死亡する神”天稚彦”のもがり(殯)エピソードと吉備ってつながる?そしてパイワン族と秦王国と吉備。諸々つなげる試み【俺の邪馬台国】

余談:月曜からめっちゃ暇。。みんななにしてるんだろう。。。心配になってくる。だいじょぶなのか。。。中南米のほうで同じ場所で感染した元サッカー選手2名40歳代がどちらも死んじゃったみたいですね。。なんか怖いね。変異種なのかな。そういえば鼻毛って皆さんカットしてるんでしょうか。私鼻毛が鼻から出たことが人生で一度もない。鼻毛カットしたことが一度もない。一回飛び出してみてほしい。私の鼻毛にはあまり勢いがないのはなぜなんだろう。あと、毛つながりで私冬になると毎年冬眠したくなると以前書きましたが、血行が悪くなるらしく毎年1月ごろになると脱毛がすごいのですね。脱毛っていうか円形脱毛が1つできるの。毎年。今年もそろそろかなと思ったら、2週間前からごっそり抜け出して、やっぱりできたw。これなんとかしたいw。特に思い悩んでたりしないんですが、血行のせいなんだと思うわ。毎日走ってるのに不思議だよねー。冬になると毎年できる人がいたら改善方法知ってたらぜひ教えてください。冬眠できればすべて解決するのにw。

さて今日は一つの仮説を想像してみたいと思います。

<もがりエピソード>

タカミムスヒは高祖神というやつですが、ニニギ君を降臨させる直前に、悪い奴らが葦原中国にいるのでニニギ君が降臨する前に成敗しちゃいなさいと言って、何人か使者を高天原から派遣したそうな。しかし使者は都度都度、当時葦原中国を統治していた大国主に取り込まれてしまって、帰ってこないというエピソードがあります。

で、何人か目の使者である天稚彦(アマワカヒコ)も例にもれず葦原中国で結婚定住してしまうのですね。で、新嘗祭(豊穣を願って穀物を食べる儀式)が終わって疲れて寝ていたところに返り矢が刺さって”過失”致死的に殺害されてしまった。それで、タカミムスヒは彼の遺体を天に上げてモガリという葬送儀礼をするのです。そしてそこに参列したのが、スッキー(長いので省略してスッキーと呼ばせていただきます)。彼は葦原中国で天稚彦と仲良しだったお友達。2人がとても似ていたから、ある天神が彼を天稚彦と見間違えて、生きてるじゃん!といって縋り付いて懐かしんでしまい、スッキーはそれに激怒して葬送舞台をなぎ倒した。なぎ倒した葬送設備が吹っ飛んで美濃の山になったっていう不思議な不思議なエピソードがあります。

いちいち不思議。ここから全然進んでないのよw。不思議すぎてw。いったいこのエピソードって何?!いる?!w。なんで美濃?と思いましてねw。神って死亡するっけ?w。イザナミは死亡したけどモガリしたっけ?ていうか死亡したのに根の国にいかないのか?というかニニギ君をストレートにおろしたらダメだったの?というところからの想像になります。

仮説

前置き条件

 ★根の国=島根県出雲~須佐あたり

 ★葦原中国=根の国島根あたりと、九州北部の間あたりのどこか。※このエピソードのころになると結構な広範囲だったと思う。原始中国からは範囲が拡大してる感じがする。なのでこのエピソードでいう中国の範囲はばちっと出雲の間じゃなかったかも。

 ★高天原=九州北部

とする。

そして遺跡発掘状況をみると、2Cの短期間、吉備の特殊器台という土製品があるのですが、それの発掘状況からは吉備と出雲は何かしらの密接な協力関係にあったことが推定されています。吉備で作った土製品が出雲の古墳でたくさん見つかっているのですね。また方墳という共通点もあり、しかしその関係は短期間で終了した模様ということが分かっています。

で、この時期のもう一つの吉備・出雲の古墳の共通点としては、飲食儀礼。古墳の上に、飲食用の土器をたっくさん並べて、にぎにぎしく葬式イベントをしたようなんです。これが特徴的な共通点となっております。

もがりとは(ウィキより)

死者を埋葬するまでの長い期間、遺体を納棺して仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、死者の最終的な「死」を確認すること。その柩を安置する場所をも指すことがある。殯の期間に遺体を安置した建物を「殯宮」(「もがりのみや」、『万葉集』では「あらきのみや」)という。

モガリの宮とはこんな感じだったと思われる↓神輿になってますね。

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なんか天稚彦の葬式エピソードと吉備の盛大な飲食儀礼って予感としてつながりそうでしょ。彼といえば、食べる、そして葬式。食べる&葬式といえば、吉備の飲食葬送。そして本格ニニギ降臨統治がはじまる前夜の短期間の天神派遣。そして出雲大国主に短期間取り込まれる。吉備とつながりそう。。。なのでいまから想像でつなげてみるよ。

でね、ちょっと一回話がそれますが、もう一つの発見としてこれ以前も少し書いたけれど、吉備と中国(台湾)の共通点もあるようなのです。これ、吉備にある原始墳丘墓です。

たてつき遺跡  ※2世紀後半-3世紀前半

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この遺跡には、謎に満ちた模様の入った特徴的遺物が出土しています。

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な、なぞすぎる。模様だけ図式化したのが下記

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謎でしょう。惑わすでしょうw。迷宮に入るのでこれは一回深く考えないのだけど、吉備の紹介ビデオを見ると、台湾の先住民族で、吉備と同じ模様が発見されてるそうでして、パイワン族という民族らしく。下記が同じマーク。

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パイワン族ではこの模様は、王位継承に重要な役割を果たす模様として扱ってるらしいです。いまはもうすたれてるらしいです。そしてパイワン族は階級制度を重視する民族で、あまり情報がないのですが、ウィキによると蛇を高貴さの象徴としてる民族で、その蛇が下記”ヒャッポダ”

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ぎゃー。

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ぎょー。

でもみてくれ、三角入ってるぞw。パイワン族の上記襷の三角部分って、蛇の模様の模写なのかな。

で、これも一回置いといて、そういえば、だいぶ後世の書物隋書に下記のような説明がある:※中国人返礼師が奈良に訪問したときの道程説明なので奈良への道程説明文となる。時期としては6C(500年代)。吉備墳丘墓からすると300年ほども離れているけれども。まあそれは一回おいとこw。で、

度百濟 行至竹嶋 南望聃羅國 經都斯麻國 迥在大海中 又東至一支國 又至竹斯國 又東至秦王國 其人同於華夏 以爲夷州疑不能明也

和訳(岩波文庫より抜粋):また東に行って秦王国に至る。その住民は華夏に同じく、夷州とするが、疑わしく明らかにすることはできない。

華夏=中国のことを美化して表現する歴史民俗用語。漢民族の祖先であった農業部族のことも指しておる。

※夷州=いまの台湾

台湾のパイワン族、そして隋書の秦王国、そして吉備。つながる。つながるじゃん!ほんとに台湾から移住してきた人々が吉備にいたとしたら、めっちゃワクワクしませんか。この模様、古代日本っぽくないよね。で、じゃあその吉備が、なぜ出雲とつながったか。。。。うーーーーーん、、、、、詰まったかも。。。いつ来たんだろうね。少なくとも2Cにはいた。で、卑弥呼が死んだのは240年前後。うーん。

 可能性① 入植者同士。 でもそうするとイザナギからはみ出た勢力としての出雲勢力というわしの仮説が壊れる。宇佐はどうなる。

 可能性② 九州勢力に緩やかに対抗する勢力としての連合体。利権は鉄?交易地は、どちらも朝鮮半島。楽浪郡の衰退とともに出雲の権力も衰える。

パイワン族の古代の葬送儀礼が知りたいのだけどネットに落ちてない。。。

で話を戻して天稚彦の葬送儀礼。

この神と瓜二つだったのは、味耜高彦根神という人。人じゃない国津神(四角系統)。でもたぶん人。ぐぐってみると・・・

★農業神(神名の「スキ(シキ)」は鋤のことで、鋤を神格化した農耕神)、蛇神、雷神

コメント:食物系やな。そして蛇やな。あとどっかで見かけたのだけど田んぼと雷って密接な関係があるらしいのね。雷が田んぼに落ちると、なぜか豊作になる法則があるらしい。どっかで確かにみた。なので雷も食物関連なのだと思う。あった↓


★なおアメノワカヒコとそっくりであったとの記述から、元々アメノワカヒコと同一の神で、穀物が秋に枯れて春に再生する、または太陽が冬に力が弱まり春に復活する様子を表したものであるとする説もある

コメント:うーん拡大解釈な気もする。天稚彦が天神(●)。スッキーは国神そして大国主の子(■)。天神が死んでその代行としての国神に置き換わる。なにを意味するんだろう。。

★おとっつぁんが大国主って書いてるんですが。え、うん?W

★高鴨神社 @奈良

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★『出雲国風土記』によれば、幼い時、その泣き叫ぶ声が非常に大きかったので、静かになるまで船に乗せて八十島(日本)を巡ったり、高屋を作って梯子をかけそれを上り下りさせたりした。

★美濃の山 ※美濃国の藍見川の川上にある喪山という記載@日本初期

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コメント:えらい遠いな~。

ここから推測すると、神代上と下があって、神代上の前半に出てくる葦原中津国と、後半以降~下(大国主)に出てくる葦原中国は、範囲がだいぶ違ってたことになる。つまり前半は、九州北部と出雲の間の中間としての中津国。そして大国主以降から天稚彦のあたりではすでに美濃のあたりも中国。なんだかまるで大和と出雲間の中間的な表現になってきている。。ちょっとまてよ私のオリジナルセオリーがどんどん崩れてきてるんですがw。広い。広すぎる。うーーーーん。。。

わけ、わかんなく、なってきた。。ちからつきたので今日はこの辺でしーゆーあげん。





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