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彼について思う事

※下手な文章注意

普段からぼんやり思っている事をここで公開させてほしい。
そして、人によっては『仮面ライダー龍騎』のネタバレになるので気を付けてほしい。



『仮面ライダー龍騎』に出てくる「須藤雅史」と言う男のこと。彼は刑事という立場でありながら、裏では「褒められないような仕事」や殺人を行なっていて、他にも自分と契約したミラーモンスターに罪のない人間を捕食させたり、人質を取ったり、さらには生身のライダー変身者に重傷を負わせようとした。(5話と6話)

第6話で仮面ライダーナイトと戦闘した際、カードデッキが砕けて契約破棄の状態になってしまい、自分の元・契約モンスターに捕食されてしまうという「因果応報」で「自業自得」な最期を迎えてしまう。

さて、須藤雅史という人物の「裏」を雑に説明した所だが彼の「表」も説明しておこうと思う。
彼は小竹署に勤務する刑事で常に敬語を使い、所作も丁寧で人当たりも良くパッと見めちゃくちゃ真面目で良い人である。
表裏関係なく彼の「素」だと思うが、意外と雑な部分が見られる。
 ・「TIN'S COLLECTION」=アンティークショップ に情報を聞き出した時の
  メモを置きっぱなしにする
 ・優衣を人質に取った時、後部座席のドアにコートが挟まった事に気づかない)

かなり遅くなったが、彼のバックグラウンドについて語ろうと思う。
(ここからは文面がめちゃくちゃになるので注意)

「知ってらぁ!!」て人は「NAKED SEVEN」をもう一度開いて想いを馳せてほしい…。

彼は警察官なわけだから公務員試験→警察学校→卒業配置(交番勤務)→刑事へ…
という感じのルートを通ったはずであり、28歳から逆算すると恐らく大学は出ているかと思われる(とても適当)。

警察官になるためには公務員試験(筆記)の勉強であったり、体力検査もあるので身体も鍛えないといけない。それを乗り越え、警察学校も卒業し、刑事という役職についた彼がなぜ悪事に手を染めてしまったのか。

その答えは、「NAKED SEVEN」での木村剛氏へのインタビューにあった。

書籍に載っていることなので軽く伝えることしかできないが、
「思っていたのと違う」という理想と現実のギャップによるものが答えである。
諦観により道を踏み外し、リミッターが外れていつしか「悪い事」をしているという実感がなくなり、非道徳な行動を自分の目的のためなら平気でする人物になってしまった。
警察内部のいわゆる「汚い力」に立ち向かう勇気も力もなかった、という感じなのかもしれない。
逆らえば何をされるか分からない。下手すれば圧力で「警察官」という仕事を辞めさせられるかもしれない。黙認しよう。目を瞑ろう。とかかなり悩んでいた可能性もある。

心が痛い。


他にもインタビューの内容について語りたい事はたくさんあるが、話が広がりすぎてしまうので今回は無しで。

【雑感】

 自分の意志を最後まで貫いてたり、1対1の戦いでは負けない自信がある所を見ると、良くも悪くも「あぁ、警察官として『芯』は間違ってないんだなぁ」と思ってしまう。
 TVSPでの須藤雅史を見ると、「もしかしたら彼はifルート、つまり裏で悪事に手を染めなかった方の須藤雅史かもしれない」と思う事がある。まぁ一瞬で強大な力を手に入れちゃったから結局堕ちてしまうのだけれど。
レシート取りに戻るシーン、個人的にとても好き。人としてちゃんとしている感がある。


 カードデッキがない世界だったら、完全犯罪が成り立って更にエスカレートしていたかもしれないと思うと正直複雑。悲しい未来にならないような世界に生きてくれることを願う。

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