読書メモ#1 人間をお休みしてヤギになってみた結果

初めに

筆者の大まかな考えは本文に示されているような社会的不安(基本筆者のせい)に立ち向かうのではなく逃れようと、またそのような社会的不安を犬のノキン君と現代人との比較から双方との違いについて犬は野生で生きており高度なコミュニケーションなども持ち合わせていないという点と人間は文明人として生きていてコミュニケーションの過程により様々な不幸ごと悩み事(主に社会構造などによるもの)に直面している点を挙げ、文明から解脱し本能で動くことによってそのような病ごとはなくなるのではないかといった論旨によりこのようなプロジェクトを始めたことが分かる

気になる点
社会の息苦しさというのは確かに存在するし 
日々、目をそらそうとしてもなかなか取り除けないものではあるが
本文の考えをサポートするためなんだろうが少々大袈裟に書いてるような気がしてしまう。
追記 結構一時的な話っぽい

序盤のシャーマンの話が興味深い
というのも他の動物になりたい近づきたいといった考えは昔からあるらしく
またそのようなことをするにおいてやはり論理的というか普段我々文明人がするものの考え方から逸脱した超自然的な、生き物の気持ちになる(生き物の視点に物理的に立ってみる)という考え方というのは一見奇怪的にも思えるが
それは普段このような問題に我々が直面せずまた対応の仕方というのになれていないが故図々しく社会的に優位ないわゆる(言語やコミュニティーにによって形成されている本来のあるいは絶対的な考え方から逸脱した)論理的な考え方に支配されているのだという事実が内包されているということが読み取れる(国語の記述風回答)



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