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かたや、高校受験なう②

3ヶ月もの休校。次男坊の生活はすっかりだらけていた。
今の私なら、この期間は、差をつけるチャンスだと思うけど、じゃあ中3の私に、「同じ状況になったらそう考えられるか?」と自分に問いかけたら、やっぱり次男坊と似たような生活をする側になるだろうな…と、自分自身で納得してたりもする(笑)

次男坊は、日に日に、バドミントンへの情熱も薄れていき、ラケットやシューズなどの道具の手入れもしない。勉強はと言うと、

どうせ勉強はできないし、今更やってもわからないから、高校なんてどうでもいい。

3者面談やったところで、イメージがつかない。むしろ、高校行ってまで、不得意なことで怒られ続けるのはしたくない。やりたいバドミントンができればそれでいいのに。でも、バドミントンも全然練習してないから、うまくいかない、いくわけがない…。

そうやって塞ぎ込んでいた。


私の時とは、また趣旨の違う受験迷子が、私の目の前にいた。ただ、次男坊の方がちょいとばかり、深刻だなと思った。
私はまだ、やりたいこと、やってみたいことはあった。好奇心旺盛な性分だから、楽しむことについては、あまり問題には思ってなかった。
今回の高校受験は、高校見学も、部活体験もない。ただでさえ、自己肯定感が低い次男坊に、高校の楽しさを伝えるには、手段が少なすぎる…。
とうとう悩むことも、迷うことも放棄して、学校行って、帰宅したら昼寝して、ご飯と呼ばれるからご飯を食べて、夜もぐっすり寝る毎日。

そんな次男坊に、プレッシャーを与えるのは簡単だけど、本人に気付かせることや本人に選択させて決めさせたいと思い、ひとつひとつこれからの道すじを、想像できるように話をしながら、一緒に紐解いていった。

バドミントンやりたいな。
好敵手がいて、お互い刺激を与えられる環境で、バドミントンを続けていきたいな。

自分で自分の本音を見つけられたね。
あとは、自分の願いを叶えられるように、努力していこう!!

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