🦀順応🦀

変わらないことが必ずしも良いことではないように、変わることは必ずしも悪いことではありません。

『変わらないことが良かった場合』と『変わることが良かった場合』、皆さんの経験上どちらもあると思います。

結論から言うと、
それらは全てただの自然淘汰です。

環境など、様々な要因が変化した時、人々もまた変化と無変化の選択を常に迫られます。そうして運良く正解を選べた人だけが、成功したり損をせずに済んだりします。

そう、正解は蓋を開けないと分からない。

生物界でも同じことがよくあります。

ぱっと見は蟹のタラバガニが実はヤドカリの仲間だというのは有名な話ですが、生物学では、生き残るために一部の生物がカニの姿に近づく現象に「カーシニゼーション(カニ化)」という名前までついているそうです。

生き残るために無変化を選んだカニ。
生き残るために変化を選んだヤドカリ。

でもこれって結局はただの結果論で、変化を選んだにしろ無変化を選んだにしろ、カニの姿を選んだ生き物がたまたま成功して初めてそれが正解の選択だと分かっただけの話なんです。

日本人は特に変わることに対して不安に思う人が多いかと思います。

でも、結局は50%／50%。

蓋を開けて初めて
その選択の間違いor正解が分かります。

「悩んだら進め」という言葉があります。「迷ったらチャレンジした方が上手くいく」という解釈で語られがちな言葉ですが、僕の解釈は違います。

僕ならこう言うでしょう。

『チャレンジしてもしなくても、成功確率は変わらないのだから、どうせならやったことのない方を選べ。』

-----追伸-----
もうひと押しが欲しい人へ。
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モンティ・ホール問題というものがあります。

①3択に1つだけ正解があるとします。
②3つの内あなたが1つを選んだ後に、選んだもの以外のどれか1つが間違いなく不正解だと分かりました。
③残りは2択です。

あなたは、変えますか？変えませんか？=============================
「どっちでも同じ確率じゃない？」
と感覚的におもう人が多いでしょう。
実は「変える方が正解しやすい」そうです。
確率って不思議ですね。

変えようか迷った時、
思い切って変えてみるのはどうでしょうか。