関数紹介count

こんにちは!spreadsheetコンサルタントを名乗っております池戸です。

今回紹介するのはcount関数です。

sum関数同様あまり単体だとご紹介することがあまりない関数なので、googleが提供するリファレンスなどと合わせて説明を進めていくことができたらと思っています。

データセット内の数値の個数を返します。詳細(詳細はリファレンスにリンクしています)

リンクで開いた先の内容を引用句で引用しつつ、解説をしていきたいと思います。

COUNT
データセット内の数値の個数を返します。

関数名と関数の使い方の概要が説明されています。

使用例
COUNT(A2:A100,B2:B100,4,26)
COUNT(1,2,3,4,5,C6:C20)

使用例では引数にどんな値を入れることができるかということが例示されています。

構文
COUNT(値1, [値2, ...])
値1 - 個数を数える最初の値または範囲です。
値2, ... - [省略可] - 個数を数える追加の値または範囲です。

この構文で引数に何を指定したらいいのかということが解説されています。

vlookupの構文の解説がわかりやすいので、vlookupの構文を例示します!

構文
VLOOKUP(検索キー, 範囲, 番号, [並べ替え済み])
・検索キー - 検索する値です(例: 42、"ネコ"、I24)。
・範囲 - 検索対象の範囲です。範囲の先頭列で検索キーとして指定したキーを検索します。
・番号 - 値を返す列の番号です。範囲の先頭列を 1 とします。
 ・番号が 1 と範囲内の列数の間に含まれない場合は、#VALUE! が 返されます。
・並べ替え済み - [既定値は TRUE] - 検索対象の列(指定した範囲の先頭列)が並べ替え済みであるかどうかを指定します。通常は FALSE をおすすめします。
 ・並べ替え済みを FALSE に設定することをおすすめします。並べ替え済みが FALSE の場合、完全一致のみが返されます。一致する値が複数ある場合は、最初に見つかった値に対応するセルの内容が返され、一致する値が見つからない場合は #N /A が返されます。
 ・並べ替え済みを TRUE に指定するか省略する場合、最も近い一致(検索キー以下)が返されます。検索列のすべての値が検索キーよりも大きい場合は、#N/A が返されます。

構文で()の引数に何を指定するのか、引数の内容は何か?という書き方がされています。
詳しくはvlookupの紹介に譲りますが、リファレンスにはこのような記載の方法がされているんだということをご理解いただけると良いかと思います。

使い方に関してはここまでを見て、試していく中で期待通りの動きをするかどうかを試していただくのが良いと思います。

メモ
COUNT 関数には通常 30 までの引数を指定できますが、Google スプレッドシートのこの関数では任意の数の引数を指定できます。
COUNT 関数は、反復する値も含めたデータセット内のすべての数値をカウントします。一意の値をカウントするには、COUNTUNIQUE 関数を使用してください。
COUNT 関数は数値のみをカウントし、テキスト値は無視されます。
関連項目
MODE: データセットにおける最頻値を返します。
DCOUNT: SQL に似たクエリを使用して、データベースの表形式の配列または範囲から選択した数値の個数をカウントします。
COUNTUNIQUE: 指定した値や範囲のリストから、一意の値の個数をカウントします。
COUNTIF: 範囲内で条件に一致する要素の個数を返します。
COUNTBLANK: 指定した範囲に含まれる空白セルの個数を返します。
COUNTA: データセット内の値の個数を返します。

メモは関連は調べた関数では実現しきれないけど、こういうことがしたいという時に見て見ると良いかと思います。

例えばcount関数は比較的曲者で数値だけしか数えてくれません。

画像1

例えばこんな感じのデータの一覧があり、数字だけを数えたい場合にはcount関数で5と求めることができるので、数字だけを数えることは達成できると思います。

一方で文字列を扱いたい場合にはこれでは問題があります。

その場合には関連項目に記載されているcountaを利用します。

画像2

countaの場合には上の画像のように文字列の数も数えてくれます。

このようにしたいことに似た関数を調べることで、関連で自分が本当にやりたいことを調べることができます。

このような方法で、調べたい関数にたどり着くこともできるので、ぜひ調べ方の一つとして覚えておくと良いのかなーと思います!

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