自ら非本物を売り込むメーカー


ハイレゾとは何かという明確な実態が無いことから、諸説プンプンな音楽業界。


学者さんも巻き込んで、ハイレゾは検知出来る・出来ないの議論が続出しています。



私は以前からハイレゾの効果は、可聴帯域内(20kHz以下)のデジタル化された音情報の密度が上がることに、実メリットがあると言ってきた。

そのために再生機器での20kHz以上の高周波再生よりも、可聴帯域の再現性を上げることが一番重要と思っている。そうした時には確実に"ハイレゾ"の効果は誰でも実感できる。




しかし、楽曲製作者・プロダクション会社・レーベル会社・ハードウェアー会社・販売サイドの諸々の意志が絡み合い、世の中は言ってみればカオスです。




ハイレゾ音源を正しく再生する機器を造るべきハードウェアー会社でも、本筋を外した諸々のコバンザメ商法が行われています。





●DSEE HX

MP3もハイレゾ相当




●LDAC

ブルートゥースで ハイレゾ相当の高音質


ワイアレスでもハイレゾ級





上の3つとも常に的外れなメーカーとして気にしているソニーの物です。



良く考えれば分かりますが、ハードメーカーさん自身が、音楽データのビットレートが上がればハイレゾ相当になると言っています。

ハードの性能は二の次で、ハイレゾはフォーマット次第だと言っていると等しいと思います。




ハードメーカー自身が「ハイレゾ相当」「ハイレゾ級」という極めてグレーな表現を使う事で、ますますカスタマーを混乱させていることに気付くのでしょうか?


多分、本人が混乱しているので無理でしょうねぇ。。。