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バイク売却・出張買取査定の前に

今回の記事は二年前にバイクを売却した経験から、買取査定の順序についての備忘録を残してみたものです。なお、自分にとっては敷居が高いオークションでの個人売買には触れていません。あくまで素人の感じた、ちょっとした気付き程度のものです。

さっそく結論から書くと、査定は「店舗持ち込み」→「出張買取」の順番で進めるに尽きるということになります。

バイクの出張査定は、無料出張査定を謳うサービスが多くあります。ただ、いざ電話で査定を申し込んで担当者の訪問が実現すると、到着早々に担当者から二回目の訪問がないことを告げられたうえで、即時の決断を迫られます。このときに基準になる金額がなければ出張買取担当者に足下をみられて強気な(場合によっては失礼な)態度を許してしまいます。

これに対応するために、あらかじめ店舗持ち込みによる査定で金額を確認しておけば、持ち込み査定時の買取金額が基準になり、売却の判断が容易になります。つまり、出張買取の査定額が持ち込み時の査定金額未満であれば機械的に断ることができます。また、出張査定の担当者が興味を持てば、持ち込み査定時の金額に上積みせざるを得なくなり、商談のペースはこちらで握ることができます。

私自身の体験として、ネットの広告上は気軽に買取価格を無料査定してくれるような宣伝文句を当てにして一件目の業者を依頼したところ、かなり乱暴な対応だったことが今回の記事を書く動機になっています。結果としては、その業者には早々にお引き取りいただいて、冒頭に書いた結論通りの「店舗持ち込み」→「出張買取」の順で売却額の検討をすすめる形になりました。最終的には持ち込み時の最高査定額を出張買取業者に提示したうえで、上積みされた金額で売却することができました。

店舗持ち込み時の査定に関しては二回目の商談がない出張買取と違って、金額の提示を受けたうえで、こちらの判断で保留にして複数店舗をハシゴできます。店舗側ももちろんその前提で、買取金額を提示して以降はあくまで淡泊で、くどい交渉もありませんでした。

つまり、査定の順番としては以下のような流れになります。
①できれば複数の近隣店舗で持ち込み査定をおこなう。
②出張買取査定を申し込み、「出張査定額≧持ち込み査定額の最高額」なら売却する。
③②で商談成立しなかった場合は、再度店舗に持ち込んで売却するか、次の出張買取業者とアポを取る。

ともかく、ネット上は気軽に利用できるように見える出張買取を先に利用するのではなく、あらかじめ店舗持ち込みの査定で基準となる金額を把握しておこう、というお話でした。

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