【剣盾S14シングル】グレラグドラパ【最終244位/レート2003】
S14お疲れさまでした!
冠環境で目標にしていたグレイシア入り最終レート2000を達成できたので、興味がある方はぜひ読んでいってください。
■コンセプト
・冠の雪原解禁環境でもグレイシアを活躍させる
・対面的な動き&サイクルの両立を目指す
■構築経緯
グレイシアを使うにあたり、イバン型が対面・切り返し・起点作りと広く役割を担えて強力であると感じた。
次に、ステロ+欠伸が可能かつ、クイックターンでサイクル補助できるラグラージが相性が良いと感じ、「グレイシア+ラグラージ」を構築の軸とした。
そして、欠伸から展開するエースとして、止まりにくさを重視して命の珠ドラパルトを、積みやすさを重視してアッキミミッキュをそれぞれ採用した。
また、軸の2匹を展開しづらいウツロイドへの引き先になり、かつ詰め筋となりえる鉄壁ナットレイを採用。最後に、上から対面を操作できてラグラージ・ナットレイと相性が良いスカーフサンダーを採用した。
■最終結果
TN:いけす 最終244位 レート2003
■個別紹介
①グレイシア
性格:控え目
特性:アイスボディ
持ち物:イバンの実
実数値(努力値):167(212) - x - 130 - 200(252) - 115 - 91(44)
技:フリーズドライ/欠伸/吹雪/こらえる
軸その1。
イバン+こらえるにより、HPが少しでも残っていれば仕事ができる。そのため、グレイシアでもサイクル的な動きが可能になった。
特性はアイスボディを推奨(こらえる時に確実に被弾するため)。
こらえるを見せない限りイバンは考慮されず、相手から見えない勝ち筋になり強力だった。ダイマを絡めて強引に耐えながら2タテしたり、こらえるで相手のダイマを枯らしながら欠伸を仕込んだりと、立ち回りの幅が大きく広がった。
②ラグラージ
性格:呑気
特性:激流
持ち物:オボンの実
実数値(努力値):207(252) - 130 - 154(236) - x - 113(20) - 72
→ S個体値V かつ 下降補正
技:欠伸/クイックターン/地震/ステルスロック
軸その2。過労枠。
グレイシアの弱点のうち、3/4(炎岩鋼)を半減できる。特に、エースバーンやバンギラスの引き先になる点が大きい。また、ステロで欠伸展開の起点を作ったり、クイックターンでグレイシアを無償降臨させたりと、使用感は非常によかった。他にも、グレイシアとあわせて相手のステロ展開に強く出られる点が良かった。
ラグラージの宿命だが、ラムや草技などの見えない負け筋がきつかった。ラグラージ対策枠は初手置きされやすい傾向にあったため、極力初手ラグラージは避けていた。
③ドラパルト
性格:意地っ張り
特性:クリアボディ -> すり抜け
持ち物:命の珠
実数値(努力値):163 - 189(252)- 95 - x - 96(4) - 194(252)
技:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/龍の舞
エース。
素早さは最速アーゴヨン・エースバーンを抜ければ良く、火力を少しでも高めたかったため、準速A特化とした。これにより、カプ・レヒレやBが薄いポリゴン2をステロ込竜舞ダイマックスでゴリ押ししやすくなった。
特性は、シーズン中盤まではクリアボディにしていたが、威嚇持ち(特にランドロス)のマッチング率・被選出率が少なくなったのですり抜けにした。
技は、エースバーンとミミッキュの先制技を意識して不意打ちを採用したが、倒し損ねへの打点にもなり、腐りにくくて強かった。他にも、欠伸からゴーストダイブで安全に眠らせる動きも強かった。
④ミミッキュ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
持ち物:アッキの実
実数値(努力値):159(228) - 156(252) - 104(28)- x - 125 - 116
技:かげうち/剣の舞/じゃれつく/ドレインパンチ
誤魔化し枠。
化けの皮と欠伸展開の相性が良い。
ただ、準伝環境では今一つ数値が足りない点と、Sを上げる手段がない点が気になった。
物理以外も幅広く相手できるようにHAベースとしたが、ミラーをはじめ、Sが欲しい場面が多かった。
初手サンダーのボルチェンからミミッキュにつなぎ、サンダーを受けに来たポリゴン2を起点に積んでいく動きは強力だった。
⑤ナットレイ
性格:呑気
特性:鉄のトゲ
持ち物:食べ残し
実数値(努力値):181(252) - 114 - 201(252)- x - 137(4) - 22
→ 最遅
技:ジャイロボール/ボディプレス/鉄壁/宿木の種
補完枠。
ウツロイド入りや、グレイシアを選出できないときに、ラグラージとあわせてサイクルする。
サンダーやラグラージとの相性補完が良く、有利対面で宿木の種をまいて、後続の負担を軽減しながらサイクルする動きが強かった。ただ、サイクルを回す中で、後続の負担軽減と相手への削りのどちらを優先すべきかを意識して技を選択したい。
高速回復手段を持たないので、相手に先展開されてしまった場合に腐り気味だった(剣舞ランドロスなど)。ナットレイとの同時選出時は、ラムっぽい相手にラグラージで安易に欠伸を打たないようにしていた。
⑥サンダー
性格:臆病
特性:プレッシャー
持ち物:こだわりスカーフ
実数値(努力値):165 - x - 106(4) - 177(252) - 110 - 167(252)
技:ボルトチェンジ/10万ボルト/暴風/熱風
補完枠。
スカーフ(ウオノラゴン・ウーラオスなど)やフェローチェを絡めたサイクルに強く立ち回れるよう、最速スカーフで採用。
特性はプレッシャーとしていたが、静電気のほうが良かった(マックス鉱石集めしんどい)。
スカーフは余裕があれば隠すように立ち回っていた(初手ウツロイド対面素引きなど)。削れたサンダーに対してカミツルギがダイマックスを切ってくれたりするので、ここぞというときに奇襲できると強かった。
変化技がなく、ダイウォールが使えない点が弱かった。また、羽休めを持たないので、ステルスロックをはじめとする消耗が窮屈だった。スカーフ持ちの被選出率はそれほど高くなかったため、耐久に寄せた型にしたほうが良かった。
■選出パターン
→相手のラグラージ・サンダー・ナットレイそれぞれの対策枠を中心に、相手の選出を予想して雰囲気で決める。
A) 基本選出
グレイシア+ラグラージ+ドラパルト
→ドラパでゴリ押せそうなときは大体これ
B) グレラグ選出ができない場合(対ウツロイド等)
ナットレイ+ラグラージ+@1
C) 対面的な選出
グレイシア+ミミッキュ+@1
D) クイックターン+ボルチェン
サンダー+ラグラージ+@1
■つらい相手
①受けループ
→崩す手段がない。当たらないことで対策とする。
②炎+草持ち(バシャーモ等)
→主要なサイクルパーツであるグレイシア・ラグラージ・ナットレイ全てが不利をとる。
③見えない高打点持ち(ハチマキ・メガネ含む)
→サイクルが簡単に崩されやすい。
■あとがき
柔軟な立ち回りが可能なグレイシア軸を組めたので、軸の使用感は満足しています。ただ、努力値や取り巻きはなし崩しで使っていたので、構築は改善の余地がありそうです。
目標としていたレート2000を達成できたのは良かったです。ただ、達成した1/28時点で潜るのをやめてしまったのは勿体なかったかもしれません。とはいえ、シーズン終盤に最高順位を41位まで上げられ、グレラグドラパの軸が何とか戦えていたのは満足しています(ドラパが強かった)。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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