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【継続発展する事業と「風呂桶の理論」】


貧困な農家の家庭から出発して、
色々挫折を経験。

しながら酒屋、工場経営を経て
最終的に、
ホテルニューオオタニの
創業者となった人には

普遍的な「ある成功理念」があります。

ホテルニューオオタニの
創業者である大谷 米太郎氏は
貧農の家庭に長男として生まれました。

最初大谷氏は、
31歳になるまで一家を養うために
農家の小作として
使用人の生活を送っていました。

その後、様々な挫折を経験しながら、
社会情勢からの要請に応えて
最終的にホテルニューオオタニの創業者となりまた。

その中で大谷氏が、
その成功の秘訣を
語っています。

そう、

「風呂桶の理論」です。

昔は「五右衛門風呂」と言って。

丸い風呂釜の底に
薪をくべて湯を沸かし、
風呂に入っていました。

なので、
熱いお湯とぬるい水が
風呂桶の中に
混在する風呂です。

自分のところに
暖かいお湯を
かき集めようとすると

お湯は脇から
風呂桶の向こう側に逃げて行き
なかなか温まらない。

逆に風呂桶の向こう側に
自分の手前のお湯を押しやると

今度は風呂桶の丸いヘリを伝って
自分のところに
暖かいお湯が戻って来る。

事業もこれと同じだと言うのです。

この「風呂桶の理論」を
事業理念として
ホテルニューオオタニの
創業者にまでなりました。

そして亡くなった今もなお
大谷氏が創設した
事業や学校は残り、

また多くの人から讃えられ、
その名が語り継がれています。

【編集後記】

大谷氏の出身は
近江地方と同様に
仏道の盛んな土地柄でした。

本当の仏道は
原因と結果の法則を根幹として
論理的です。

アインシュタインも仏法を
科学の足りないところを補い
科学と両立する唯一の宗教
と言い遺しています。

そう、

仏法の根幹は因縁果の理念。

例えば、

自分の価値提供の行為「因」は

社会やお客さまを「縁」として

自分に富や幸せ「果」が戻って来る。

このことを知ってか
人生や事業の理念として
実行していたようです。

永続する事業
ひいては永続する幸せ
安心感・満足感のため

共に実践したいと思います。


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