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アカウントとパスワードについて

パソコン教室でよく聞かれる単語にアカウントとパスワードがあります。自分でもうまく説明できないことがあるので調べてみました。

Account(アカウント)の意味

an arrangement that somebody has with a bank, etc. to keep money there, take some out, etc.
誰かが銀行などとの間でお金を貯めたり、取り出したりするための取り決め。

Oxford Leaner’s Dictionaryより

アカウントは英語では銀行口座の事です。それがパソコンやスマホのサービスを使うためにサービス提供者と利用者の間での取り決めについても「アカウント」と呼ばれるようになったようです。

アカウントとパスワード

アカウントとは、わかりやすく言うとサービスを使うための権利となります。銀行だと、口座を解説すると口座番号がもらえます。口座番号を持っているとお金をためたり、引き出したり、送金といったサービスを受けることができるようになります。

スマホのポイントアプリで例えるなら、アカウントを作ると、ポイントを貯める、使うなどのサービスを使えるようになります。

パスワードは、銀行で言えば印鑑に相当します。銀行のサービスを使う人が正しい利用者なのか判定するのに使います。先程のポイントアプリでは、使われるアカウントが正しい利用者なのかを判定するのに使います。

アカウントにはどんなものがあるか

アカウントは、パソコンやスマホの世界ではたくさん存在します。こんなアカウントが存在します。

  • Windowsを使うために必要な「マイクロソフトアカウント」

  • Androidスマホを使うためには「Googleアカウント」

  • iPhonを使うには「Appleアカウント」

  • Lineを使うには「Lineアカウント」

  • facebookを使うには「facebookアカウント」

など、何かのサービスを利用するためには、それぞれアカウントを作る必要があります。そして、アカウントには必ず利用者を特定するためにパスワードがあります。パスワードについては、より安全性を上げるためにワンタイムパスワード(1回しか使えないパスワード)や生体認証(指紋認証、顔認証など)を利用する場合も増えてきています。

パスワードについて

パスワードは、前にもお話したように利用する人が正しい利用者か確認するものです。パスワードは、自分で決めるのが基本です。自分以外誰も知らないのがベストです。
アカウントを新規作成する場合、パスワードの入力欄には、登録する人が自由に設定することができます。以前使用したパスワードは使わないようにしましょう。パスワードを考えるのが面倒な方は、ネット上にパスワード生成サイトがありますのでこれを利用すると便利です。

最後にアカウントとパスワードの管理について

アカウントとパスワードの管理方法については、以下のような方法があります。

  • 紙に記録する

  • パスワード管理アプリを使う

  • Excelを使う

  • GoogleChromeのパスワード管理機能を使う

などいろいろあります。
紙に記録する場合は、ノートを作って1ページに1つ、アカウントとパスワードを記録するようにしましょう。余白がもったいないと思われるかもしれませんが、パスワードを変更する必要が出た場合にも同じページで記録できるのでオススメです。
アプリを使う場合は、そのアプリが自分が必要としている環境(Windows、Mac、Android、iPhoneなど)にできるだけすべて対応していることが望ましいです。また、良いアプリは有料の場合があります。
Excelを使うという方は、少数派?私はこの方法を使っています。Excelシートにパスワードを設定し、OneDriveで管理しています。マイクロソフトアカウントは、2段階認証を設定し、スマホでの認証を行うようにしています。
最後にGoogleChromeのパスワード管理機能を使う。Web上のサービスは、この機能が使えればすべてCromeに記憶させています。また、パスワード作成時には、Chromeが推奨パスワードを表示、管理してくれるのでセキュリティを上げることができます。
どの方法を選択しても一長一短がありますので、皆さんで考えてみてください。

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