原始時代へようこそ〜ベーシック環境考察〜
こんにちは。RIKUと申します。
皆さん、先3ルピアしてますか?
デュエプレもリリースから1年以上が経ち、2月には遂に8弾環境に突入しました。
新弾環境の始まりに合わせて自分も環境考察の記事を書こうと思います。
…ベーシック環境戦の。
ベーシック環境戦とは、その名の通りベーシックデッキに入っているカードのみでデッキを組んで行うルールです。
1弾のパックに入っているカードすら使えません。
スパーク、サーファー、ハンドの3種の神器が使えないのはもちろん、最強のSTがウィップスコーピオンという魔境です(仲間内ではワンパンサーファーになぞらえてワンパンスコーピオンと言っています)。
謎に中毒性があるこのルールが仲間内で流行ったため、そのまとめとして記事を書かせていただきます。
※考察とは謳っていますが、実際のところはここ最近デュエプレ仲間とベーシック環境戦で遊んだ感想のようなものです。
個人大会でもベーシック環境戦は行われているようですが、そのような大会で参考になるかは分かりませんのでご了承ください。
1.ベーシック環境の特徴
◯除去カードの少なさ
確定除去の呪文がファントムバイツ、デススモーク、幻竜砲、トルネードフレーム、マドウスクラム、スパイラルスライダーの6種しかありません。
パワー6000以上のクリーチャーを墓地送りにするにはデススモークしかないのですが、そのようなクリーチャーは基本的に進化クリーチャーであり、召喚酔いせずに殴ってくる(タップされている)ためデススモークで除去できる場面が少ないです。
◯パワー3000が一つの目安
盤面の取り合いになることが多い環境ですが、パワー3000を超えると一気に強くなる印象があります。
ファントムバイツと幻竜砲で除去できないだけでなく、3コス以下のクリーチャーは基本パワー2000以下、パワー3000のクリーチャーはサリエスとレゾパコスとジョーしかいません。
このような環境でのワンパンスコーピオンが如何に恐怖であるかは、実際に味わった者にしか分かりません。
◯トリガー獣が強い
ウィップスコーピオン以外にも、返しの打点となるトリガー獣がとても強いです。
7弾環境でもたまに見かけたコロンはもちろん、バニラながらパワー3000の琥珀草とグレゴリアワーム、ブロッカーかつ殴れるハンタークラスターなど、トリガー獣であるというだけで4枚採用されることも珍しくありません。
さて、これらを踏まえて個人的環境Tierランキングを考えてみました。
2.個人的環境Tierランキング
◯Tier1
・赤青ヴァルディオス
文句なしのTier1だと思います。殴り合いになるこの環境において、先行4ターン目に出てくるパワー6000のWブレイカーは脅威でしかありません。
更に、自軍の他のヒューマノイドのパワーを+1000する能力を持っており、相手のブロッカーを超えていけるようになります。
対策必須のカードであるクックポロンや、巨大クリーチャーを返せるスパイラルスライダー、リソース確保要員のアクアハルカスも採用されており隙がありません。
◯Tier2
・ラッカヴァルディオス
トリガー獣の琥珀草とコロンを採用し、赤青よりカウンター性能を上げたデッキです。
白を入れることによりパワー3000かつリソース確保も出来る強カード、マグリスも採用できるようになりました。
ただし、3色になりヒューマノイドが減ったことでやや事故が起こりやすくなっています。
・ネクラパラサイトワーム
切り札であるジェノサイドワームは、ベーシック環境最大のパワー11000であり、除去手段が少なく場持ちのいいクリーチャーです。
ベルベットフローはベーシック環境唯一のスレイヤーで、ヴァルディオスに対する回答に。
トリガーも20枚以上採用されており、速攻にはトリガー獣でカウンター、コントロールにはジェノサイドワームで押し切るといった戦いが出来ます。
・青黒t緑パラサイトワーム
スパイラルスライダーとハルカスという強カードを採用したパラサイトワームです。
ネクラよりもよりリソース確保に重きを置きつつ、トリガーの枚数も十分取ることで安定感のある戦いが出来ます。
◯Tier3
・青緑ビート
クリスタルジャベリンとガイアマンティスの両刀で攻めるデッキです。
ジャベリンは7コストであることからスパイラルスライダーを避けることが出来る優秀なフィニッシャーといえます。
またガイアマンティスはラディアパーレ以外のブロッカーを貫通でき、コントロールにとっては厄介な相手となります。
・ドロマーガーディアン
パワー9500Wブレイカーのブロッカーというパワーカードであるラディアパーレを主軸に据えたデッキです。ハルカスとマグリスを両方採用するなど、リソースの確保に重きを置き、安定感のある戦いを目指します。
ですが、ヴァルディオスのスピードに間に合わなかったり、パラサイトワームに押し切られたりと少し厳しい印象も受けました。
・トリガーヴァルディオス
ヴァルディオスを軸に据えつつ、トリガー獣を合わせて殴り切るデッキです。
スパイラルスライダー以外は全て4コス以下のクリーチャーで、腐るカードが無いのも良い点です。
一方でどうしても事故が起こりやすく、トリガー運に左右されやすいという欠点もあります。
3.最後に
ベーシック環境戦の魅力は、全員が同じカードプールで勝負出来るという点です。
カード資産は同じで、カードの組み合わせや相手のデッキの読み合いなどで戦績は左右されます。
また全員同じカードを持っているため、みんなでデッキを持ち寄り、くじ引きで使うデッキを決めるという遊び方もあります。
初心者も上級者も同じように遊べる、限定構築戦の極みとも言えるベーシック環境戦。皆さんもデュエプレ仲間と一度試してみては?
P.S.
デッキリストや環境考察等において意見を下さった皆様、ありがとうございました。
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