二人での内輪差と外輪差

センターに対しての意識

二人で組むと足の数に4つになります。
私の2本の足と、女子の2本の足。
これで車と同じ状態になります。

まず、車に乗っているという感覚を、理解して下さい。

2人で踊る=車の運転をする、のと同じだということを、理解をしなければなりません。

そして、何があろうと、私たちの踊りには、内輪差と外輪差が起こるということです。

2人で踊る以上は、内輪差が起こる車と同じなのです。
あと踊る相手は、絶対右にしかいないのです。

体の幅は、男性の左脇腹から女性の左脇腹までになります。
ホールドした場合は、男性の肘から女子の肘までが幅になります。

2人の幅の真ん中が、コモンセンターになります。
この2人のセンターに対して、自分のセンターが、左に向いたらおかしいのです。
必ず自分のセンターが、相手に対して向かってなければいけません。

普通にダンスを踊るとき、根源となるのはチークダンスです。

私のセンターは、必ず女性に向いて音楽に揺られて踊ります。
必ず私の意識は、右にしか居ない女性にたいしてしかないのです。
ですので、私のセンターは、必ず右の女性の方に意識を持っています。

社交ダンスで踊っている時に、ほとんどの人は、センターを左に向けてしまいます。

私のセンターは、2人で踊った時に女子に向いています。
意識が、必ず女子の方に向いているのです。

もし、左にセンターを向けてしまうと、二人がねじれていってしまいます。
この2人のセンターに対して、自分のセンターがずれた瞬間に、二人の軸はバラバラになってしまいます。

女子に対しての意識が無くなれば、全てにずれが生じてしまうのです。

二人のセンターがずれること自体がおかしいということを、理解しなければなりません。

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