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言霊(ことだま)の力

第一章 「現実を認識するな」

今日スーパーに行ったら、レジ打ちのオバサンに中年のオジサンが話し掛けている。「私は貧乏人なので何たらかんたら···」と言っている。どうして彼はわざわざ自分が貧乏人であることをスーパーの店員に告げたいのだろうか?大体、貧乏人であることをこのオジサンはどうやって認識し得たのだろうか?恐らく彼は学校で、或いは親御さんから、「現実など認識してはいけません」と教わらなかったのでしょう。

第二章 「謙譲の美徳」

日本人は、人に何かプレゼントする時に、粗品と言ったり、「つまらない物ですが」とへりくだる習慣が身についている。それは「自己卑下」と呼ばれます。これが高じると自己否定感に発展しかねません。そうなると「私は底辺なので」とか、「自分は馬鹿なもんで」と言うのが口癖になってしまいます。

こうした人たちに共通するのは、「言葉の力」或いは「言霊のパワー」に対する認識不足、言い換えると言霊の力を「信じていない」点です。

第三章 「自分の発した言葉の威力」

自分の発した言葉が、実はこの世界をこの現実世界を、現象化させているのです。だから自分は貧乏人なんですと言うから「何時まで経っても貧乏から抜け出せない」のであり、自分を底辺と「定義」して、自分がその事を「信じて疑わない」故に、その思いが具現化して現実となった訳です。だから自分の望んでいない事は、「口が裂けても言ってはならない」のです。

第四章 「自分の口に門番を常駐させる」

もしも不用意に自分の望まない事を口にしてしまった場合は、直ぐ様「前言を取り消し」て下さい。詰まり冗談でも口にしない徹底ぶりが求められているんです。自分の口から発する言葉に、貴方はそれくらい徹底した注意を払っていますか?

第五章 「言葉を過大評価せよ」

自分の発する言葉は、無力なのか、それとも「全宇宙を震撼させるパワー」が有るのでしょうか?それはその当人が自身の言霊のパワーをどの程度「信じているか」、そのパワーの大きい小さいに関する「信念の確信度合い」に尽きる訳です。

第六章 「自分が望む事しか口にしない」

人生を楽しく生きたいのであれば、自分の発する言葉で、自分好みの快適現実を創り上げて行きましょう。現実世界は、自分の思い通りにしかならないのだと気づいて、自分の思いを正しましょう。現実イコール自身の内面なのです。だから自身の内面を完全掌握して下さい。貴方の内面はパラダイスになっていますか?なって無いなら修整して行きましょう。自分のパラダイスは、他人に創って貰うのでは無くて、自分自身が言葉と思いで創り上げるのです。自分の幸せも自分が、言葉で作り出すのです。不用意な言葉で、不用意に不幸を作ってもしょうが無いのです。





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