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記念試着のはずだったのに

こんにちは。
先日Salon de MURRALへ伺いました。の話を書きにやって参りました。
楽しかった✨の熱が消えてしまわないうちにがんばりたい。
と最近毎回言ってるけどたいてい書き上げるまでに時間がかかります。体力と時間が欲しいです。
では早速。

あらためて。
Salon de MURRALは、毎月開催されるMURRALの世界観が詰まったおもてなしの場。
コレクションの試着と、購入ができる。
デザイナーさんから直接こだわりが伺えたりもする場所、です。


以前から気になっているブランドでございますので、今季もコレクションが発表になってから何度も画像や動画では観ていました。
気になるアイテムはあるけれど、前回POP UPショップへお邪魔した際に一見近いようにみえるアイテム(例:プレーンなワイドパンツ)であってもシーズンによってサイズ感は変わると伺ってもいるので前回の試着を頼りにサイズを選びたくない。
せっかくの美しいシルエットを台無しにしてしまうかもしれないという点でも、しっかり試着をして納得してからお迎えしたい。という想いでした。
そして、地方にいると試着のタイミングがあるかどうかさえもご縁次第なところが大きく。
今季はさてさてどうかなぁ、どこかでタイミングが合うかしらと、ふんわりしたまま日々を過ごしていました。

4月に5月の開催地アンケートをお見かけして、伺えると嬉しいなと願って。

福岡で開催頂けたので、伺えました。
福岡は私にとって比較的気軽に出掛けていきやすい場所なので、開催地が発表されたときは嬉しかったです。

そして先日。

比較的馴染みのある建物を目印に歩き始めること約15分。
スタッフさんもお客様も数人、白い壁のすっきりとしたお部屋の中にお洋服たちがずらり。
アイテムをゆっくりみせて頂くのに、個人的に嬉しい環境でした。
説明ののち、気になるアイテムがあったらお声がけくださいねと一旦フリーにしていただけたので、まずはぐるりと一周。
気になっていたブランドのアイテムばかりが目の前にあるって、わくわくいたしますね。
お写真を撮っても良いですか、マネキンさんが着ているお洋服は触っても良いですかとそわそわお伺いしつつひととおり全体を覗かせていただいてから、いくつか試着をお願いしました。

オリジナルのファブリックの質感が面白い"Inflate" のシリーズ。
ワンピースも気になりましたが、トップスとスカートから。

トップス
スカート

トップスはまずは前を全て閉めて。
シルエットがとてもとてもきれいでした。
インでもアウトでも着れる、羽織としても着れる。なんて万能。 
単品での気になるポイント。
私が着ると五分袖。肘は出したくない。

スカートは実際着ると、もともとマーメイドラインなのに裾の花びらのひらひらがふよふよ。とってもとってもエレガント。

セットアップで着た印象としては、とてもフォーマル。
当社比″大人″な仕上がり。

なんだっけこれ、みたことある。なんだっけ。えーっと…………ソリスト。
コーラスの時に出会ってきたお姉さまがた。
イベントの司会者、とかでもいいかな、マイクをもって笑顔を浮かべている瞬間によさそう。
スポットライトを浴びることを想定して、魅せるために誰かの前に立つとき用のシルエット。
ポジティブで朗らか。明るく魅せてくれるコーディネートだと思いました。

続いて気になっていた″Floating flower lace″シリーズのキャミソールに、合わせてワイドパンツ。

すそふんわりタイプのキャミソール
ワイドパンツ。

パンツは黒でお願いしましたがパープルも可愛かったです。
腕が出したくないので、引き続き"Inflate" のトップスと合わせさせて頂きました。

キャミソールは胸元がしっかり開いているので、もう一枚インナーを仕込んでもいいかな、というくらい。
実際ブランドのルックでもハイネックのシアートップスを、重ねておいでだったりします。
なんとなく予想していたとおり、ではありますがサイズ2でも胸元ぱっつぱつでした。
ちなみに私の胸囲はだいたい100くらい。
しっかりとした肋骨に柔らかいお肉がほどほどにのっているのでお洋服の選び方は重要です。
何度でもいいます。重要なのは選び方と、好み。

私のこのぱつぱつ具合では、インナーをしこむことは難しいので、私がこのこを着るとしたら胸元の空白がそわそわしてしまいそう。
空白を埋めるためには短めのパールのネックレスでも仕込めばいいかしらと算段が始まります。柄のスカーフだとごちゃごちゃしてしまいそうなので、いれるとしたら無地か、要素の少ない大柄かしら。

バンツもサイズ2でおねがいしました。
私はヒールを履くことが前提で、床と仲良くできそうなぎりぎりのロング丈が好きなので、好きな丈感。
お尻のラインを拾わず、動くと広がるシルエットも好み。
共布のベルトがしっかりしていたのがまた好みでして。
でもプレーンといえばプレーン。
MURRALさんでお迎えする優先順位としては、最上ではない雰囲気。
でもキャミソールと合わせたラインはとってもすきでした。
総じて、保留。

試着室をお待ちのお客様がいらっしゃらなかったこともあり、試着したままフロアを歩かせていただいたりもしました。
私の身長からするとMURRALさんの想定身長はサイズ0が適正な様子が他のお客様への説明で聞こえてきます。
ルックを見ていてもしみじみ感じますが、MURRALさんのモデルさんたちはしゅっとしてすらっとしたお方ばかりなのですよね。
だからこそ私が憧れるブランドでもあるので、モデルさんかしらというお嬢様が同じ空間にいらっしゃったりすると、美しい~とこっそり(失礼にならない程度に)眺めさせていただきました。
目の保養でした。
サテンみたいなツヤっとてろんとしたキャミワンピ1枚でさらっとお外が歩けたら、私の日々もまた違っていたかもしれません。
憧れは憧れなので、ほどほどに現実に戻ります。

そうこうしていたら、先人のお客様から戻ったとのことでお願いしておいた吊りスカートを受け取ることができました。
シリーズとしてはひとつ前に試していたキャミソールと同じ″Floating flower lace″シリーズです。

アイボリー。
ブラック。
うさぎさんの耳がついたようなシャツとの合わせもかわいい。
レースのトップスと合わせるとヘルシーなのにエレガント。
腕が出せたら着たかった。

お腹をだす予定も、腕をだす予定もなく。
ひとつ前で今季のトップスのサイズ感を理解したので、おとなしく自前のキャミソールと合わせました。
これがね、やっぱりというか、なんというか。
好きでした。
ストラップの長さはある程度調整ができるので、胸の下まで引き上げることができます。
ジャストウエストではなく、高い位置からAラインをつくることができる。
スカートのシルエットを際立たせるには羽織はショート丈がかわいいかしら。ショールをボレロ風に合わせても良いかしらと妄想止まらず。
サイズ1と2の差を伺い、アイボリーとブラックの試着を繰り返し。
全体の丈感、刺繍に使われている糸の色、裏地の長さ、透け感等、ひとつひとつ気になることを確認。
選ばれたのは、黒でした。

気になっていたお洋服はひととおり試着できたので、あとは小物類。

"Luna" ネックレス。

まぁるい石が可愛い。
色違いは金属がゴールド、黄色い石でした。
ちょうど首元、真ん中にお月さまがきます。
私の鎖骨の位置とは、ちょっと高さが合わなかったけれど、合ってたらお迎えしていたかもしれない。
危険でした。

会場限定で受注受付ができた、コラボカチューシャ。
"Inflate" のブラック。

ひかれたのは黒でした。
"Inflate"シリーズって、技術と手間が特にかけられた、ミューラルさんの中でもスペシャル生地だと私は思っていて。
というのも裏と表の編み方を変えて[わざと縮ませてふんわりとした質感をだしている]生地です。
でもこのカチューシャをみると、表面はつるんとしているじゃないですか。
というかスマホでパシャリとおさめてきただけの写真でさえ、この質感。改めて見ても好きです。
縮ませなかった? 一旦縮めたものを伸ばした? どっちなのかしらと眺めていたら、デザイナーさんから解説頂きました。
[ファブリックとして、一旦縮めて完成させた生地を、職人さんがひとつひとつピンとはって手作業で縫ってくださっている]。
さすがとしかいいようがありませんでした。そして、このこだわりが、私がひかれてやまないものなのだなと、妙な納得。

カチューシャから繋がっているビーズは、″Dripping clear top ″と同じシリーズのクリア。

私の選択肢には入らないけれど、可愛いですよね。
単体でみるとこうなる。Dripping clear top (Clear)

カチューシャをつけてそのままクリアビーズ部分を首に垂らしても良いし、取り外すとショートネックレスとしても使えますよとご案内頂きました。
スカートと同じ″Floating flower lace″シリーズで一緒に使うのも統一感があって素敵ですよとご説明頂きました。
可愛かった。どれもとても可愛かったです。
何か室内で楽しむイベントの予定があったら。
私がここまで眩しさに弱く、毎日帽子を被る生活をしていなかったら。
あとひとつでも条件が重なっていたら、お迎えしていたかもしれない。
でも使う予定がないなぁと冷静になって、落ち着きました。
何か他に着てみたいものはなかったかしら、次にいつご縁を頂けるかわからないので後悔はないかしらと、ぐるりと一周してから、終わりにしました。
最後に来場のノベルティとして頂いたのが、今回の見出しにしてみたカーネーションです。
ピンクのカーネーションを1本1本、青く染めていただいているそう。
せっかくなのでしっかり青が入っている一輪を頂きました。
帰宅してからも、青いカーネーションを見るたびにサロンを思い出して、頬が緩みました。
こういうの、嬉しいです。

ちなみに今回のお洋服は受注生産ではないので、翌営業日である週明け発送。
伺ってから数日後には手元に届きます。
今はクローゼットの手前、目立つところにかけてあって、つい先日のお出掛けに着ていこうかなぁとコーデを一旦考えたのですけれど、雨予報と今回の私の旅程から、今回ではない。という結論に至ってしまって、まだ着ていません。
お友だちとお会いするにも、この先は少し活動的な予定が重なっているので……この繊細さは不要なのですよね。
いつ着れるかしら。来月くらいには着ていけるんじゃないかなと、楽しみにしているところです。
早く着たいような、もったいないような不思議な気持ち。
と言いますのも、ここで急にタイトルに戻りますがブランドサイトやルックをみる限り、正直なところ 私に似合いそうなブランドではないと思うのです。
気分としては、憧れを諦めるためのお試し。
記念試着。
自問自答でいうならばびっくりしちゃく枠としてのお出掛けのつもりでした。
でも着れちゃった。発売当初から気になっていたあのこは、私でも着れちゃったのです。
モデルさんみたいなシルエットではもちろんないし、あの世界観に入れるわけではないけれど、むしろ私の世界に馴染んでくれた。
ご縁が繋がる場所があった。
だから、おうちにあるだけでもう嬉しくて、着て出掛ける日のことが楽しみ、です。
着て出掛けられたら、たまには写真も撮れたら嬉しいな。
覚えていたら、友人に撮ってとお願いしてみようと思います。

最後になりましたが、今公式さんにないカチューシャ以外の写真は全て、公式さんからお借りしています。
アイテムも、モデルさんたちのルックもとっても素敵なので、ご興味がございましたらどうぞです。

いつかと願っていた、念願のSalon de MURRAL。
可愛かった。楽しかった。しか書いていない気がしますれど。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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