お話聴きました

柴田精一さん

と築山有城さん

の対談を聴きました。
テーマは「偶然に、つくる」でした。

私の個人的事情で、最初の1時間しかいられなかったので、文章にするのは憚られるのですが、興味深く共感することも多い内容でした。

お話の最初に「つくる」は他動詞と柴田さんがおっしゃいました。つまり「つくる」は自動的にはできなくて、手動で(自分が動いて)する行為というようなお話でした。
その「つくる」を「偶然に、つくる」という言葉にすると矛盾するような不思議なようなことになります。
柴田さんと築山さんの制作事例を見せていただきながら、「偶然に、つくる」ということを考えました。

制作というのは、全部自分でコントロールしているようで、完成してみないとどんな作品になるかわからないと思っています。
そのことによって、作品が面白くなるし、見てみたいと思うんじゃないかな。
どういう行為によって作品を作るかというルール作りを、作者はコントロールするということなんやないかな。
ルールに偶然要素が多い方が、自分を超えられるのかもしれません。
そのことを柴田さん築山さんは体現されています。

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