忘れもの

郵便局に行きました。
歩いて片道20分往復40分です。
お会計のときに、窓口カウンターにお財布を置いて、忘れて帰ってしまいました。
郵便局の方が教えてくださって、取りに戻りました。
歩いて片道20分往復40分です。
あと少しで、お家に着くよっていうところで、小雨が降ってきました。
小走りで帰宅して、やれやれと思いました。
「あー、傘を郵便局の傘立てに忘れた」
10年ほど前に、神戸の元町商店街で100円で購入したピンク色のビニール傘です…。
また、郵便局に取りに戻りました。
歩いて片道20分往復40分です。

やりたいこともたくさんあったのに、疲れ果ててしまいました。

忘れものといえば、私の思い出話があります。
大学生の時に、大学の校内でお財布を2度落としたことがあります。
1回目も2回目も学生サービス課にどなたかが届けてくださっていて、無事に私の元へ戻ってきました。
その2回目の時に、大学の職員さんに、
「この大学でお財布を落とすの2回目なんですよ。でも、2回ともみつかって、この大学は本当に良い学校ですね。」
と私は言いました。
すると、大学の職員さんが、
「いえいえ」
と謙遜されました。
このことが、おもしろくて、忘れものをするたびに思い出します。

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