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【嘘も方便】仕事を休む理由【すべては猫のために】

どうもこんにちわ。ワイです。
いつも仲良くしていただきありがとうございます。

猫と二人きりで暮らしていて、かつフルタイムで仕事をしている人も世の中にはたくさんいると思う。

そりゃ配偶者やパートナー、家族らが自分の不在時に猫の面倒を見てくれるに越したことはないが、
そうも言えない事情がある人はたっくさんいるだろう。

故に、猫を一人残して家を空けるというのは、猫と二人で暮らす者にとっては心配以外の何物でもないわけだ。
猫がまだ若いうちはそれでもまぁそんなに支障はないが、高齢猫、まして超高齢猫ともなると、とにかく家を空けるということ自体が心配でたまらない。

猫と二人きりで暮らしている以上、その猫を養っていくのはまぎれもなく自分以外の何者でもないので仕事には行かないわけにいかない。
後ろ髪を屈強な野生のバッファローに引っ張られるくらいの勢いで、愛猫を一人残し、泣く泣く仕事に向かう。。。

しかし、それでもままならぬ事情があって会社を休まざるを得ないこともあるだろう。
特に猫が体調不良を起こしたりケガをした時には、仕事そっちのけで病院に直行。
もちろん帰ってきてからもしっかり様子を見たい。

そんな時に悩みの種になるのが「仕事を休む理由」や「そもそも休む方法」ではなかろうか?
今回はそんな「猫のために仕事を休む理由」やその方法を真面目に考えてみようと思う。

■猫のために心置きなく仕事を休む方法 その1)入念な下準備を。

いくら「ペットは家族」という考えが浸透していても、「ペットのために仕事を休む」という行為を認めてくれる会社はまだまだ少ない。

私が以前いた会社(潰れた)はそのへんのことに大変寛容で、普通に「猫の具合が悪いので休みます」や「今日テレワークします」がまかり通ったが、
それはかなりレアなケースだと思う。

しかし、会社(潰れた)が寛大だっただけでなく、私自身が「猫のために休む努力を惜しまなかった」ことも事実。

私が日ごろ何をしていたか?というと、まず一つに、日ごろから「猫がかわいくてかわいくて仕方がなくて、もうこの子になにかあったら死ぬ」ということや「飼っている猫が超高齢」ということをひたすら周りに話してアピールし、会社の中で「愛猫家」ということを根付かせた。

次に猫に何かあった時のために、たとえ肩がちぎれそうになりながらも、毎日ノートPCを持ち帰り、いざという時のためにいつでも家で仕事ができる体制を整えていた。

その甲斐あってか、いざ猫に何かがあった時には、嘘をつくこともなく、正直に「今日猫の具合が悪いので休みます」や「テレワークにします」ということができた。
それを尊重して認めてくれた会社には大いに感謝している。(まぁでも潰れたけど

とはいえ、これは会社の規模が小さかったからこそできていたレアケースであることも事実。
大きな会社ともなると「ペーペーの自分は社長の顔も見たことがありましぇ~ん」というケースも多々あるであろう。

■猫のために心置きなく仕事を休む方法 その2)上司のノリを探れ。

会社が大きい=組織が大きい場合には、それだけたくさんの人が関わっているということになる。
人が多くなれば多くなるにつれて、全員に「ペットのために休みます」という理由を理解してもらうのは難しい。それが妬まれる理由にもなりえる。
中小の会社でも社長が「ペットのために休むなんて…」という場合はもちろんそんなことは言い出せない。

その場合は、まず「身近の上長にどのくらいパーソナルなことを相談できるか」を探ろう。
要は上長が「ペットのために休むことに理解を示してくれそうなノリがあるか」を探るということだ。

私がもっと前にいた会社がそれなりの大手だった。
が、部署の人数が少なかったこともあって上司は割となんでも親身に個人的な相談を聞いてくれた。

この人になら言っても大丈夫そうだな~と思った私は、
「実は家に超高齢の猫がいて、何かあったら会社を休みたいんですが・・・」
ということを思い切って相談した。

なぜなら上司にも過去に溺愛していた愛犬がいたので、この人にはその手のノリがある!と思ったからである。

そうしたら上司は「俺的には全然いいんだけど、やっぱり周りのことがあるから、(なんであいつそんなんで休んでんの?と言われかねない)
そういう時は俺には本当のことを伝えた上で、会社には「身内が具合悪い」とかで申請してね」というものだった。

当然、このような寛大な上司がいたということも偶然恵まれていたというだけなのだが、一人でも身近なところに真実を知って理解してくれる人がいるのはありがたい。

そのためには日ごろから上司に嫌われないことが大前提であり、上司のペットがいるかいないかなど含めある程度仲良くなって
コミュニケーションを取っておくとういうのも、猫のために休む大切な工程なのである。

■猫のために心置きなく仕事を休む方法 その3)本当と嘘の割合は1:3で行け。

それでも「上司も会社も同僚も、ペットのために休むことを理解してもらうのは無理っす。」という場合には、やむを得ないが「架空の身内」を作るしかない。

一応、大前提で言っておくが、私は人を傷つけない嘘なら、ついていいものだと思っている。
だって、猫のために休むのは、猫に何かがあったからであって、元からサボるつもりはないわけだろう?
それだったら「噓も方便」という言葉もあるように、そのくらいの嘘ならついたっていいじゃないか。
そのくらいの嘘すらつけず、病気の猫を置いて無理に家を空け、帰ってきて猫が死んでいたら
「あの時なぜ無理にでも休まなかったのか・・・」と一生後悔するだろう?
それに、猫のためならたとえ仕事に穴があけられなかったとしても、結局のところ「猫か仕事か」で考えたら猫一択になるはずだ。
そうなったらもう猫のために、多少嘘をついてでも休むしかないのだ。

私の経験上、嘘をつく際は、すべてのことを嘘で作り上げるのではなく、「ちょっと本当のことを混ぜる」というのに限る。

もっともっと昔の職場では、「ペットのために休むなんて」どころか「え?なんで休むの?何が理由?(ギロッ」みたいな雰囲気の上司がいた。
その会社に入ってそんなに経っていなかったこともあって、へちまのことは「年の離れた病弱な妹」という扱いにした。

私的にはこれは「歳の離れた妹」は本当(1):病弱な=年老いた、妹=人間とは言ってません(3)くらいの感覚だった。

だが、長年在籍している会社にいる間に猫を迎え入れることもあるだろう。
そんな場合にはもうとっくに「うちには姉が一人います」みたいなことは周りに公表済みなので、いきなり架空の弟や妹を増やすのは難しい。

そういう時は「甥っ子姪っ子」あたりにしておこう。

おじいちゃんおばあちゃんは数に限りがある上に、(不謹慎だが)本当に死んじまった時の忌引きを考慮しなければならない。
その点、架空の甥っ子姪っ子は無限に増やすことができる。

自分自身が一人っ子の人はいとこの子供とかでいい。

筋書きとしては「兄(弟)嫁が病弱で、近くに住んでいる私が病気の甥っ子(姪っ子)の面倒を見ている」
「いとこが若くして亡くなり、いとこの家族も高齢のため、自分の両親がいとこが残した幼い子供を育てているので、それを手伝っている」

などだ。

そのへんの複雑な事情になってくると、あまり会社の人も突っ込んでくることはないだろう。
印象的には「あの人はご家族が大変で…」という感じになるだけだ。
が、それで十分。

ただし、このような方法をやる際は、自分で作った設定を忘れないよう、手帳などにきちんとメモをしておくこと。
このようなことがある場合に備え、自分のことはいいが、あまり兄弟の話などはしないに留めた方がいい。

■実際問題、あなたの代わりはいくらでもいる。

激務やワンマンプレイで仕事に穴があけられない場合なども当然あるだろう。
特に、「自分しかその仕事の全容を把握していない」「自分しか連絡先を知らない」などの場合は、休みにくいだろう。

だからといって、それが「仕事を休めない理由」にはならないはずだ。
じゃあ、そいつが急に事故で死んでしまったら?
残った人は、そいつがいないながらもなんとかするしかない。

会社って、どれだけ重宝されている、その会社になくてはならない存在だったとしても、その人がいないならいないでなんとかなってしまうのだ。
だから「自分が休んだら迷惑がかかる」なんて考えなくていい。

「いやいや、甘いこと言ってんじゃねぇよ、休みたくたって休めねぇんだよ」なんて戯言を言うな、そんな休ませてくれない会社なんか辞めちまえばいいし、そんなふざけたことを言うやつに猫と暮らす資格はない!

今回伝えたかったことは、決して「嘘をついてもいいんだよ」ということではない。
本質は「何かあった時に、すべてを放棄して猫のため最優先に動けるか」ということである。

今は猫が若くて病気知らずで元気だから大丈夫!な~んて余裕こいていてはいけない。
猫に何かがあった時、猫のことを第一に考え、全力で守らなければいけないのは、他の何者でもない自分であるということを忘れてくれるな。

▲愛猫が手を放してくれないので休みま~~す!

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