中学校の先生 ~3年生編

3年生でも印象的な先生がいた。とてもお世話になった先生方だった。

望月先生は、3年生の時の担任の先生。異動早々3年生の担任となり、新クラスの挨拶でいきなり

「異動したての担任で(中略)ごめんな!」

と、潔く(?)お詫びから入った、熱い先生。そんな熱い望月先生は、165㎝のオールバックのメガネ着用で、国語教科の割に筋肉質の運動好きなシャレのわかる素晴らしい先生だった。

もっと望月先生と関われば良かったと思ったのは、卒業してから学校に遊びに行った時のこと。高1の1学期中から、単身ホームステイした話をした事を話したら、

「高校行かないって言い出した時は、受験間近になった時期に受験迷子になるなんて、新手なヤツだなと思ったなぁ。でも、どこにいてもやりたいと思ったらやるヤツだと思ってたから、何かしらチャレンジしてくれていて良かったよ。まさか、もう単身でホームステイしに行っていたとは、想像していなかったけどな(笑)」

その節は、受験迷子になって、先生に多大な迷惑をお掛けしてすみませんでした。それは、あとあと、順を追って思い出していこう。

小島先生も、異動したての英語科の他のクラスの副担任。ミス小島は、メンクイキャラで、ちゃんとバブルを楽しんだサバサバしたバリキャリのような先生。この2年間の英語の先生は、ストレスで病んでしまった先生だったので、英語の先生は、大変な職業なんだと思っていた。3年生になり、180度違うミス小島に英語を教わることとなり、英語の先生のイメージが、ガラッと変わった。そんなバリキャリのミス小島が、

「オトコに依存する生き方は、自分をダメにするから自立できる女性になりなさい。」
「自分が一番。自分を大事にできなきゃ、イイ男いても始まらないし、始められない。」

そんなこと言う先生に、出逢えたことに感謝する。人として、女性としてとても大事なことを教えてくれたと思った。
他のコは、「えー、結婚が幸せ」とか「カレシがいないとダメ」と言って否定していたけど、私がカレシならそんな女性は重荷になるから、都合よく付き合う程度の関係にしかならないんだろうなと思った。

でも、恋愛すると脳みそが誤作動起こすようで、ミス小島のありがたいお言葉を忘れてしまっていた(笑)

子どもたちが手を離れたら、また自立できるように今は下拵え中でいる。自分が一番大事でいられるようになるゾ。

3年生でも、いい先生に恵まれた。ホントに、ホントに、ありがたいと思っている。

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