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タカミムスビのサンドイッチ計画(code name:sandwich)【俺の邪馬台国】

いまいちどこれまでの私の想像を、図&物語調でまとめてみますw。


時代背景:1-2CごろA面は下記のとおり。倭地はお互いのすみわけができてる状態(190年代九州内では権力闘争あり)。本州に追い出された出雲が北陸含めじわじわ影響力を拡大していた。これら九州・出雲・近畿3地域はそこそこ物品経済交流あってライバルというわけでもない。上下主従関係は希薄。※出雲勢力が、九州オリジンなのかどうか(神話に見るように九州を追い出されたのか、全然別のところから発生してきたのか)は、実際のところはまだ不明だけどそれは今ここでは重要ではない。

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ちなみに1C2Cあるいは3C頭ごろのB面↓(神におきかえてみる) ※御免”制圧”って書いてるのは”攻撃”の間違い

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そして次第に百済がピンチになってきたA面↓。新羅は任那地域を侵略済み。百済の城も破って百済大ピンチ。百済勢力は、新羅を背後から潤してる出雲ハブをなんとかしないといけない!!と考え出す。。このころの出雲出土としては358本の銅剣。量産ですよ。新羅に出荷してたりする?

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九州勢力としては、任那が重要な交流拠点なので、新羅に侵略されてしまうと割と都合が悪い。そんな折、百済のタカミムスビ的人物が、サンドイッチ計画を持ち掛けてきた:

タカミ百済:ステップ①「俺の娘とお宅の息子を結婚させましょ(娘を嫁がせることで倭地での発言力を強める目的)。」ステップ②「おい九州さんよ、お前んとこの倭地にいる、出雲ってやつ、あれなんとかしれくれんかね。わしら、ピンチなんじゃよ。おまえんとこだって任那使えなくなったら都合わるいはず。出雲は東の方にもどんどん影響範囲広げてるみたいだぜ。挟み撃ちなんてどうかね?おれらはもう親戚なんだから、親戚は助け合うものだろ?」

アマ九州:「ですよねー。。。でも実を言うと、もともと出雲とはその昔協定してて平和的に共存してるんですけどね。。。ブツブツ。しかし百済さんとしては確かに都合悪いですよねーですよねー。。。しかも百済さんの言う通りにすれば、うち(九州)も、交易を独占できて一石二鳥かも。ちょっと頑張ってみますわ。」

ということで九州勢力に欲が出てきたw。しかし内発的な闘争心ではないので、できれば武力闘争は使わずに穏便にすませたいという気持ちもある。出雲にどうやって持ち掛けよっかな~、としばし悩む。

九州勢力のトップ会議での会話:

「タカミさん、大胆なこと言ってきましたね~」

「結局、タカミさんの娘を嫁がせてきたのも、コレ目的だったのだね」

「しかし無下に断ると、百済地との交流ができなくなる、我々としてもそれはどうしても避けたいですよね」

「たしかに。任那も失うことになりますしね。。まずいですね。。」

「では、今回のタカミさんの計画は、うちとしては飲むしかないということですな」

「そうですな。どうやって実現しましょう。もともと出雲とは平和協定結んでますよ。いきなり武力で攻めていくのは、道理にかなわないでしょう。」

「なんとか穏便に対処できないだろうか。10年ほど前の内紛で相当人が死んだ。せっかく九州の内紛に決着ついたところなのに、もう戦争はしばらくは御免したいものだ」

「まず1つには、これ以上の出雲拡大を抑えないと行けない。その次に、出雲に新羅との交易を控えるように交渉しないといけない」。

「武力行使を最小限に抑えつつどうやって交渉しましょう?」

「1つには、対策A九州勢が近畿を先におさえることで、出雲の拡大を防ぐ(地理的アプローチ)。もう1つには、対策B出雲陣にそれ相応のメリットを提示して交渉する(対話的アプローチ)」。

「それ相応のメリットって何なんですか?」

「うーん、そうだな~。。。。私には一策がありますが。。。。一度、出雲と対話の場を設けて話し合ってみましょう」

~相談しましょ、そうしましょ~

ということで、出雲と九州の首脳会談(対策B):

大国主「えっ。。。そうですか。。。(日本書紀よりコピペ→)もし私が抵抗したら、私の影響化の本州諸氏もきっと同じように戦うでしよう。今、私が身を引けば、誰もあえて戦わないでしょうけど。。。どうしよっかな。大戦争になるのもな。。。わしはもう歳なので、息子にきいてみてくれる?」

三代目:「えーまじっすかー。なんか戦争とかめんどくさいっす。俺死にたくないっす。楽しいことできてたらいいっす。権力とかいらないっす。」

世にいう三代目がポンコツという決まりごとは、この説話から来ております(嘘w日本書紀風に書いてみたw)。

九州陣営:「こちらの条件を申しましょう。あなたが行なわれる現世の政治(新羅との交易・本州統率役割)は、基本的に九州陣営に譲っていただく。その代りに出雲の方々は対外的には神事統率に永久の第一権利を持つこととしましょう。そのための超豪邸の宮居を建造させていただきます。供田も作りましょう。また、海上交易にあたっては、ハイテクな橋、超ハイスピード船も提供します。さらに、天上の安河にかけ外しのできる橋を造りましょう。また、豪華楯も贈呈します。また、九州から人質として天穂日命を差し上げます。いかがですか?」※すみませんここまだ現実世界に読み替えできてない。

大国主:「ふっ、私どもの成金性をそこまでお読みになるとは、さすが九州さんですな。そんなに好条件をいただけるのでれば、まあ善処いたしましょう。取り急ぎ、新羅との物資交流は控えればいいのですね?」

~帰九~

「いやはや、うまくいったようですね、出費は大きいですが、戦争にならなくてよかった」

「うまく説得できたので、次のステップとしては、近畿に我が九州陣を送り込んで防波堤を作りましょう。いまのところ吉備のあたりまでは出雲勢力に組み込まれており、近畿がグレーゾーンです。奈良のあたりに陣営を張りましょう。それに、こういってはなんですが、百済は我々に干渉しすぎる。それに朝鮮半島の政策をみているとかなり好戦的だ。この矛先がいつ我々に向いてくるかもしれず、恐ろしいではないですか。我々はこのあいだの内紛で大きな痛手を負いました。もうしばらく戦争は御免です。これを機会に近畿に陣営ごと引っ越すことで、百済の思惑を満たしながらも百済とは物理的距離も置けて、一石二鳥でしょう」。

ちゃんちゃん。ここから日本書紀でいう神武東征になっていきます。長髄彦を倒すお話しね。そこで、私がおさえたいのが、出雲と朝鮮半島の交流史。いつまで密に交流していて、いつから疎遠になっていったか。そこを調べたいと思います。元気があれば今日中にアップします。久々に書き切ったw。

しかしですね、そうなるとですね、九州勢力は東遷したのではなく、東と西でサンドイッチしたのかもしれない!!!そうすれば、いきなり3C前半に奈良で箸墓が登場するのも辻褄が合う。在来氏族の長髄彦を征伐したのも辻褄が合うではないですか!!

つまりもう一回書かせていただきますと、もともと百済都合での引っ越しだったので、出雲を抑え込むため、拡大しないようにする防波堤としての近畿引っ越しだったのね。そんで九州と近畿から、出雲をサンドイッチして地理的に抑え込んだのです。それがまず第一段階。それで百済さんやべーよな、と百済のファナティックな闘争本能を恐れるようになり、百済さんとも地理的に距離をおきつつ、内政・国内軍事力の方を充実していった方が得策じゃね?となりまして、中枢機関ごと近畿に引っ越していった。どう?!。あう。あうかもしれない!!!

古代史を見るうえで、すべて朝鮮半島目線というのは付きまとうんだと思う。すべて。
九州vs新羅のけんは来週組み込んでみます。ウィキでどこまでつながるかw





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