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意識の向け方、「情報洪水の海に溺れて」

第一章 「情報の由来」
情報は一体どこからやって来るのだろうか?人間は一様に情報が外からやって来ると誤認したままその生涯を終える。例えば、彼がメタボ体型なのは彼のせいじゃ無くて、単に遺伝子のせいなんです、と言った遺伝子悪玉説がある。自分のせいじゃな遺伝子のせいにする、これを責任転嫁と言います。いや恐らく彼のせいなのでしょう、焼き肉に条件反射する神経回路を形成していったのは彼自身なんですから。

人間は五感を通して外界を認識します。だからあたかも外界を認識するのが人間の仕事みたいに思い込んでしまうが、そうでは無くて、自分が現実世界を創造していくのを愉しむ為にこの世に産まれて来た訳です。

「地獄極楽この世に有り。」とか言うが、「地獄に堕ちろ」と誰かが喚(わめ)く時、地獄の住人は既に有る地獄に自ら赴(おもむ)くのでは無くて、実際は各自が自身で自身の地獄を毎瞬毎瞬創造している、創造主でも無いのに自身の宇宙を創造していたなんて!それは一体全体どう言うことなのか?実は創造主なのに自分は創造主で無いと思い込み信じ込んだ意識体を「地獄の亡者たち」と言うのです。天国も地獄も実際は自分自身が創っていたのです。その事に気づくのが十万年先とか十億年先と言う単に時間差の問題で、地獄の住人も何れ56億年後には私か誰かが助けに来るから其れまでの辛抱です。

さて、情報は内面に於いて信念体系として存在し、外界に於いては垂れ流される宣伝と洗脳と言う形を取る。そして三次元意識体は外界に溺れ、内面を持たない低次元生命体に留まり易い。それゆえ塵芥(ちりあくた)に例えられたりもする。本当の自分、真実の自分とは、自身の内面を自ら創造し得た者のみであって、内面を正しく完璧に創造し得ない者は、永遠に地獄を彷徨(さまよ)い続ける。そう、たったそれだけのことで、一方は地獄で苦しみ藻掻(もが)き、他方は極楽に遊ぶ。極楽の造り方って簡単なのです。簡単なのに或る人にとっては、何千億年も掛かってしまう。単に気づけないだけの話で、気づいたもん勝ちです。

或る人は世界情勢を気にして人生を無駄にする、また別の或る人は平和のデモ行進をして戦争を引き起こす。貴方の「情報空間」は一体何処ですか?天国、それとも地獄?自分の棲(す)みたい時空、つまり自分が自在に極楽を創造出来ないと下等生命体に留まり、貴方は何処に行ってもいつ迄経っても地獄の住人に留まる。自分の内面を正しく上手く創造出来る者のみが、何処に住んでも何時如何なる時も天国の住人足り得る訳です。世界情勢なんてどうでもいいんです。人類78億人居てもその99%は地獄の住人かもしれない。と言う訳で引き続きあなた自身の地獄をご堪能下さい。私は一足先に極楽浄土で天女とデートでもしますか?人類の行く末にもはや何の関心も湧かない、彼らは確かに地獄が大好きなのです。だがそれは私の好みじゃ無い。もう飽きてしまった。

第ニ章 「意識の向け方」
人間の五感は外向きだが、外界を認識する為に存在するのでは無い。自分が創造した現実世界を愉しむ為に存在する。似てるけれど両者は中身が全く異なる。

人間の意識は一様に外向きだから、自身の内面に向かい難い。

この三次元世界は対極概念で出来ている。例えば、世界を善と悪とに二分して考える。そして大半大多数が善より悪に「意識を向けてしまう」。事故や事件や大惨事、健康より病気の方に意識を向けてしまう。だから、天国と地獄が有ったら、地獄にばかり意識を向けてしまう。

次元上昇とは、こうした「誤った意識の向け方を辞めないと始まらない」。
問題が見つかるとそれをクローズアップして問題化し深堀りして、問題解決から遠ざかる。高次元化とは、問題や問いを懐くや否や問題解決の方にワープしてしまい、問題に滞留することが無い。

まとめると、外界に意識を向けない。善と悪どちらが向かうべき方向かを、瞬時に正しく判定できるよう生活習慣化させていく。悪や地獄を選んでは駄目と言うのでは無く、人間はそれらばかりを選択するから現に幸せでない訳です。人間界はネガティブばかりをチョイスするので、ネガティブ世界なのです。

だから、意識を意識的にポジティブに向ける訓練、そう言う生活習慣つまり言い換えると「意識習慣」に自分を換えていく必要がある。詐欺師にでもなるかと言った意識では駄目なんです。
善と悪、正と邪、快と不快、安楽と辛苦。こうした何百何千項目の対立概念を瞬時に自分の意識が正しくチョイスしていける。そう言う自分がハッピーな訳です。人間はとかく悪や不快や辛苦の方を選んでしまいます。来世は天国に住もうと言う人は、このチョイスが意識的で常に的確な訳です。



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