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10日目 アフリカハイギョ

またしても寝落ち。
泥のように寝てしまった。おつかれ自分。

泥のように寝るといえば、アフリカハイギョ。
魚でありながら、肺があり、とっても昔から生きている生きた化石、そして何より、夏眠、乾眠と呼ばれる水がなくなった場合に繭を作って、何ヶ月も耐え、雨季になると、繭から出てくるという。

しかも、最近の研究でその繭は昆虫などのものとは異なり『生きた繭』だそうで、血管も含まれていたそうな。奇妙なやつです…。

アフリカで日干しレンガで作った家で、雨の日に家の壁からヌルっとハイギョが出てきたことがあるそうだ。日干しレンガをハイギョが住んでいた泥を使って作ったということらしい。

分類上は肉鰭類(にくきるい)に分類され、現在生きているものではシーラカンスとハイギョのみがいる。絶滅したものでは進化の話で必ずといっていいほど話に上がる初めて陸に上がった魚と言われるユーステノプテロンがこの類に含まれるそうです。

魚に肺があるというと今となっては変なやつですが、多くの魚が有している浮袋は肺から進化した機構なのだそうです。へえ、やっぱり面白いぞ、いきもの。