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Dimension:DILEMMA解禁!ギリシャ神話・防弾少年団・過去アルバムとの関連性は?

お久しぶりです🌤
いやぁ急に来ましたね、Dimension:DILEMMA…いやダークムーンで騒いでた私が報われない世界線…とはいえDimensionに着目してたのは我ながら優秀だったなと。次の動画が出て情報の波にウワ〜〜!と呑まれる前に一度ここまでで分かった事をまとめておさらいしていこうと思います。

エジプト神話とギリシャ神話が大好きな私にとって今回のアルバム名はもう好みドストライクというか、うわぁこんなにあからさまにギリシャギリシャされると元気出ちゃうなぁというか…まだソワソワしてます。それでは早速本題に入っていきましょう。

*DILEMMAについて

Dimension(次元)については以前の投稿にて紹介したので是非そちらをご覧ください。(こちらから飛べます)

さて、そうなると気になるのはDilemmaの部分です。
そもそも、ジレンマとは

《「ディレンマ」とも》

1 二つの相反する事柄の板挟みになること。「ジレンマに陥る」

2 論理学で、二つの仮言的判断を大前提とし、その判断を小前提で選言的に肯定または否定して結論を導き出す三段論法。例えば、「城にとどまれば焼き殺される。城から出れば切り殺される」「城にとどまるか、城から出るかよりほかに道はない」「故に、いずれにしても殺される」の類。両刀論法。

つまり究極のどっちっち…!ラジオのあのコーナースポだったんですかね😂

後から説明しますが、この究極のどっちっちはしっかりギリシャ神話に絡んでます。ジレンマに陥るENHYPEN、言い換えれば究極の選択を迫られるENHYPENが見れるのはオタクとしては嬉しい限りですがまたしてもILANDに引き続きヘビーで心労が多いコンセプトになりそうですね…笑

*“目“がキーなのはHYBE共通?

今回のIntro:ではこのようなシーン⬇️がありましたね。

これ結構HYBEのアーティストサン(特にBTS)と似てるなと思いまして…

DNA、NotToday、MAMAのVCRなどなど…防弾はジョングクの瞳を色んな丸(三枚目参照)と繋げて彼が何かを見ている事を表現してきました。Introに登場した目がメンバーのものか或いはフリー素材の瞳なのかはちょっと判別できないのですが、同じような役目を背負わされているメンバーがいても可笑しくはないですよね。また、ワームホールも円で表される事から誰かが複数の世界(:ディメンション)を見ている、とかそういうこじつけもできたり…したらいいんですけども()
外から中を見つめたり一人意味深に何かを見つめるシーンが多いジョンウォンとか怪しいなぁ怪しいなぁとは思いつつこれ以上掘るのはやめておきます。今後どんどん出てくるはず…。

*反転世界、鏡像…ここにきてDOWNverの伏線回収に入る?

何一つ意見まとまってないままこの文章書いてるので目次が全部疑問系…すみません💦でも本当に疑問が尽きません。特に気になったのはこういう↓シーンです。

前々から対照的な二つの概念を出したり反転だったり上下だったりを表現するシーンを敢えて多くしているな、と思っていたのですが今回は上下や鏡に写った反転世界以外に「表と裏」が追加されましたね。

因みに前回のカムバではDownバージョンで全員こんな感じに反転世界とのつながりが示されていたり… ⬇️

水面風な加工…凝ってますよね。ご丁寧に反転させて鏡写しにしているなんてHYBEおもしれーヤツじゃん…

で、これがどうして“伏線回収”なの?と思いますよね。 鏡写しになってるモノ、しっかり今回も登場しましたよ。前回のカムバでは鏡写し使ってた割に全然キー要素として登場しなかったなぁと思っていたらしっかり今回のカムバと繋げていたんですね😂さて、このスケジュール帳に載っている三つのキーワードもお見せしたところで早速ギリシャ神話との繋がりについてまとめていこうと思います。

追記:9月23日
気づいたんですけどこの文字、3の倍数の位置(3、6、9)だけが反転している、という規則性があるんですよね…。なのに最後のオデュッセウスだけそのルールが適用されず七番目と八番目のUとSが反転してる…。何か意図がありそう。

*ギリシャ神話とモロに絡むプン

先ほど載せた画像を見ますとわかる様に、今回のカムバは三形態

①SCYLLA(スキュラ)
②CHARYBDIS(カリュブディス)
③ODYSSEUS(オデュッセウス)

あるみたいですね。ウワなんか読み難いな…と私も思わず顔を顰めましたがそりゃそうですよね、ギリシャ神話の登場人物の名前ですし。
順を追ってみていきましょう⬇️

・SCYLLA

ギリシア神話の海の怪女。『オデュッセイア』では,カリュブディスとともに,オデュッセウスの帰路の航海を妨げた海の怪物で,足が 12本あり,3列の歯をもった6つの頭をもち,オデュッセウスのすぐれた部下を6人食った。後代の物語 (オウィディウス『変形譚』) では,もと彼女はあどけない美少女で,グラウコスが彼女に恋をしたが,彼女は彼の愛を受入れなかった。ために彼はキルケに,スキュラの心が自分に向くようにしてほしいと頼んだが,グラウコスを憎からず思っていたキルケは魔法の薬汁を使って,スキュラを3つの犬の首をもつ恐ろしい姿に変えたといわれる。『オデュッセイア』では,彼女は女神クラタイイスの娘とされているが,父母については諸説があり,父はフォルバスまたは海神フォルキュス,母はヘカテ,あるいは父は怪物テュフォン,母は怪女エキドナともいわれる。のち,彼女はヘラクレスに殺されたが,父親のフォルキュスによって生返ったともいわれる。

そして何よりも大切なのが、

カリュブディスと対をなす。ホメロス《オデュッセイア》の挿話で有名。

という点じゃないでしょうか。
因みに見た目はこんな感じ

うーん、怖いことしかわからないな。ちょっと似てますよね、D Dのあの女の人の台座と。(多方面に殺される発言)
では次に対になっているカリュブディスについて⬇️

・CHARYBDIS

ギリシャ神話に登場する渦潮を引き起こす巨大な水妖。 
日本語表記が一定せずカリュブデス、カリブデス等がある。 

その姿はギリシャ美術では渦潮そのもの、又は海水を飲み込む大口の怪物として描かれている。 

英雄オデュッセウスの一行は彼女に襲われれば船ごと飲み込まれ全滅してしまう為、犠牲は出るがあえてスキュラに近いルートを選んでいる。英雄イアソンは神々の加護を受けていた事もあり、中間の位置を航海する事で難を逃れている。 

対になるとこんなイメージみたい。オデュッセイア(オデュッセウスの冒険譚・ギリシャ神話)ではカリュブディスに飲まれると全員死ぬので多少の犠牲を払ってでも生き残りが生まれる可能性があるスキュラの方を選択していました。一体なにが起きているのやら。

・ODYSSEUS

ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』の主人公として名高いギリシア神話の英雄。イタカ王ラエルテスの子だが,実は母のアンチクレイアがラエルテスの妻になる前に彼女を犯した,知恵者として名高いシシュフォスが実の父であったともいわれる。父の跡を継いで王となり,ペネロペイアと結婚して息子テレマコスをもうけたが,その直後にスパルタ王メネラオスの妃ヘレネがトロイの王子パリスに誘拐され,トロイ戦争が企てられることになった。オデュッセウスは,最初狂気を装って出征を免れようとしたが失敗し,遠征への参加を余儀なくされると,総大将アガメムノンとメネラオスの最も忠実で有能な参謀となり,アテナ女神の変わらない庇護を受けながら縦横の機略を発揮し,ギリシア方の勝利に最大の貢献をした。この勝利ののち,10年間にわたる艱難辛苦の末に,ようやく故国に帰り着き,イタカの王の地位を取り戻すまでの冒険譚が『オデュッセイア』である。帰国の途中オデュッセウスは,アイアイア島で太陽神の娘の魔女キルケを降参させ,彼女の愛人となって1月または1年間この島に滞在したが,その結果キルケから生まれた息子がテレゴノスで,彼は最後には,父と会う目的でイタカにやってきたこの息子と,互いにそれと知らずに戦い,その手にかかって殺されたといわれる。

英雄として扱われているオデュッセウスですが、ギリシア悲劇の方では意外とヒールな一面が押し出された描写がなされていてですね…。作品として面白いので是非オデュッセイア、手に取ってみては如何でしょう。

*地黒の雑考察


さて、ムードボードが公開された0923深夜時点での私の考察は主に二つあります。

1.FEVERの世界線=ギリシャ神話、オデュッセウスの物語と密接に関連

と言いますのも、まずFEVERのMV(1分10秒あたり)で聞こえるごろごろとした謎の音が完全に今日公開されたスキュラの鳴き声と同じです。ヒスンはスキュラに呑まれながら「助けに行くから」と発言していたんですね。いやヒスンよ、助けられたいのは君じゃない??

君の顔面が私を救う

また、これはやや画質が粗い状態での判別なので間違ってたらごめんなさいって感じなんですけど…。ソンフンがニキに咥えさせられたネックレスのチャームとソヌが持ってるコインが同じ。

凹凸、質感、大きさ…全て一緒です。文字の判別を試みたのですが「Dimention (もう1単語)」までしか解読できず…分かってる方いたら是非情報をお願いします😭
ネックレスだと認識していたのでここにきてこれ!?と驚きましたがなるほど、コインの伏線はこの時点で張られていたんですね。

②カロン=ソヌ、死者=ソンフン、送り人=ニキ?

さて、二つ目の考察は①に基づいて展開したものです。
ギリシャ神話には日本でいう奪衣婆の様な存在、「カロン」が居るんです。

① カロンはギリシャ神話に登場する神の眷属で,主な仕事は冥界に流れる川,ステュクスの渡し守

② なお古代ギリシャにはカロンへの船賃が渡せない者は100年冥界へ行けず放浪するという言い伝えがある。そのため死者の口にカロンへの船賃として一枚のコインを入れる風習が生まれた

ギリシャ神話、コイン、舟……の3つのキーワードを繋げるとカロンが出てくる気がするけど……あくまでも憶測。誰かがメンバーを送り届ける役割を担っているのかも?

私のツイート文をそのままコピペしてみました😂
船の説明は不要ですよね。で、特に重要なのがこのカロンが“川の番人”でありコインを受け取って死者を冥界まで案内する人物であること。そして、ギリシャには“死者の口にコインを入れる風習がある”ということ。参考までに実際の姿を載せておきます。

イプニに置き換えてみましょう。

ニキがソンフンにコインを授けて口に入れた→ニキがソンフンを冥界へ送り出した

口にコインを咥えたソンフン。川の姿を暗示するかのようにプールサイドで横たわっていますね

そして、そのコインを受け取ったソヌ。
一緒に流れていたチャリンチャリン…なコインの音は彼が今まで送り届けてきた死者の数を示すのかも?

終わりに


ちょっと最近忙しくて思うように考察できていなかったのですが、やはりギリシャ神話、そしてオデュッセイアが関わっているのは100%確実だと言い切れそうです。
シャンデリアの動画(moodboard)とソヌの髪色に関する考察・調査はまだ行えていませんが、それも思いつき次第行っていこうと思います。カムバ楽しみ〜〜〜!!

地黒✏️

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