催眠の危険性について
本日は催眠の怖さについて説明しようかと思います
これから学ぶ人や、かけられたい人に必ず知っておいて欲しい内容になります
もうある程度催眠ができる人、独学で学んで知識を身につけた人はある程度催眠でできることをご存知だと思いますが、催眠ではいろんなことができます
例えば、リラックス、不眠改善、肩こり解消のようなものから、オーガズムに導く、不感改善、幻覚を見せて推しとえっちなことをする、記憶を呼び起こす、消す、夢の中でかわいいお洋服を着るetc…想像できることは大体できます
なぜそんなようなことができるようになるかというと、、、もうご存知の人はここを読み飛ばしていただいても大丈夫ですが、催眠をかける時には表層意識を取っ払って、潜在意識を剥き出しにします
表層意識については脳科学的には情報整理、状況判断、行動設定、短期記憶をつかさどります
ここでは個別に詳しく解説しませんが、普段我々が人間として頭で考えて理性を働かせている(勉強ができたり、ルールにしたがって行動できる)のはこの表層意識が優位に働いているからです
なので、例えばいきなり犯罪をしろと命令をされても、「いやいや、犯罪は悪いことだよ、そんなことするはずないだろ」と突っぱねることができるでしょう
一方で潜在意識とは、身体機能(五感=目・鼻・口・耳・手)をつかさどる部分です
感情、欲望、長期記憶をつかさどっています。
表層意識から判断したことをもとに潜在意識に働きかけて動かします。例えば、文字を書きたいと思った場合は「文字を書くにはペンを持つ必要がある」と言うところまでは表層意識の役割で、実際にペンを持つように体を動かしていくのは潜在意識の役割になります
ここまで一旦整理すると、催眠では理性・判断をつかさどる表層意識をとっぱらい潜在意識に直接アクセスできるような状態を作り出します。本来理性で抑えてるブレーキを外すことで通常の状態では起こり得ない現象(合図でイッたり)を引き起こします
潜在意識剥き出しの状態を催眠用語で変性意識状態(トランス状態)と呼びます
グルチャでよく僕が眠るか眠らないかのふわふわしていると例えている状態のことです
少し小難しい話になりましたが、正しい技術を持ってトランス状態をうまく使うと前述のとおり、望むような素敵なこと楽しいこと、前向きになれるようにもなります
ただ一方で、世の中にはそういった技術をかかる側ではなく自分の利益や欲のためだけに利用(悪用)しようとする人も一定数います(良い悪いは人によりけりなので、ここではそこについて言及は避けますが、、、)
先に説明したように、トランス状態にするということは、判断力がなくなります
そんな状態で悪意を持って「犯罪がしたくなる」と言う暗示をかけられたら(この例は極端ですが)自分の意志とは関係なく従ってしまう、ということも起こりえます
そうなってしまうと催眠を悪用被害を被るし、さらに酷い場合、悪意を持ってないのにも関わらず他人に対して危害を加えると言ったことにもなりかねません
悪意を持って催眠を使う術師から受けた被害で良く聞くのは
裸でカメラをオンにして通話させる
えっちな画像を強要する
性行為を強要する
ゴム無し中出しがしたくなるように誘導する
彼氏に内緒で子供を産んで育てるように仕向ける
名前や住所・銀行口座などの個人情報を聞き出す
日常生活に支障が出るような暗示を入れて解除しない
解除と引き換えにもっと酷いことを要求する
知らない間に記憶を消す(かけた暗示を隠す)
記憶を改ざんする
などなど、今パッと思い出せる限りでもこんな話を耳にしています
そして、さらにタチが悪いのは、一見するとそういった術師を見分けられないというところにあります
有名なプロの術師だから、表で活動している人だから、SNSの投稿が素晴らしいから、フォロワーが多いから、催眠の歴が長いから安心というのも間違いで
むしろ、そういう人たちの方が危ないということもあります
表面上はいくらでも取り繕うことができます
中途半端な技術の人ならそもそも催眠にかからないということで結果的に被害が未然に防げることもあるのですが、なまじ技術を持ってしまっている人であればうまく覚えのない暗示をかけられてしまうなんてことも往々にしてありえます
なので、気をつけて欲しいのは本当に信頼できる人以外の催眠に安易にかかりにいかないこと
人の目がないところは注意する(個室、個通)こと
(ビデオ通話をしつこく誘ってきたり、やたらと対面でなければいけないと言い張るとか
かかり具合を目で見て判断するため、何かあった場合に危ないからなど尤もらしい理由をつけてあの手この手で要求を通そうとしてきます
催眠の体験の前にカウンセリングやヒアリングがあると思うのですがその際に違和感を感じたらすぐ逃げてください)
変な暗示を入れられていないか確認&解除できるようにしておく
(具体的にはかけられている様子をかかり手自身で撮影・録音したり、おかしな暗示を入れられていた場合に解除してくれる信頼できる人と繋がっておいたりなど)
悪い噂が出回っていないかを確認すること
(特にSNSでは術師さんの評判が水面下でやり取りされていることも多く、自分のところにも暗示を解除してもらえないとか、あの術師さんから被害を受けた、という情報が聞いてもいないのに飛び込んで来ます
※噂の信頼性については吟味はしてください
火のないところに煙は立たないと言いますが、火のないところにも煙が立つのがSNSです
気に入らないやつだから、なんか鼻につく、という理由で根も葉もない噂を流している人もたくさんいます
催眠を悪用している術師にもその傾向があります
悪評を流される前に先手を打っておく精神でしょうか)
などの対策が必要です
もちろんこんなことを言っている僕自信も怪しいかもしれないし、知らず知らずのうちに誰かを傷つけてしまっているかもしれません
よく見極めることが大切です
マジで危ないと思ったらすぐに全力で逃げてください
合う合わないの好みの問題や上手い下手でかかるかからないと言っているうちはまだ可愛いものです
洗脳までされてしまい、法的にアウト(金品を騙し取られる、性被害を受ける、その他犯罪に巻き込まれる/自分が犯罪に加担してしまい加害者になる)な実害が出てしまってからでは遅いです
悪い術師から被害を受けた方は恐怖に縛られ、
「術師のアカウントのアイコンの目を見てるだけで震える」「もう謝って、あの人の元に戻っていう事聞く」という状況まで追い詰められていたようです
解除を担当された方曰く「失敗してたら危ないところだった」ということでした
この話は本当に大事なことなので注意喚起として、今後も何度も繰り返し、口が酸っぱくなるくらい言い続けようと思います
僕の周りで勉強されている方には、せっかくの人を幸せにすることにも使える技術を学んでいただいているので、自分の欲のためだけでなく、ましてや他人を傷をつける使い方をせずに他人のためになるツールとして催眠を使っていただけることを願っています
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