漢字

～～～♫
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

「『どうも～～』」
「〇〇と」
『✕✕で』
「『□□です、お願いします』」

「あのな、突然だけどな。漢字の成り立ちを考えるの面白いよな」
『なにそれ。いきなりどしたん』
「漢字の成り立ちを、考えるの面白いよな」
『それさっきも聞いたわ、いきなりを無理やり解消すな。そんで漢字の成り立ちって例えばどんなの？』
「例えばな、［日］と［月］で［明］るいとか」
『おお確かに。他には？』
「［木］の［主］たる部分で［柱］になるとか」
『おお！面白いな』
「せやろ？［人］の［為］と書いて［偽］」
『え、偽りなん？なんか悲しいな』
「［楽］しいに[艹くさかんむり]で[薬]」
『これ大丈夫か？ちょっとコンプラ厳しいで』
「[信]じる［者］で［儲］ける」
『これはマズイやろ。カルトもセクトもこれやんけ』
「［女］の［子］と書いて［好］き」
『なるほどなぁ、男側の意見なのかな』
「［女］が［良］いと書いて［娘］」
『ちょっと女の割合が多いなぁ』
「［女］を［台］にして［始］める」
『はいアウトー！めちゃくちゃフェミに叩かれるでこんなの、あかんねん』
「［君］は［羊］だから［群］れる」
『シンプルに意味わからんのきたな。俺いつの間に羊になったん？』
「[母]に[龶ぼうし]買ってあげて［毒］」
『ダメやん。ポイズンなってもうてるやんけ』
「［力］から［免］れるで［勉］」
『なんか急に深いテーマきたな。頭で勝負する的な？』
「［夕］方に［刊きざ］むから［ﾀﾓﾘ］」
『タモリ！？もう漢字関係ないやんけ！』

「でもな、こういうネタって文字にして読ませるから意味がわかるわけであって。しゃべくりとそもそも相性悪いねん」
『なんでネタ中にそんなこと言うんや。そもそもこれも使えんやんけ。』
「劇場来る人達の頭がもうちょっと良くなってくれないとな」
『やめろ！せっかく来てくれた人に失礼やろ』
「でもな、最後にこれだけは言っておきたい。［月］の［光］と書いて［胱］！」
『おおっ！綺麗な............
その漢字、[膀胱ぼうこう]以外で使ってるの見たことないやつ！！』
「『どうもありがとうございました。』」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ