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「現実が笑うのを待つな。」

今世界で80億人の人間が、地球上で生活しています。

その全員が「笑う門には福来たるですよね。」「そうですよね、わっはっは。」と生きている訳ではない。

顰(しか)め面をしたり、不機嫌そうだったり、苦虫を噛み潰したような顔で、人生の負のスパイラルに耐えているのです。

そう、「幸運の女神が微笑んでくれるのを、ひたすら待ち続けているのです。」

そしてそれは、期待過剰と期待外れの往復便です。

でも期待するだけでは、人生は好転してくれません。

地球は「行動の星」だからです。

とは言え今の自分に「好転を期待する」以外に一体何が出来るのでしょうか?

皆んなが負のスパイラルに陥った自分の人生を何とか立て直したいと足掻(あが)いて焦って、挙句の果てに、電車内で刃物を振り回してみたりもするのです。

何故「現実が笑ってくれるのをひたすら待ち続けるのか?」

行動に踏み切る勇気が無いからです。つまり「自分の中にある恐れ」が原因なのです。

行動して失敗したら格好悪いし。

「ワクワクする事をやって見て!」

「何がワクワクか分かりません。ワクワクが見つけられません。」

辛い事や苦しい事を、或いは嫌な仕事を我慢してやり続けて来たので、急にワクワクしろと言われても当惑する訳です。

だから行動に踏み切る為に、幸運の女神が微笑んでくれるのをひたすら待ち続けているのです。

「現実が笑うのを待つな。」

現実は貴方を写す鏡でしかないのです。先ず貴方が鏡に向かい微笑みかけるしか手は無いのです。

貴方が先ず笑う。これが貴方が取るべき行動だったのです。

「待つ」では無くて、「微笑みかけると言う行動」が第一歩だったのです。

それなのに現実が笑わせてくれたら、誰かが笑わせてくれたら笑えるけど、自分からは笑えないとか言っていたのです。

笑えない自分、だから顰め面、無表情、不機嫌そう、陰鬱そう、泣きそう、もしくは怒ったような顔している。

作り笑顔じゃ無くて本当に笑う。

「反応としての笑いじゃ無くて
」先ず自らが鏡に、或いは現実に微笑みかける。

他人や世間を笑わすのは大変だが、現実と言う鏡に微笑みかけるくらいなら出来るかも…。

待つんじゃ無くて、ついに自らが行動出来たのです。

さあ次は何をする?

自分は、何を真っ先にやるべきなのか?

自分がワクワクしそうな行動を、今の自分に出来そうな行動をいくつかリストアップして、その中のどれかをやってみる。

例えば、散歩する、買い物に行く、コーヒーを飲みに喫茶店に行ってみる。

この中で一番自分がワクワク出来る事を選択して実行に移します。

「今自分が一番ワクワクする事を、一番最初にやれば良いのです。」

そうしたら、シンクロニシティが次のワクワクを順番に展開してくれます。自分としては、それが一番大きなワクワクとして、眼前に立ち現れるのです。

人間は行動をしないで、ただ空想に耽っているだけでも充分に樂しい。

だが、それでは行動の星で行動しないことに成って、真のワクワクに繋がりません。

期待して待つだけの自分、それは消極的な自信のない自分、打ちひしがれた無気力な自分、鬱に近い自分、やりたい事が見つからない自分、ワクワクって何なのかが分からない自分、その自分が先ず第一歩を踏み出すのが、今やってみたい事のリストアップです。

いきなりだいそれた大事業をやれと言うんじゃ無くて、今やりたいごく些細な行動から始めてみる。

これがワクワクの始まりです。ワクワクの扉(とびら)が今開いたのです。

負のスパイラルが、ワクワクと好転の正のスパイラルに逆回転し始めた合図なのです。

つまり普段の有り触れた日常からしれっと変えていく。

これが「期待から行動へ」、或いは「無気力から気力へ」「恐れからワクワクへ」の一連の流れとなります。

さあ貴方も行動の星で、自分のワクワクを行動に移して行きましょう。





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