ハイレゾ機器の "その....実は.."

今年も引き続きハイレゾ商法にまつわる、怪しいもろもろ話をする。


ハイレゾ対応機器って、40kHz以上の再生周波数特性があるって理解ですよね。

でも実はこれも相当怪しいという、禁断の実話です。

一部のハイレゾ対応機器では、仕様書に周波数特性が記載されていません。高周波再生とさんざんアピールしているのに、いざ仕様書となると急におとなしくなるメーカーさん。

なぜ堂々と40kHzオーバーの再生周波数を書かないのか!


オーディオ機器には各種のOUTPUT端子が有ります。

スピーカー出力、LINE OUT、光OUT、同軸OUT、HDMI、サブウーハー出力、そしてヘッドホン出力などなどです。機器の種類によって様々な組み合わせが有ります。

機器に備わっている全ての音声出力がハイレゾ対応しなければならない、とか、している、とか、していないという明示は、かつてどこでも見たことがありません。

あたかも仕様書に周波数特性を書かないことで、そこには触れないというダークサイドのフォースを感じてしまいます。


そうなんです!
言ってしまえば、一つの出力でもハイレゾ対応なら、その機器は「ハイレゾ対応」と言えてしまうダークサイドな現状があるんです!しかもその一つがどの出力なのかさえも、ユーザーには知らされないという。。。

あなたのアンプのヘッドホン出力は、ぜんぜんハイレゾではない可能性、有ります。


なぜその様なことになってしまうのか!

それは、「ハイレゾ」はハード・ソフトのオーディオ業界の活性化が第一の目的だからです。売れれば良い、儲けたい、です。


ユーザーは自分でしっかりと理解して判断しないと、食い物にされてしまいますねーぇ。。。