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39日目 グレビーシマウマ

シマウマって、身近な動物園はみんなグレービーだった記憶があります。他にはハートマンヤマシマウマを上野で、他の動物園でグラントシマウマを見た気がする。

と書いたところで、正確にはグレビー(grevy)なのか、失敬。グレビーシマウマはシマウマの仲間の中で最大です。最大体高は300㌢にもなります。他のシマウマに比べて縞が細いのが特徴です。

シマウマさんは、
うま組(ウマ科)
お友達は、(すべてウマ属に含まれるので、亜属で表記します。)
うまさん(ウマ亜属)
ろばさん(ロバ亜属)です。

親戚(シマウマ亜属)は、サバンナシマウマ、ヤマシマウマです。前述のグラントシマウマはサバンナシマウマの亜種、ハートマンヤマシマウマはヤマシマウマの亜種です。
余談ですが絶滅動物として有名なクアッガも、サバンナシマウマの亜種だそうです。

ウマも現生の種の多様性は低く、シマウマと他の種との交雑をすることができます。そうして生まれた雑種をゼブロイドと言うそうです。

サイと同様、化石種も含めるとかなりの種がいたようです。ただ化石種は時代順に並べると同時に多様な馬が生息していたというわけではなさそうです、今気づきました。

北米が馬発祥の地らしいですが、今はいません。ムスタングという野生化した馬はいるようです。今やシマウマ以外の野生の馬と言って想像が難しい(ノウマの仲間が一部います。)、家畜化した動物が人間の側にだけいるという状況はなんというか、うーんと思わざるにはいられません。(フタコブラクダも似たような状態ですかね。)