【2021年版】ライバーを目指すなら、ライバー事務所に入るな。ライバー事務所の価値を正確に判断しよう。
そもそもライバーとは
ライバーは「ライブ配信をして収益を得る人」と捉えています。
トップライバーなら月収100万円、中堅で20-50万円と、1つの仕事として考えられます。そのため学生、ワーカー、主婦、ママ、タレント等から様々な目的でご相談いただきます。
相談経験から考えるとライバーは3種類に分けられます。
そもそも事務所ってなに?
説明の都合上、「事務所とは何か?」「芸能事務所とは何か?」について考えます。まず事務所は広義で「業務を行う場所」を指します。
続いて芸能事務所は、人間という商材を扱い、映像、雑誌、イベント、音楽などでビジネスする会社です。
例えば、報酬配分を7:3という契約をしていたら、ギャラ1,000万円のCM出演があった場合、300万円を事務所にお渡すことになります。
芸能事務所は良い仕組み
事務所に入らなければ、ギャランティを100%受け取れます。そのため1人で成功する算段があるなら事務所に入る必要はないでしょう。
例えば、すでにあなたには信頼があり、各媒体(テレビ局や出版社など)と繋がりがある。細かい日々の業務をこなすことも得意。それなら1人でも十分やっていけます。
しかし、もしそうでないなら「SNSで自撮りをあげて、誰でも良い案件をもらい、芸能活動報告する」という時間を過ごして終わるかもしれません。
したがって「実績・信頼・繋がり」を持つ芸能事務所に所属することは1つの有効な手段として考えられます。
手段ライバーはライバー事務所に入るな
事務所には得意分野があります。
役者、モデル、芸人、アイドル、歌手、声優、YouTuber、インスタグラマー、TikTokerなど、会社によって強みが変わります。
ライバー事務所は、ライバー分野に強いです。
「手段ライバー」なのに、ライバー事務所に専属マネジメント契約しようとしているなら危険です。弁護士を目指しているのに、薬学部に願書を提出しているようなものです。
「手段ライバー」は、売れたい分野の◯◯が得意な事務所に入るべきです。
しかも専属マネジメント所属というのは、簡単に辞められません。大手事務所からスカウトを受けても断るしかありません。
だから「手段ライバー」がライバー事務所と専属マネジメント所属することはチャンスを減らす選択の可能性があります。
オススメは「〇〇が得意な事務所」に入った上で、「ライバー事務所」に育成協力してもらうことです。
それをNGとする事務所なら…自力で頑張りましょう。
趣味ライバーはライバー事務所に入るな
趣味でライバー事務所に入ってはいけません。
向上心がなければライバー事務所を効果的に活用できません。お互いの熱量が同じだからこそ、ビジネスパートナーとして成り立ちます。
基本的にライバー事務所は、収益を目指すライバーを創るために存在しています。
目標ライバーには事務所は1つの手段
目標ライバーは、成功率を上げるなら事務所活用はおすすめです。
副業等の基準になる月収5万円レベルで考えると、全ライバーの成功率は約5%と言われる一方、事務所ライバーは約20%だと考えられます(自社調べ)。
安直な計算ですが事務所ライバーの方が約4倍成功率が高まります。
ライバー事務所の相性判断をする7つのポイント
相性が良いライバー事務所を選ぶために、「対象アプリ」「初期学習」「成長運用」「メンタルケア」「コミュニティ」「契約」「しないこと」の7つを聞くようにしましょう。
企業案件目的で入らない方が良い
YouTuber事務所と比較される方がいるので補足です。
現時点で、ライバーの企業案件はほとんど存在しません。所属をしていても、仕事は回ってきません。
ライバーを活用したプロモーションが、まだ実験段階だからです。事例がないから各会社がテストしている程度の状態です。
今後ライバー活用法に道が見えた時、案件という点でライバー事務所は新しい価値を持つかもしれません。「〜系の商品のライバー案件はあの事務所が強い」など特徴も出てくることでしょう。
しかし、現段階ではその点での価値はありません。ご注意ください。
一緒にライブ配信について考えていければ嬉しいです!