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分数の表し方(なぜ序数を使うの?)


例えば「5分の2」

面倒がらず、図にすれば簡単です

円を5つ図に書いてください。


左から順に、1番目、2番目、3番目、4番目、5番目(=fifth)ですね。

はい、よ〜く見てください。

5番目って、、、円が5個あります。

5番目の円って、5つある円のうちの一つ、すなわち「5分の1」です。


だからfifthは「5番目(の)」と同時に「5分の1」という意味を持ちます。

英語では「5分の2」を「2つの5分の1」と言いますので、two-fifthsとなるわけです。(「2つ」なのですから、fifthに複数形の-sをつけることをお忘れなく)

図に書けば簡単にわかります。

(口頭で図を書きながら説明すると皆さんすぐに理解して下されるのですが、図のみで説明するのは初めてなので…。分かってくださるといいのですが)

「4分の3」「3分の2」

この調子で少ない方向に行きます。

4で行きます。
また4つ円を書きます。

「4番目」はfourthです。

でもよく見ると、「4番目」って4つあるうちの1つです。

「4分の1」ですね。

ですから「4分の1」はfourthで表します。

「4分の3」なら「3つの4分の1」でthree-fourthsです。(ハイフンは普通つけますが、最近はつけない例も多いようです)

同じように考えて、「3分の1」も「3番目の」を表すthirdで表すことになります。(もう分かっているでしょうから図は書きません)

「3分の2」なら「2つの3分の1」でtwo-thirdsですね。

英語は図に書いてみると分かるのですが、このように「序数」を「〜分の1」という意味でも使っているのです。

世の中、よくわからない説明ばかりなのですが、面倒くさがらずに図に書いてみましょう。

「2分の1」?

では2分の1はどうでしょうか。

上の論理でいくと、「2番目の」のsecondになるはずです。

「2分の1」は「一つの2分の1」ですからone secondですが…

one secondは「1秒」という意味になります。

ですからhalfで代用します。

しかし慣用的にone halfやa halfとは言わず、halfだけで使われます。(one month and a half「1ヶ月半」のように「0.5」の意味の時はつけます)

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