初投稿 ゲームにおけるパーティでの「報告」について

初めに

こんにちは、イッキです

前々からこんな感じでなにかゲームに関することを発信したいなーと思っていて、何人かには「ゲームに関する記事を書いてみたい」とは話していたんですが、いざ頑張って書いてみようとすると

「こんな題材の記事どっかで見たことあるなー」とか

「これみんな言われなくてもわかってることじゃない?」

みたいな内容ばかりで、自分自身に対する自信の無さも相まって、投稿するまでにかなりの時間が掛かってしまいました。やるやる詐欺してごめんなぺんぺん。


この題材を選んだきっかけ

なんでこの題材にしたかという話なんですが、パーティでのAPEXを終えた後、一緒にやっていた方から

「君の報告は良い」

的な言葉を頂きまして(詳しく何と言われたかは忘れちゃいました)、その時は嬉しさ半分、恥ずかしさ半分、くらいの気持ちだったんですが、後で振り返ってみると

「そういえば自分は報告に関しては褒められることが多かったな」

と思い、これなら多少は参考になることが書けるのでは?と考えました。

正直普段していることをただただ書くだけですが、なるべく伝わるように書くので最後まで見て頂けると嬉しいです。


報告の基礎

さて、前置きが大分長くなってしまいましたがここから本題です。ここでは特に何かのゲームにフォーカスを当てた話はしません(所々例として挙げることはあるかもしれませんが)。皆さんが普段やっているFPSやTPSでの話だと思っていただければOKです。

そもそも「報告」ってなに?とか、「報告」の意味などについては特に自分から言うことはないので説明は省きます。だいたい皆さんのイメージしてる通りだと思います。詳しい意味は俺も知らん。

いくつか自分の中で意識していることはありますが、その前に大前提として

見えた情報は必ず口に出す

ということをしています。これが出来ない人は自分は報告が出来ていないと思ってください。それくらい重要なことです。

報告が出来るようになりたい、上手くなりたい人は何よりもまずここから始めるのが一番の近道だと思います。

出来ない人はまずは専門用語でなくても構わないので簡単な言葉で口に出してみましょう。「敵がいる!」だとか、単に「あっちヤバイ!」などで最初はOKです。何気なく言った一言が味方にとっては試合を左右する判断材料になるかもしれません。言わないよりは言ってくれた方が100倍マシです。


何を伝えるべきか

上記を踏まえた上で、次は何を報告するかという話。報告の中でも根本となる部分ですね。

ゲームによって多少違いはありますが、主なところでいうと

1、今目の前で何が起こっているか 2、敵の位置 3、人数状況 4、マップの状況 5、敵の体力 6、アビリティやアルティメットの状況

などでしょうか。1と2は簡単で、3から6は意識しないと口に出ないかなといった印象。言おう!と思って頭に入れておくだけでも違うので、意識してなかったものがあればこれを機会にチャレンジしてみてください。

上記の項目が出来るようになったら次はそれぞれを発展させた形で言ってみましょう。

例えば1なら、目の前だけでなく、画面全体で何が起こっているか2なら敵の次の移動先、といったように少しずつ伝える情報を増やしていきましょう。これにはゲームに対する知識や理解度、視野の広さや予測なども重要になってきます。

コツは一度起こった状況を頭の中にインプットしておくこと。とっさの状況で報告できないのは誰しもあることだと思います。逆に頭で覚えていることや脳で理解出来ていることはスムーズに言語化しやすいです。ここはとにかく経験と慣れが必要です。

インプットの仕方にはいろいろあります。とにかくパーティでの試合数をこなす、通話での自分以外のやり取りを聞く、試合のワンシーンを反省するなんていうのもありますね。

どれが一番成長するかは人によると思いますが、個人的におすすめなのは「上位プレイヤーのパーティでの配信を見ること」と「実況動画を見ること」です。特に上位プレイヤーの配信は報告だけでなく、ゲームの理解度や知識も同時に深めることが出来るのでおすすめです。上手すぎて参考にならない場合はカジュアルな実況動画や、自分と同じ実力ぐらいの方の配信を見るといいかもしれません。

動画をそもそも見ないという方には、「ゲームをしながら一人の空間で話してみる」というのをおすすめします。やべー奴じゃねーかと思うかもしれませんが、目の前の状況を瞬時に口に出すことは一番の報告の練習になります。恥ずかしくない人はとにかく目の前で起こったことをひとつひとつ口に出す練習をしましょう。

長くなってしまいましたが、まずは出来る報告からしていきましょう。ひとつ言えるようにさえなれば二つ三つ話すことはそう難しくないはず。より詳細な報告を目指す方は知識を付けるためにアンテナを張りましょう。意識さえすれば、何気ない普段の通話にすらに上手くなるための材料はたくさん落ちています。


報告は話すだけじゃない

ゲームの中にはピンを指すことが出来るものや、敵の位置がそのまま画面やマップに反映されたり(CoDの赤点、APEXのクリプトのドローン)、倒された後にしか出来ない特別な行動(シージのカメラ視点、スプラのやられたボタン)も存在します。これらをうまく使うことが出来れば状況整理がグッと楽になります。

上手く使えないという人はまず使う癖を付けましょう。使ってないのに使えないのは当たり前です。まずは遅れてもいいので意識して使ってみるようにしましょう。

本題からは少し逸れますが、これらはソロでプレイしている人にとってはより重要になります。せっかくある機能なので存分に活用しましょう。


情報の選別

一応報告に関しては最後の項目になります。

伝えるべきことがある程度自分で理解でき、それがしっかりと報告できるようになればあとはどれを一番に伝えるべきか。

ゲームは高ランク帯になればなるほど情報量は増えていき、その情報が入ってくるスピードも上がります。そこで大事なのは報告に優先順位をつけること。

バトロワをしていると、自分たちの周りに何チームも敵がいることがあります。仮にこのような状況なら、自分たちに関与してきそうな敵チームの情報だけを報告しましょう。自分たちが手を出すことができない、相手も手を出すことができないチームの情報は報告しても意味がありません。ただ無意味に脳のキャパを使うだけです。

大事なのは、味方が今どこを見ているか把握すること。パーティだからと言ってこれをサボってはいけません。状況に応じて「味方と同じ方向をみる(フォーカスをあわせる)」ことと「味方が見れていない方向を見てあげる(視野をカバーする)」ことを使い分けましょう。

報告とはまた違う話になりますが、パーティにおける自分の立ち位置を考えて行動しましょう。自分は前衛なのか、中衛なのか、後衛なのか…それによって見るべき位置も変わってきます。

自分にもありがちなのが、前衛なのに周りを見すぎてしまうこと。状況判断に時間を使って前衛の行動が遅れると、それより後ろのプレイヤーはどう動けばいいかわかりません。自分は今どの立ち位置で、どう動けばいいかを考えましょう。自分の立ち位置で出来ないことは味方にしてもらいましょう。そのための報告です。自分ひとりですべての行動は出来ません。仲間を信じて任せることもチームワークです。

いろいろ書きましたが、最終的に重要なのは自分と味方が集めた情報を頭で整理出来るかどうかです。報告するのに夢中になって味方の報告を聞いてなければそれは自己満足です。チームでの連携の意識を常に持って、必要な情報だけを伝えてあげましょう。


それでも出来ない人へ

いくつかの項目に分けて説明しましたが、理解はしていても上手くできないという人はいると思います。

自分がよく聞いた報告出来ない理由として

①プレイに集中していると報告が出来なくなってしまう、②何を報告すればいいかわからないので黙ってしまう

というのが多かった気がします。正直、自分も慣れていないゲームだとありがちなことなので①も②も気持ちはわかります。

①の場合は一見解決策がないように見えますが、意外と簡単で集中しなくていいタイミングで報告をすればいいだけです。

ゲームは一試合丸々集中するというのはなかなかありません。ゲームスピードが早いスプラですら、やられてからリスポーンする→戦場に戻るまでの間に約10秒はかかります。対面している最中では無理でも、移動中やリスポーンするまでの間では報告できるはず。出来るタイミングで味方に情報を伝えてあげましょう。

②の場合についてですが、これは基礎の項目でも言ったようにとりあえず何でもいいので報告しましょう。あまりにも関係のない情報でなければ邪魔になることはありません。むしろ何も話してくれない方がチームにとってマイナスです。

終わりに

いかがでしたか?正直ブログ自体初めてで不慣れということもあり、伝えたいことが多すぎてかなりの文章量になってしまいました。

報告は味方に情報を伝えるという意味もありますが、自分の見ている情報を口に出して整理できるという面もあります。状況判断の上手さや連携力の向上にも繋がるので、この記事がそのきっかけになってくれればとても嬉しいです。

今後また何か記事を書くかどうかは分かりませんが、もし自分でも書けそうなことがあれば書いてみたいとは思っているので、その時はまた見て頂けると有難いです。もしなにか書いてほしいことなどあればぜひ教えてください。ゲームならどの分野でもなにかしらは書けるかな?

それではありがとうございました!またいつか。

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