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一粒万倍日(じゃないけど)のステキなご縁 ~やっぱり大好き富士吉田③

2021/11/19

『不二阿祖山太神宮』を後にして、『福地八幡宮』に向かった。

『福地八幡宮』に着くと、駐車場が埋まってる💦いつもは誰一人いないのに…。助手席の夫に境内に停めていいか聞いてもらい、駐車の許可を得られた。

境内では、おじいちゃんたちが「腰がいてぇ~」「もうキリがない」など、悲鳴が聞こえてきた。よくよく見てみると、『福地八幡宮』境内にある『惠比壽社』の神事の準備をしていた。
気の毒に思いつつ、目的の『福地八幡宮』参拝をしようと拝殿に向かったら、『惠比壽社』神事の準備をしていた宮司さんが、お祓いしてあげると言って、大幣を振って祓祝詞あげてくれた。また、準備をしていた氏子さんが「拝殿の中入って、見学していいよ。」と言ってくれて、更に元総理大臣が納めた扁額の説明までしてくれた。

みなさん、お忙しいだろうにお祓いや扁額の説明までしてくれて、

これは、ただのラッキーではない!
なにがしかのご縁が働いているはず。

と思い、夫に「私、ここで準備のお手伝いしてから帰る。」と告げ、夫も「そうしよう!」と珍しく賛同してくれた。
先ほど、扁額の案内をしてくれた氏子さん①に「これも何かのご縁なので、お手伝いさせてください。」
「お客さんにやらせられないよ。大丈夫、ありがとう。」
「腰が痛い声も聞こえたので、元気はあるんでできる作業やりますから。」
蜘蛛の巣払いをしていた氏子さん②も
「大丈夫だよ、もうすぐで終わるから。」
歩く姿は、足を引きずっている。
かたや、落ち葉を袋に詰めてる氏子さん③・④・⑤も
「いてて…。キリがないなー。」
「落ち葉はこんなもんでいいか。」
「こっちも(焚火に入れて)焼いてくれー。」
と聞こえてきた。みなさんの体にはキツいようだ。
氏子さん①が紫の布を『惠比壽社』に巻こうとしていたので、夫が(珍しく自分から)
「ぼくが持つので固定してはいかがですか?」
と補助側に立ったので、氏子さん①は
「じゃあ、頼んでしまおうかな。いいかい?」
「もちろんです!画鋲と梯子移動は、私がやりますから!」
と、『惠比壽社』の布張りのお手伝いをさせてもらうこととなった。
布を張りながら、今ここにいる氏子さん全員が【渡邊さん】とのことだった。しかも、山梨県では、【渡邊さん】人口が一番多いとのこと。
また、氏子さん①は【シゲオさん】で、『惠比壽社』の右手の奥に奉納してある大黒天様と惠比壽様のお面を、造った人だった!

一通り準備を終え、ブレイクタイム。普段、富士山5合目の浅間神社にいる宮司さんと、大黒天様と惠比壽様のお面を造った【シゲオさん】

一息ついた後、氏子さんたちは法被を着ての神事となった。

無事、『惠比壽社』の神事が終わって良かった!!
「毎年、11月19日・20日となっているから、また来てくれな!!」
と言ってくれた。
迎えてくれた宮司さんと氏子さんたちに、いただいたご縁に感謝が止まない帰路だった。

この日は、牡牛座満月で月食だった。雲に陰りながら輝きを増す満月に向かった。そう、お神酒を二人分飲んだせい(おかげ?)で、帰りの運転を夫と変わったので、月食し始める満月を眺めながら、今日のステキなご縁をずーーっと喋ってました(笑)

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