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働き方 A to Z

はじめましてもこんばんは。
池村といいます。
田中みなみさんと結婚したいと思っています。

コロナ禍でWeb会議やテレワークが急速に普及して、いろんなことを考える日々ですが、よろしくお願いします。
それでは始めます。

よろしくお願いします。

「働き方」というけれど、がんばって類型化しても、アルファベットじゃ足りないくらいのパターンがあるのかもしれません。

ちょっと想像してみます。

Aさんの場合

仕事に対して求めるものは、やりがいというよりは収入。職場は職場と割り切って、必要以上のコミュニケーションも要らない。与えられた仕事はこなしている。管理職はやりたくないし、定時に帰れて責任も取らない立場でちょうどよい。自分の仕事はここからここまで、面倒なことはあの人たちに任せればよい。いろんな権利だってある。もう少し待遇のよい職場があれば、転職してもよいだろう。配偶者も同じ感じで働いている。休日は仕事のことは忘れて、家族でキャンプへ行こう。

Bさんの場合

管理職。部下たちからは頼りにされ、慕われている。共働きの時短勤務やテレワークの仲間も多く、退勤時間が早い部下の仕事もカバーする。最後は自分がなんとかするのだ。これは自分の責務だし、こういうやりがいを求めている自分の責任だ。チームみんなが活躍できて、幸せに働ければよいだろう。配偶者は無職。家に帰れば、手作りの夕食が待っている。家庭内の心理的安全性は高い。休日は来週の仕事のことを気にかけつつ、子供を公園に連れていく。家計はギリギリだから贅沢や投資はできない。

Cさんの場合

管理職。できる人に仕事は集まる。配偶者は共働きだから、帰宅時間にも追われ、家に仕事を持ち帰ることもしばしば。上層部からの信頼も厚く、部下からも信頼はされているが、忙しそうで話しかけづらいと思われているのもわかっている。でもじっとしていたくない。帰宅後、当番制で夕飯を作り、子供を風呂に入れて寝かしつけて、夜中にメールチェックする。充実した毎日。貯金は着々と貯まっている。週末は外食。健康にさえ気をつければ、将来は安心だ。

Dさんの場合

遠隔でこなせる仕事なので、テレワークで常に家にいる。仕事仲間と直接顔を合わせることもほぼないが、最初からそういう環境で、そういう仲間が集まっていて、そういうことに適した職種なので違和感ゼロ。面倒な飲み会もない。やりがいもある。チームの一体感だってある。共働きだが、パソコンを切ればすぐ夕飯の準備ができる。コロナ禍が終わったら、家族や友達と旅行にでも行きたいな。

Eさんの場合

一生懸命働きたい。無責任な仕事もしたくないし、より大きい仕事をしたい。仲間の輪も広げて、リーダーになりたい気持ちがないわけでもない。けど今は小さい子供がいて、なかなか時間がとれない。共働きでバランスをとっているが、なかなか大きな仕事はやりづらい。今はこのキャリアを閉ざさす、コツコツ仕事を続ける我慢のとき。子供が自立してきた頃に、これまで積み重ねたキャリアを活かして、大きな仕事をしよう。

Fさんの場合

職場では上下左右から信頼されていて、飲み会やイベントにも必ず顔を出す。こうやってみんなと接するのが好きだ。休日はゆっくり映画鑑賞。恋人が欲しくないわけではないが、自分のペースで、身も心も仕事に打ち込める。ライバルたちが家族サービスに追われている間に、週明けの会議用の資料をブラッシュアップしておこう。

Gさんの場合

薄々感づいているが、自分はあまり仕事ができない。陰で色々言われているのもわかっているし、上司の優しい言い回しも、様々な示唆に富んだ「ご指摘」だってことにも気づいている。頭の中では何をすべきかわかっているし、専門的な知識もあるんだけれど、より大きな仕事を周りの人とやらなければいけなくなると、なぜかうまくできないのだ。どうすれば物事がうまく進むのか、どうやって段取りして、みんなに伝えればいいのか。しかし、家に帰れば幸せな空間が待っている。

人にはタイプがあって、また、いろんな制度やシステムもあるけれど、会社の歴史や職種、その時々の状況の組み合わせで、何がどうマッチするか整理することはできないような気がします。

結局は、自分はどうありたいか。
自分で選ぶしかないのですね。

僕はどうだろうか?

Paperback Writer になりたくて、一生懸命に自分を売るような、そこまで追いかけるものがあればいいけど、そうではない。

ただひとつ、よくイメージするのは、例えば森を模したようなガラスケースの中に自分がいるとして、ある日突然、そこから水槽に移されたとしても、生き残れるような自分でありたいということ。

…追いかけるものがない?
いや、僕には、
追いかけている相手がいました。

今日も田中みな実さんと結婚できませんでした。

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