![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48441500/rectangle_large_type_2_9debe68c5caea916e4ce71c258e343fe.jpg?width=800)
クリのイガイガって何だろう?
隣りのジイさんが、「花が実になるってどういう事?」とバアさんに聞いている。素朴な疑問の中に、いつも真実は隠されている。栗に、イガイガがあるのは何故なのか?イガイガは、皮膚とか皮の変形したものなのか?イガは漢字で「毬」と書く。人生でこんな漢字を書く機会は滅多にない。さて花が蕾(つぼみ)を付けるに当たり、保護してあげないと虫に食べられたり、風に飛ばされたりする。出来立てホヤホヤの花は柔らかく弱々しい。だから花の蕾を、葉っぱでくるんであげる。タンポポの花の根元に花を包んであげる「総苞(そうほう)」がくっついている。ドングリなら実の根元のお椀状の奴で「殻斗(かくと)」と言う。これも元は葉の変形です。
つまり栗のイガイガは、総苞であり、殻斗であり、「葉の変形」なのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?