を圧迫しない正しい角度で地面に着地するよう気配りをしながら歩くのは脳の神経ニューロンの仕事なのです。

つまり私の場合、意識的に足首の内側に体重を乗せながら歩けば、神経は圧迫されず、長時間歩行も可能になる。

お年寄りなんかが日に一万歩歩きますと単に歩数だけを気にして散歩しているが、それだと何れ歩けなくなる。歩数を義務化すると、足の健康状態のチェックが二の次になってしまう。

骨と筋肉、カルシウムと適度な休息、そのトータルバランスとして健全な歩行は初めて可能となる。膝や腰や骨盤を痛めても人は歩かなくなる。例えばあなたは今、膝を痛めない歩き方をしていますか?

重力を感じながら地面を二足歩行する現在の歩行形式では、不注意や生活習慣病のせいで人はそのうち歩けなくなってしまう。
最大の原因はまあ食べ過ぎだろう。細かく言えば砂糖の摂り過ぎでしょう。
女性の場合は骨粗鬆症でカルシウムが抜けやすく膝が外側に湾曲して歩き難くなったりする。歩かないから歩けなくなる。仕事が忙しく散歩する時間を
取れなかったりする。そんなこんなで最終的には病院のベッドに横たわり死に神の来訪を待ち侘びる羽目になる。

歩けるうちに歩き回っておきますか?
人が認知症になったりアルツハイマーになるのは、「ニューロンの不使用」、つまり神経細胞の死滅、言い換えればシナプスの退化、すなわち脳の血管が血行不良になるからです。そう言う意味で脳の血管を詰まらせる脳梗塞はいけない。動かないとボケちゃうよ。でも足が悪くなったら動きたくても動けない。ラジオ体操なんて今更格好悪いし、ゲートボールなんてダサい、やはり双眼鏡と虫眼鏡を常時携帯してのそぞろ歩きが一番愉しい。



  


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