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超情報化時代のはっぴいえんど

はじめましての方もこんにちは。
池村といいます。
田中みな実さんと結婚したいと思っています。

日記を書くほど毎日イベントが発生する人間ではないので、なんとなく思ったことを書くことになりますが、よろしくお願いします。
それでは始めます。

よろしくお願いします。

邦楽ロックの起源は『はっぴいえんど』である

という説があるらしいです。

はっぴいえんどは、中学生の頃たまたまジャケットが気になってレンタル(ジャケレン)して聴いていました。
70年代の作品だとは知らずに、なんだか日本語で無理やり歌ってるような感じなんだけど、これもありだなぁって、すごく印象的で好きになりました。

大人になってネット社会到来

はっぴいえんどが重要なバンドだというネット記事を目にするようになり、自分の中ではっぴいえんどをいわば再発見しました。
はっぴいえんどと、他にも聴いていた洋楽や邦楽とが、有機的につながっていく感覚に興奮したのが最近の出来事です。

その一環で読んだ『細野晴臣と彼らの時代』。

とてもおもしろかったので、ご興味ある方はぜひ。もはや音楽史。

今は検索すれば 芋づる式に
関連する情報が
むしろ向こうから勝手に現れる

学生の頃、僕は中古CDを探し回っていました。
ひとつのアーティストの1枚のアルバムから、そのアーティストの次の展開や、関連するアーティストをライナーノーツなどから調べて、時系列的にリストアップするのが楽しくて、レンタルショップにないアルバムを探し求めて、中古CDショップを行脚していました。
(同じことを小説についてもやっていました。)

だんだんとネットが浸透してきた頃には、Wikipediaがいろんなことを教えてくれましたが、まだCDを手に入れないと音楽自体を聴くのは難しい時期でした。
探し回って、ようやく手に入れた1曲を聴く喜びは大きくて、新たにライブラリ(CDラック)に加わったその曲を、食べるように聴いていました。
曲もヒット順ではなくて、アルバムの収録順で覚えています。

1曲が終わると
次の曲イントロが自然と
頭の中で再生される

はっぴいえんどの流れから、『HOSONO HOUSE』も『トロピカル3部作』も『大瀧詠一(ファースト)』も『NIAGARA MOON』も、なんとか中古CDを見つけて聴いていました。『BAND WAGON』は聴いていませんでしたが、今なら簡単に聴くことができます。

今は当時聴けなかった曲を検索して見つけれるから、むしろ嬉しいです。
でも最初からこういう環境だと、音楽を聴く感動は同じでも、その音楽にたどり着いたときの喜びは違うような気がします。

情報化社会

とは見事なネーミングです。
なにもかも情報になってしまいます。
名曲もひとつの記号と化す。
とても便利でいいことです。

それと引き換えに何かを失っているとか郷愁的なことは言いません。
ただ、目の前にある、情報化されてしまったものの、価値や真偽を見極める力が私たちには必要です。

もはや今は 情報化されたものが
違う意味まで持ちはじめる
超情報化社会(あるいは暗号化社会)

以上、はっぴいえんどのお話でした。

…はっぴいえんど?

今日も田中みな実さんと結婚できませんでした。

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