スイングのやり方
私たちが踊る4種目のダンスには、ペンドラムスイング(振り子)があるのは分かると思います。
これはワルツ、スロー.フォックス.トロットとクイックステップ、ウィンナーワルツに必ず使われます。
ただしタンゴだけは、違う種類のスイングを使います。
タンゴはスイングがないということを、いう先生がいらっしゃいます。
タンゴは違うタイプのスイング使うことになるのです。
スイングを使ったスポーツには、3つの形態のスイング使うスポーツがあります。
例えばゴルフ。
これはペンドラムスイングを使います。
そして野球、卓球、テニス。
これらは、ローテーションスイングになります。
ローテーションは、横のスイングですね。
そしてタンゴは、このローテーションスイングを使うのです。
だから、スイングがないと思っている方は、大間違いです。
スイングの形態が違うのです。
あと、もう一つ種類の違うスイングが、メトロノームのスイング。
このメトロノーム(メトロノミックスイング)はレベルがある程度ハイレベルになった人しかできません。
例えばテニスのサーブ。
バレエのアタック。
これがメトロノミックスイング。
上のスイングですね。
これはペンドラムスイングとローテーションスイングが、ある程度できた人じゃないと使えない。
だから、サーブを打つ人は、普通にメトロノームの弧を描いたサーブが、出来るようになってから行います。
野球も、普通にローテーションの弧を描いたスイングで、打てるようになってから、メトロノームのカウンターをあてた動きを使うのです。
これはとても難しいのです。
形を優先する日本人は、メトロノミックスイングを、1番最後の最後に行わなければならないと、覚えておかなければいけない。
なのに、動画を観て、その特徴だけを真似して踊っているダンサーをよくみます。
これは、やってはいけないのです。
そのため、上体だけの踊りとなり距離が出ない。
外国の試合を見てると分かると思いますが、日本人と外国人では、距離の移動が雲泥の差になっています。
あと、動画などの画像で見えてる外人は、実際に上体を振ることをメインに踊っていません。
現実に、フロアでの踊りは、立体的に踊っているのです。
日本人だけなのですよ。
上体だけ振って踊ろうとしているのは。
ペンドラムスイングとローテーションスイングが、ジャストタイミングで全部完璧にできて、初めてメトロノミックスイングを使うことが出来るのです。
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