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首相官邸前での森川文人弁護士の発言

森川さんのFacebookから了解いただいて転載します。https://www.facebook.com/notes/森川-文人/%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%92%EF%BC%90年%EF%BC%95月%EF%BC%91日メーデー発言要旨/2934678813276611/

2020年5月1日メーデー発言要旨

 皆が急速に政治化しています。無関心だった人々の意識も急激に変わってきました。

何故なら、今、このコロナ危機という状況下においては、政治的判断が生き死にに直結しているからです。

オリンピックに固執した政府は、対応に遅れました。そもそも「桜を見る会」「森友問題」「検事長定年延長」などのデタラメを繰り返した政府が、緊急事態だからといって頼りになる政府になるわけがありません。

コロナによって、この資本主義末期の新自由主義の矛盾が一気にあらわになりました。

そして、誰が、私たちの社会を支えているかも、です。

右の富を左に移すだけのデスクワーク、いわゆるブルシットジョブ=どうでもいい仕事ではなく、飲食業、運送業、清掃業、医療介護などの仕事・・・テレワークなんかあり得ません。

皆の不安が不満に変わり、不満が怒りに変わりつつあります。コロナで死ぬか、経済で死ぬか。補償もしないで家に閉じこもっていること何てできない! 何をするにもカネがかかる。カネがすべての世界、この世界の価値観・生きる意味を改めて私たちに突きつけています。

生きるための経済であって、経済のために生きるのではない。

では、何をなすべきか、どうやって自分たちで世界を回すか、1917年のボルシェビキのように主体的に提示しなければならない。

100年前、1920年で日本の最初のメーデーが行われた時も、スペイン風邪が猛威を振るっていました。その中で立ち上がったのです。

苦しいこと、困っていること、つらいことを分かち合いましょう。その上で、古いやり方ではなくて、新旧交わりあって、私たちのための世界を作り上げる時です。

これまでの当たり前を乗り越えていきましょう。

緊急事態宣言とは、追い詰められた政府の敗北宣言です。私たちは、私たちのやり方でやりましょう。要請に応じて自粛するのではなく、自分たちの判断と力で社会を守り、さらに進める歴史的な時代です。頑張りましょう!

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