壱岐の想い出
初めて壱岐に訪れたのは、7年前の事である。
当時の印象は正直あまり良くなく、一言で平地がない島。
生活するには大変だろうなぁ。と感じていた。
また町も空きビルが多く、古びた印象を受けた。
郷ノ浦の八畑交差点にあった、潰れたボウリング場が哀愁を誘っていた。
島内の知人からは壱岐はこれから高齢化が進み、衰退していくだろうという話を聞いてなんとかならないものだろうかと、よそ者ながら考えたものだ。
あれから壱岐は行政の努力や若者たちの知恵が加わり、息を持ち直している。
島のあちこちにお洒落な民泊が建ち、コンビニも増えた。新たな商業施設が次々に誕生している。若者を中心とするIターン住人も増えているそうだ。
島のポテンシャルを気づいた人々が壱岐を変えようとしている。
良かった。そう心から思える今日この頃である。
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