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55日目 フィッシャー

恥ずかしながら知らなかった。色々あって出会いました。北米にいるイタチです。

パッと見、ヤブイヌと間違えてしまった。

ネイティブ・アメリカンが、『大きなテン』とよんでいたように、アメリカ大陸に生息しているアメリカテンなどと比べると、非常に大きく、オスは90〜120㌢、3.5〜6.0㌔にもなります。

足が大きく、雪の上でも歩きやすい他、足首が柔らかく、木を垂直に頭から降りることができる数少ない哺乳類だそうです。(そんな特徴でくくったりするんだなぁ。)

雑食性で、昆虫や木の実やベリー類、きのこ類などを食べますが、優秀なハンターとしての一面もあります。カンジキウサギをはじめとして、ヤマアラシを捕食する数少ない動物であり、時にはオオヤマネコを襲うという記録もあります。フィッシャーという名前ですが、魚はほとんど食べることはないそうです。

捕食されることは多くないようですが、ピューマやクマ類、ハクトウワシなどから襲われることもあるそうです。

フィッシャーさんは、
イタチ組(イタチ科)、

お友達は、
クズリさん(クズリ属)
テンさん(テン属)
ゾリラさん(ゾリラ属)
ラッコさん(ラッコ属)
カワウソさん(カワウソ属)
オオカワウソさん(オオカワウソ属)
アナグマさん(アナグマ属)
イタチさん(イタチ属)
ミンクさん(ミンク属)
アメリカアナグマさん(アメリカアナグマ属)
などです。

親戚(フィッシャー属)は、今はいません。

毛皮目的で一時期乱獲され、北米の州では絶滅したところもありましたが、毛皮の価値が落ちるとともに、保護策によって数が回復しました。

まだまだ知らない動物がいっぱいです!