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54日目 カササギ

なんとなく名前は聞いたことがあるような…鳥。

黒と白のコントラストが素晴らしい。

村上春樹のねじまき鳥クロニクルでも泥棒かささぎ編がありましたね。いろいろな文化的なところにも登場します。

何度か、野生のものを見たことがあるのですが、カラスくらいのサイズだし、黒白の体に、時折光る青い光沢の羽根がすばらしい!

さぞ珍しい鳥と思い込んでいたんですが、ヨーロッパ全域からロシアモンゴル〜日本に分布と、全世界的に一般的な鳥のようです。

最近も見ました!

公園の草刈り跡にオヤツ食べに来たところ(2024.5)

カラスくらいのサイズながら屋根付きの球状の巣を作るのも結構好きポイント。そういう巣は小さい鳥のイメージだった。

カササギさんは、
カラス組(カラス科)。

お友達は、
カケスさん(カケス属)
オナガさん(オナガ属)
サンジャクさん(サンジャク属)
ヘキサンさん(ヘキサン属)
ベニハシガラスさん(ベニハシガラス属)
サバクガラスさん(サバクガラス属)
などなど

親戚(カササギ属)は、
キバシカササギ、アメリカカササギです。

カササギは、七夕のときに織姫と彦星を渡す橋になると言う伝説もあり、ずっと人の文化に根付いています。

生息状況も懸念状態ではないものの、日本では、カササギ生息地が、複数の県や地域で天然記念物に指定されています。これを見ても、日本人にはとても馴染みのある鳥と言えると思います。

昔、とある先輩にカササギがおるときには、カラスはおらん、と聞きましたが本当でしょうかね。

カチガラス(カササギの地方名)は、カラスに『勝ち』ってことかしら。

おあとがよろしいようで。