7月定例会「なぜ?から始める思考」

「なぜから始める思考はあなたを強く聡明にする」

7月20日(水)にオンラインサロン「なぜ?から始める思考」というテーマで定例会を行いました。


今回の定例会はこの問いから始まりました。

あなたは普段、言葉が軽いと言われますか?
それとも深いと言われますか?

ここで言葉が軽いと言われる人は思考が停止していると言えます。
逆に深いと言われる人は思考が正常に機能しており、「なぜ?」と考えることができていると言えます。

ではどのような人が言葉が深いと言われるのでしょうか?
例えば、最近のどの調子が悪いことについて

言葉が軽く・考えない人は、「昨日しゃべりすぎた」で終わってしまいますが
言葉が深く・考える人は、なぜしゃべりすぎたのか→仕事でストレスが溜まっていた→仕事が多くて忙しかった→スケジュール管理がうまくできていなかった
と「のどの調子が悪い」から「スケジュール管理がうまくできていなかった」まで深掘って分析することができます。

このように「なぜ?」と考えるクセをつけている人は、物事の表面的なものだけでなく本質に気づくことができます。

さらに考えるクセをつける練習として、実践のワークでは「最近失敗したことについて深堀ってみよう」というものを行いました。些細な失敗をなんでもいいので1つ挙げ、それについて「なぜ?」と繰り返し、原因を深堀っていくというものです。これは5回~6回まで繰り返せると本質が見えてくるそうです。

実際に行うと、
「牛乳をこぼした」→「最近の睡眠の質が良くないのでは」
「バレーボールの試合でけがをした」→「着ていたユニフォームが合っていなかった」
などの意見が出ました。

これらは直接関係ないようで突き詰めていくと、思いがけない原因に気付くことができることが分かりました。きちんと5~6回まで深堀りできたため本質の原因まで分析できた良いワークとなりました。

また、なぜから始まる思考法は日常生活や仕事に応用させて活用することができ、
①    相手の発言や好みについて考えることで相手の関心へ繋がる
②    別の角度からモノ・コトをみるクセ付け
③    自分に自問自答することで目的意識を持つことができる
さらには、
④    固定概念やルールについて疑問を持つことでニュースやネットなどの情報を鵜呑みにしないようになる
⑤    人を惹きつける
⑥    自分と向き合い自分自身を知ることになる

など考えるクセをつけることで、人間関係を良好にしたり、自分を分析して物事を冷静に判断したり、しっかりと自分の意見を持つことができるようになります。

しかし、世の中にはこれらを考える余裕がない人が多く存在します。
「なぜ?」深めていくことで世の中の大半の人と差をつけられるチャンスになります。

思考は普段から意識して訓練することで鍛えられます。
最初は些細なことからでもいいので疑問を持ってみるといいでしょう。

今回の定例会は「なぜからはじまる思考」というテーマで行いました。

常に疑問を持ち、考え、多面的に物事をみる。

なぜから始める思考はあなたを強く聡明にします。


今回の定例会では、疑問から始まり物事の本質を理解する方法を知ることができとても勉強になりました。また、ワークをやってみて普段から表面的に原因を考えることはあっても、そこから5回、6回と「なぜ?」を繰り返し考える機会はなかったので自分もまだまだ考えが浅いことを実感しました。


次回の定例会は8月24日(水)19:30からを予定しています。
テーマは「ゲストとオーナー石橋の対談」。
ご参加お待ちしております!

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