テクノロジーカルチャー・セッションを始めます ゲスト:谷川じゅんじさん
はじめに
以前、DHUの杉山知之学長は、自ら「テクノロジーカルチャー・ラボ」という研究実践科目を担当していました。
その命名のもとになっていたのが、谷川じゅんじさんの使われていた言葉「テクノロジーカルチャー」です。
たとえば、谷川さんがオーガナイズしているMedia Ambition Tokyo [MAT] は、
と紹介されています。
私はずっと、「テクノロジーカルチャー」という考え方の本質は何なのか、ということが気になっていました。そして、様々な、そして刻々と変わっていく活動(コミュニケーション)のあり方を、具体的にもっと知りたい。なぜ私はそれが気になるのか、という問いも含めて探求したい。
一例として、その気持ちに基づいて制作したのがこちらです。
24時間配信の作業用BGMをこよなく愛する人たちのために、茂出木謙太郎先生のライブ配信システムを活用して、FLOW DHUを始めました。
上の”product 003 - Electric / feat. Misaki Tai”は、「eガール」と呼ばれるライフスタイルをモチーフにしたものです。クリエイティブディレクターの藤吉香帆さん(今ではDHUの映像の教員!)をはじめ、制作チームにはやはり”テクノロジーカルチャー”を感じるクリエイター、エンジニアが集まりました。
こちらは、”product 004 - Street / feat. Raira Yamaguchi”。上の003の登場人物と、Discordで通話している友達の設定です。使っている道具や部屋の様子を観察すると、彼女がテクノロジーを好んで使っていることが分かります。
これまでは、デジタルハリウッドに直接関係する方々でチームを組み、ものづくりをしながら文化の諸相に出会い、中に入り、考えてきましたが、
これからさらに幅を広げて、テクノロジーカルチャーの先端をゆく(と、私が感じる)方々にインタビューをしながら、探求を進めていきたいと考えています。
ということで、やってみます。
まず第1回は、谷川じゅんじ先生への公開インタビューを行います。
2日(金)11:30から30分間、Twitterのスペースを使います。
想定質問は、
・テクノロジーカルチャーの名付けのきっかけや由来は?
・いま関心を寄せている活動(コミュニケーション)はあるか?
・その本質は何だろうか?
・別の言葉で表すことはできるだろうか?
・とりあえず「セッション」と名付けたが、アドバイスがあればぜひ!
かなと(今日の時点では)考えています。
以下の私のツイートから通知を受け取ることができます。
どなたでもお気軽にご参加ください。
そして、一緒に「テクノロジーカルチャー」(と今は呼んでいるもの)について考えていただけたら嬉しいです。
関連マガジン:
開催しました:録音アーカイブ
お話の中で出てきたキーワード:
メディア芸術祭、MediaAmbitionTokyo、コミュニティ、ルールを設けないのがルール、Invite制、生態系/ビオトープ、分野ではなくカルチャー、設営中の社交、電気的なもの/電源を要するもの、配線
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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。つたないものですが、何かのお役に立つことができれば嬉しいです。