歩きの原則

歩きの原則、考え方

ほとんどの人の場合、足を大きく一歩踏み込んで、体重が乗ったところまでを一歩、と考えています。

しかし、普通の歩きでは、一歩に乗りながら歩く動作はありません。
必ず足は振られ続けながら移動をしています。

一歩に乗るのではなく、乗った瞬間に足が振られ、次の足がついて、次の体重が乗るまでが一歩と捉えます。

これは意識の問題なのです。

一歩一歩は、乗ったら次の足が振られ続けているのです。

歩きというのはまず、乗る動作ではないのです。
人間の歩きは必ず引っ張る動作なのです。

歩いてる時というのは、必ず足をついた次の足が振られています。

この歩きの中に、ダンスが入っているのです。

だから歩いて、歩いて、歩いて、というタイミングに合わせてステップを踏む。

例えば、ナチュラルターンになった時に、乗った瞬間に足は振られて、繋げ続けなければいけない。
これは歩きの原則なのです。

それをダンスでは、乗る動作をしてしまう。
大きく1歩と。

これは大きく足出しているけど、距離が出ないのです。
歩きの中に、フェザーステップ、スリーステップをいれれば、スロー.フォックス.トロット。

歩きの上にダンスがあることを、必ず理解しなければなりません。

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