「諸行無常」とは?
「変化」と言うものを恐れる人がいる。或いは変化を嘆く人がいる。
「行く川の流れは絶えずして、しかも元の水に非ず。」
万物は流転する。それが本質だからです。
人間は栄枯盛衰に感傷的に成り易いから、衰退を見て嘆き悲しむ傾向にある。
「変化は大歓迎」と言える人は少ない。
だが実は「変化はチャンス」なのです。
宇宙も世界も、一見した処昨日と変わらない。自分の顔も何時もの顔に見える。でも昨日より一日分年取ってますから、昨日と同じゃ無いよ。
つまり意識も物体もついつい慣性とか惰性に陥りがちなのです。
だが本当は宇宙も自分もエネルギー体だから、今この瞬間と言う瞬時性が、その本質なのです。
だから一秒前の自分は、実は過去のトラウマとも言え、前世と言えるほど遠い昔で、1ナノ秒前でももはや古臭いのです。
変化を恐れるから、未来に不安を抱きます。だから安定志向に走ります。
「変化こそは、自分が変れるチャンスなのです。」
つまり宇宙も自分も毎瞬毎瞬「今この瞬間に新たに誕生している新しい自分なのです。」
だから過去に縛られない訳です。さっきは出来なかったのに、今のこの瞬間は出来る自分に変化して良いのです。
詰まり自分とは、千変万化するエネルギー体だから、今のこの瞬間に望む自分、成りたい自分を絶えず選び直しながら、望ましい自分へとシフトして行けば良いのです。
望まない自分に我慢して成り続ける必要は無いのです。ゆえに嫌な事は徐々に止めて行きましょう。
以上、変化を嘆くのでは無く憂うでも無く、変化を楽しもうと言うお話でした。
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