初めてでも楽しく分かりやすい！星読み講座 講師・西洋占星術鑑定士 大田 みりさん
初めてでも楽しく分かりやすい！星読み講座 講師・西洋占星術鑑定士 大田 みりさんにお話を伺いました。
大田みりさんプロフィール
出身地：北海道
活動地：福岡を拠点に全国で活動
経歴：個人鑑定と星読み講座を開催。3年で西洋占星術講座受講生は約200名、新年個人鑑定は毎年完売になるほどの人気占い師となる。
現在の活動：全国各地から開催を希望される人気講座“自分で占えるようになる！はじめての12星座占い”を始めとする各種星読み講座の講師や、西洋占星術をもとにした個人鑑定を行っている。
人の深い心の動き、感情の動きと出会いたい
Q. どのような夢やビジョンをお持ちですか？
大田みりさん（以下、大田 敬称略）：お客様視点での夢やビジョンではないので、質問と少し違うかもしれないのですが…。仕事を通じて、仕事をしていなかったら繋がれなかったような人たちと、つながっていきたいなと思っています。関わることによってお互いに刺激を与え合うことができ、一緒にいて純粋に面白いと感じられるような友人が増えたらうれしいです。何かの分野で成功している人は魅力的ですが、それだけでなく、誠実さや、正直さがあり人間的な魅力のある人に惹かれます。仕事を通じて、自分の活躍の場を広げていけば、そんな魅力的な人たちと知り合うチャンスも増えていくと思っていて、そうやって興味をひかれた人と関わることで、またさらに自分の世界を広げていけたらいいなと思っています。今までの人生を考えてみると、私の人生は友達によって豊かになっているなと感じています。そして、そんな友人たちの心の深い部分や根っこにある感情に触れることによって、自分の世界が広がったり、成長してきました。だから仕事を通して、そんなふうに成長していきたいですし、仕事をしていなかったら繋がれなかったような人たちと知り合って、そんな人たちの心の奥深くにある感情にも触れられるような関わりを持ちたいなと思っています。
記者：人の心の深くにある感情の動きを知りたい。すごく興味深いですね。
Q．今のお仕事の計画や、今後の展望を教えてください。
大田：最近、１２星座占いができるようになる講座を新しく作りました。講座の初回開催が沖縄で、次が札幌。オンライン開催もありますし、そのあと福岡、広島と開催が決まっていて、すべて自主開催ではなく、招致での開催になっています。現地で開催してほしいという依頼があるということは、みんながほしかった商品をつくることができたという事なのかなと思っています。今後も、東京や大阪などでも講座を開催できたらなと思っています。
Q．占い師を目指すようになったきっかけは何ですか？
大田：中学生位の頃から、友達の悩みを聞く事が多くなって、放課後ずっと友達の相談にのるというような日々を過ごしていたんです。そうなると自分に悩み事があるときに、友達に相談することがなかなかできなくて。占い師さんのところにいって相談にのってもらうこともありました。よくよく考えてみると、日本には気軽に相談できる場所があまりないのかなと思うようになって。カウンセラーはいるけれど、敷居が高いなと感じます。何か相談したいという時に、占い師って一番相談しやすいんじゃないかなと。ずっと友達の相談を聞いていたので、自分には誰かの相談に乗る仕事が合っているのかなとは思っていたのですが、カウンセラーだと限られた人の相談しか受けられないし、そうなると占い師が一番いいかなと思って、大学生の時に占い師になりたいと思いました。
記者：相談にのる仕事がしたいと思って、それが占い師だったということなんですね。
大田：そうなんです。対人支援をしたいと思っていました。
記者：そこに興味をもったのはなぜですか？
大田：友達や周りの人の相談にのっているうちに、生活の中にそういう時間が無いと、元気がなくなっちゃうようになったんです。悩んでいる時って、心の一番深いところが動いてると思うのですが、その心の深くにある感情の動きに触れることが、私の元気の源になっていて。人は、こういう事で怒るんだ！とか、こういう事で悲しいと思うんだ！人間ってすごい！人間って素晴らしい！みたいな（笑）わたしはわたしの人生しか生きられないけれど、人の相談にのっている時間は、自分には生きられない他人の人生を垣間見ることができます。そういう時間がないと、逆にわたしが病んでしまうくらい（笑）大事な時間です。
記者：占い師と聞くと、未来を予測する事が仕事なのかと思っていましたが、大田さんの場合は、そうではなく、相手の話をしっかり聞いて悩みを解決する、というようなことがお仕事なのですか？
大田：人生は、最終的には自分で決めて、自分で選択するものだと思うのですが、世の中いろんなことがあるので、ときには自分の芯の部分がブレてしまうこともあります。そんなとき、人は迷ったり、悩んだりするのかなと思うのですが、まずは、自分が人生の主体であるということを思い出してもらうのが大事かなと。それから、これからどうしていきたいか？というところを一緒に整理していくのですが、そのときに出た結論が、生まれ持ったチャートと照らし合わせてみても矛盾や無理がないかを見ていきますし、大丈夫となれば、そこに至るまでのルートを一緒に作っていくのですが、そこも星の流れがうまく使えるかなというところを確認したりしながら、お話を進めていくというような感じですね。
Q．日々、活動の中で実践していることは何ですか？
大田：「その人になりきること」と「自分の考えている枠以上の人生がその人にある可能性がある。と思って話を聴く事」です。
記者：「その人になりきる」とは、どのようにしたらなりきれるのですか
大田：表現するのは難しいのですが、無になる。自分が草になったような気持ちで聞く、という感じです。自分の中の常識や意見、我は置いておくような感覚です。
Q．これから自分の人生を変えていきたい！と思っている読者の方に一言メッセージをお願いします。
大田：「自分の心の奥から湧き出てくる求めには逆らえない。だから、そこに正直に生きた方がいい」と思います。私は以前、公的機関で働いていたのですが、そこで、キャリアカウンセラーとして、５年程働いていました。たくさんの人の相談に乗り、充実していたのですが、事務作業メインの部署に異動になってからは、しゃべる機会がほとんどなくなってしまって。そしたら、だんだん元気がなくなって、会社にも行きたくなくなってしまいました。なぜ、元気がなくなるのか、自分でもよくわからなかったのですが、たまに人が来たりして、10分位話すと、急にニコニコ元気になるということがあり。やっぱり、こういう時間がないとダメなんだなと思いました。そのあと、夫の転勤が決まって、仕事を辞めることになり、わたしの本音は「会社を辞めて、占い師になりたい！」だったのですが、決断には迷いもありました。常識的に考えれば、公的機関でキャリアを積み上げて来たのに、突然自営業でしかも占い師をするなんて、一般的に考えれば、受け入れがたいと思うんですね。実際、周りで反対する人もいないわけではありませんでした。でも、自分の心の奥から湧いてくるものに逆らわず、やりたいことに挑戦してみてよかったと今は思います。必要な回り道もあるかもしれませんが、変わりたいという思いが心の奥底からでてくるのなら、早くそっちに行ってみなよ！と思いますね。
記者：ありがとうございます。大田さんが全国のお客様からひっぱりだこな理由が、インタビューを通して分かりました！貴重なお話をありがとうございました！
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【編集後記】
今回、記者を担当した池田です。占い師ときくと、未来を当てる仕事だという先入観がありましたが、大田さんは、相手の話をしっかりと聞くことによって、相手自らが自分にの原点に戻り、原点の自分から描いた未来を創るためのルートを共に考える仕事をされているんだと知り、素晴らしいお仕事をされているんだなと感じました。これから益々のご活躍とご健勝をお祈りいたします。
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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。
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