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スタートアップ営業組織作りの教科書

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企業向け研修サービスを提供する「アルー株式会社」の創業から東証マザーズ上場までの15年間の法人営業組織づくりについてご紹介していきます。
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#新入社員研修

【保存版】スタートアップ営業組織作りの教科書(Executive summary)

アルー株式会社の池田と申します。 当社の起業・経営の経験に基づき「スタートアップ営業組織作りの教科書」と題した企業の成長ステージ毎の営業組織開発ノウハウについて連載記事を書かせていただきました。 本記事は、連載の最後のまとめとして、全体を俯瞰してスタートアップ(特にBtoB向け)の営業組織作りにおける各期のポイントを総括していきます。 より詳細に各期課題について知りたい方は個別記事をご覧いただけますと幸いです。 ①アルーの成長ステージの全体像当社は2003年10月に創業後

(27)特定市場での№1を実現する (プレIPO期)

スタートアップ「プレIPO期」の最初の記事です。 ※プレIPO期:一般的には「レーター期」の後期に含まれます。私は本ステージを「IPO後の成長に向けて攻めと守りの投資を加速する段階」を定義しています。 今回の記事は、課題(27)「特定市場での№1を実現する」です。 ①九段下オフィスへの移転アルー株式会社は2016年2月に、創業前から数えて9番目のオフィスとなる「九段下オフィス」に本社を移転しました。 (神楽坂→本郷→湯島→銀座→西新橋→渋谷→市ヶ谷→有楽町→九段下) 2

(28)重点大手顧客の深掘りに向けてソリューションの幅を拡げていく(プレIPO期)

スタートアップ「プレIPO期」の2番目の記事です。 ※プレIPO期:一般的には「レーター期」の後期に含まれます。私は本ステージを「IPO後の成長に向けて攻めと守りの投資を加速する段階」を定義しています。 今回の記事は、課題(28)「重点大手顧客の深掘りに向けてソリューションの質と幅を拡げていく」です。 ①特定領域№1の実現から別領域へのサービス拡大の必要性「大手企業向けの新入社員研修№1を実現してから事業領域を拡げていく」 2013年~2014年頃のレーター期初期に、アル