見出し画像

【全文無料】JCSbest16 理論上最強パルキアwtb

どうも、いかハン(@ikahan_pokeca)です。初めてnote書くので文章がだいぶ煩雑かもしれませんがそこはご容赦ください。
今回パルキアwtbを使ってjcs best16まで行くことができたので需要があるかは分かりませんが解説記事を書こうと思います。
全文無料ですが、夏に彼女と旅行に行くためのお金が欲しいので投げ銭式にしときます。

自己紹介兼過去の戦績

ポケモンカード歴は5年くらいです。裂空のカリスマから始めました。
jcs2019 エンニュートhand best32
jcs2021 黒馬マホイップ best32
wcs2022 day0ロスバゲ

jcsだけは勝てる男です。運はむちゃくちゃありますが、どっかの○○のせ君みたいに手品はしてないのでそこは信用してください。

環境考察

jcs2022の環境を考えるにあたって1番直近の大型大会がcl横浜2022なので、まずはそこの結果から振り返りつつ直近のシティリーグなども考慮して考察しようと思いました。

まずcl横浜環境の分布を見ると
・tier1 ミュウvmax、パルキアvstar
・tier2 アルセウスvstar、ディアルガvstar
・tier3 ゼラオラファイヤー、ハピナスミルタンク、その他運だけ
という感じでした。

ミュウvmaxはゲノセクトvのフュージョンシステムによる安定感とパワータブレットやメロディアスエコーによる火力、パルキアvstarは水タイプな利点を生かした裏工作、カイによる安定感と圧倒的コスパ最強技あくうのうねりにより大体どのデッキも薙ぎ払えます。
tier1に共通しているのはどちらも相手のデッキによって器用なプランが取れること、これ大事です。(例:ミュウvmax→テクノバスター、メロディアスエコー、サイコジャンプ、じょうねつのしずく)

ダークファンタズマ発売以降の環境でもそこまで横浜環境との変動はないと考え、変わらずミュウとパルキアの2強環境でこの2つかこの2デッキに明確な勝ち方を持っているデッキが勝ち上がるだろうと予想しました。

参考レシピ
(cl2022横浜マスター優勝ミュウ)

(cl2022横浜シニア優勝パルキア)

パルキアwtbを使用した理由

バカの為にそもそもwtb(water tool box)とは何なのかについて一応説明しておくと、モスノウの特性ひょうせつのまいを用いて水タイプの様々なアタッカーで戦っていくデッキのことです。

参考レシピ

自分は元々パルキア登場前の環境でモスノウ主軸のwtbを愛用しており、様々な選択肢が取れるデッキなのでとても気に入っていました(環境考察で先述した通り、tier1に張り合うためには選択肢がたくさん取れることが大事)。
そこでパルキアvstarというカードが発表され、wtbととても相性が良いカードだなと思いそこからパルキアwtbの考察がスタートしました。

なぜパルキアとwtbを合わせるのか

wtbも回していて弱いデッキではなかったのですが、どうしても気になることが3点ありました。

1.エネルギー加速がひょうせつのまいに依存している

2.先行2ターン目に殴る要求が結構高い

3.アタッカーのhpが低く大体返しで倒されるので毎ターン新しいアタッカーを用意しなければいけない

tier上位のデッキと戦っていくためには主にこの3点を解消しなければいけませんでした。

モスノウ主軸のwtbでの構築の改良を試みましたが良い物ができず、断念。そこでパルキアvstarを入れてみたところ上記の3点を全て解消できることに気が付きました!(←俺天才)

1.パルキアのvstarパワースターポータルによりパルキアv、ユキハミのどちらかを並べていればエネルギー加速が可能に

2.パルキアvさえ1ターン目に置いてしまえば2ターン目にvstarに進化して、かくしふだや博士の研究、その他ボールでエネルギーをトラッシュすれば簡単に技宣言までいけます

3.パルキアvstarのhp280という高耐久が強く場持ちもいいため、大体1ターン耐えるので次のアタッカーを用意するまでの猶予が1ターン延びます

このようにパルキアvstarをwtbに搭載することで純正wtbの弱点を無くしつつ、wtbの良さは残してtier1と同じように様々な選択肢が取れる最強デッキが完成しました.........


デッキレシピ

ゴミカスローグリング

あー間違えましたこれは世紀の運だけデッキでしたね

これもまぁまぁ良いリストだね

これが自分が愛用していたパルキアを入れる前の純正wtb

にしてもいいデッキだなぁ

こっちが煮詰めまくってjcs本番でも使用したリストになります。

純正wtbから大きく変化した所、特徴的なカードの採用、採用枚数など初めて見た方は気になる点が多いと思いますのでこの2つを比較しながら1枚ずつ採用理由を解説していくよ!
(ちなみに公式リスト作るときに進化後から前に置くやつはマジで人外です)

ポケモン

インテレオンライン4-3-2-1
デッキを回す兼アタッカーにもなるこのデッキの生命線なのでメッソンは当然4投。
純正wtbのときはジメレオンも4枚だったがパルキア入れて枠が無くなったのとルリナで使いまわせるのでジメレオンは3枚にしました。
インテレオンは裏工作が2枚、シューターが1枚になってます。裏工作は絶対使うのでサイド落ち考慮で2枚で(非エクデッキ対面は2枚使ったりもする)シューターはパルキア、ミュウ、アルセ対面などtier上位の様々な相手に対しての足りない打点を補ってくれるので絶対に1枚入れましょう。

モスノウライン2-1
正直ここの採用枚数がこのデッキを作る上で1番迷いました。
あとで各デッキ対面のプレイングでも解説するんですが最初の殴り出しはスターポータルから入るため、1ターン目にユキハミを置かなければいけない状況がほぼありません。モスノウを立てるのが3もしくは4ターン目で間に合うので1ターン目にユキハミを置かないことの方が多いです(1ターン目にユキハミにボールを使っている余裕がないのもある)。その都合上、1ターン目にモスノウを引くと大体2ターン目の博士の研究でトラッシュしてしまうため、邪魔にしかならないので1枚にしました。
ピン挿しだとモスノウサイド落ちが苦しい場面がありますがパルキアの場持ちの良さ、スターポータルでの中盤までの継戦能力があることから1枚で充分と判断してこの枚数です。(もし、もう1回jcsに出るならモスノウラインを1-2にしてもいいかもしれません)
ユキハミは安定感重視で絶対になかまをよぶの方を採用しま翔

パルキアvstarライン2-2
このデッキが技を打つ上で核になるポケモンでメインアタッカーです。大体こいつで殴り始めます。wtbのパーツも入れているので、枠の都合上2-2になっています。本当はパルキアvの3枚目も欲しかったですがサイド落ちしてもヒスイのヘビーボールやルリナがあるため、この枚数でなんとかなることが多いです。
マジでパルキアvstarってポケモンコスパ最強すぎる.........(あくうのうねり最強!James Cox最強!)

スターミーv1
サブアタッカーは全部画像貼っときます

俺はsaよりsrの方が好き

ここからはサブアタッカーの紹介
このデッキを練習している段階でtier1ではないがそこそこ数のいるアルセウスジュラルドン(○○○)や、ハピナスミルタンクなどの高耐久デッキがパルキアだけで相手をするにはhpが高くてとても重く、回復などを挟まれると苦しい場面が多々ありました。しかしアルジュラ、ハピミルどちらのデッキもたくさんのエネルギーを付けるため、大体このポケモンでワンパンできることに気づきました。
試しに入れてみると体感勝率8割くらいは取れるようになり抜けなくなってしまいました。オススメしてくれたふぶっきーありがとう😊(ちなみにjcs本番では1回も使いませんでした)

かがやくゲッコウガ1

こいつはレギュ落ちまで活躍するね

このデッキの潤滑油+最強のサブアタッカー
かくしふだでスターポータルをするためのエネを落としつつ、デッキを回せます。げっこうしゅりけんとかいうほぼキョダイレンゲキみたいな技も打てます。キャプチャーで出せるのも強い。
余談ですが、パルキア対面で相手のパルキアが初見だと1回しかしゅりけん飛んで来ないと思ってるのでしゅりけん打った後に甘えてマナフィ置いてこなかった場合はルリナからもう1回しゅりけん打ったりできて楽しいです。(Moonlight Shurikenでニャースとミルタンクで〜)

ラプラス1

冷静に書いてあることキモすぎる

このカードを入れてからこのデッキに革命が起きました。パッと見、誰が使うんだよみたいなテキストですが逆にそのおかげで初見殺し要素が強いです。パルキア対面で相手にマナフィ出されるとしゅりけんが通らないのでそのときに使います。ベルトをつけると140が出てパルキアをツーパンできます。
そして大事なのが前の相手の番に自分のポケモンがワザのダメージできぜつしていたならマヒにできるという点。パルキアvstarというデッキは多くの場合ポケモンを入れ替える札があなぬけのひも、もしくはクロススイッチャーしか採用されていません。
これがどういう事かというと相手はマヒを回復するためにあなぬけのヒモやクロススイッチャーを使います。そうすると倒したいはずのラプラスがベンチに下がってしまうのでラプラスを倒せません。ラプラスを無視して裏を狩り続ければ永遠にパルキアツーパンのマヒが飛んで来ます。ずっと無視されたらいつか相手のリソースが枯れるので勝ちです。ラプラスを処理してきた場合でもあなぬけ+ボスもしくはスイッチャー+ボスを打たないといけないので相手の要求がかなり高く、そのパターンならおまもりパルキアで殴り勝てるので大丈夫です。
マジでこのームーヴが最強でそのために入れてたんですが、意外と他の対面でも活躍してくれてこいつのおかげでday2に上がれたと言っても過言ではありません。

マナフィ1
パルキアのげっこうしゅりけんや運だけギガスのテラスパークで盤面が崩壊するので必ず入れましょう。

グッズ

ポケモン以外はそんなに話すことないので簡潔に

クイックボール4
パルキア裏工作では減らされがちなこのカードですがこのデッキはパルキアの現物が裏工作パルキアより少ないため、パルキアvに触れる札を普通よりたくさん入れる必要がありました。最低10枚は欲しかったので他のボールやキャプチャーと合わせてこの枚数に

レベルボール3
メッソン、ジメレオン、ユキハミ、モスノウ、マナフィとこのデッキでは触れるカードがかなり多いです。コストいらずでデッキが回るカードなので3枚くらい欲しいなーって感じでした

しんかのおこう3
2ターン目にパルキアvstarに触りやすくするためと中盤から終盤にかけてインテレオンをサーチする札が足りなくなりがちだったのでハイパーと合わせて多めの3枚に

ハイパーボール1
パルキアvに触れる札兼インテレオンにも触れる便利カードかと思いきや、1ターン目に引くとコストがあまりないので1枚だけの採用。あとスターポータルのためのエネルギーを落とすときにも使えたりするので1枚は入れたいかなぁ、あとパルキアv触れる札10枚入れるためにも(ワンチャンここは自由枠かも)

ヒスイのヘビーボール1
ミュウ対面でのパルキアvや他の対面で使うピン挿しのサブアタッカーがサイド落ちするとまずいので絶対入れましょう。

回収ネット3
裏工作デッキなら絶対に入れるカード。このデッキはインテレオンラインをルリナで使い回したり、ボスでモスノウを縛られたりするので世間の構築よりは多めの3枚です。でもあればあるだけ強いので本当は4枚入れたいくらい。
(相手のパルキアがしゅりけん打ってこれない状況になったときに自分のマナフィどかすために使ったりもします)

たっぷりバケツ2
水エネに触れる大事なカード。普通のパルキアは3枚ですが、このデッキは水エネが6枚だったり、ルリナでもエネを拾えることから2枚でも足りました。

ともだちてちょう1
このデッキは中盤からずっとルリナを使い続けるのでサイド落ち考慮や序盤の博士でトラッシュすることも考えて採用しました。ルリナ4回言ったりもするので

大きなおまもり1
パルキアvstarにつけるとhpが310になりフル展開ベルトあくうのうねり290を耐えたり、ミュウに対して+30×4を要求できたり、レジエレキのベルトテラスパーク300を耐えたりもできます。
この1枚で相手の要求がかなり上がるので現環境なら必須です。(環境によってはベルト2枚目に変えてもいいかも!そんな環境一生来ませんが)

こだわりベルト1
ラプラスの所で先述した通り、パルキア対面でベルトレイジングフリーズを打つので採用。てか普通にポケモンvが環境牛耳ってる間は入れ得

サポート

博士の研究2
2ターン目のサポートは大体これ打ちます。このデッキはこれ打たないと2ターン目の要求が満たせないことが多いです。ルリナとてちょうが入ってるのでポケモンとかサポートとかトラッシュしてもそこまでストレスにならず、良かったです。
裏工作でサーチできるため最低限の2枚採用(やっぱ博士が最強サポだよな!あさきもパルキアに博士入れてたので俺とアイツが最強です)

カイ1
あんまりないんですが、2ターン目に博士で切りたくない手札のときやカイで確実にそのターンの要求を満たせるときに使います。そんなにむっちゃ使うわけでもないのですが、あれば便利なときが意外と多いのでピン挿しがちょうどいいですね。裏工作で持ってこれるし(マチス!ホ島、イリダ〜)

ツツジ1
全ての対面において、サイドを先行される展開のときに捲るために使います。ミュウに対しては雪道ツツジで無限の勝ち筋が生まれます。(このカード使ってるといかにスタンプがヤバかったか思い知らされる)

ルリナ2
モスノウと合わせることでアタッカーが無限に返ってきます。こいつのおかげでこのデッキが成り立ってます。このカード使ってるだけで勝てるので2枚採用

ボスの指令2
最強サポート、このカード入らないデッキの方が珍しい。てちょうがあるので2枚採用

スタジアム

トレーニングコート1
雪道を先行2ターン目に貼ってくるデッキが一定数いるので、2ターン目にスターポータルを言うために雪道を割れる且つこのデッキと1番相性のいいスタジアムなので採用。ルリナがサイド落ちしてると、このカードが結構大事だったりするので意外と慎重に使いましょう。

頂への雪道1
ミュウに対してツツジとセットで貼って捲る手段というのが主な採用理由で、他の対面でも使います。たまにパルキア対面で先2でこっちだけスターポータル打った後に貼ったりすると相手の要求が上がるので強いです。(アルセ対面でも)

エネルギー

基本水エネルギー6
ルリナで使いまわせるためこの枚数。枠あったら7枚目入れたいけど他の採用候補よりは優先度だいぶ低め

キャプチャーエネルギー3
出ましたDレギュ最強カード。これがパルキア触る札になりつつげっこうしゅりけん、アクアバレット、レイジングフリーズで殴るためのエネになるのが強すぎる。
このデッキは基本的にスターポータル、ひょうせつのまいで水エネを加速できるので手張り権がキャプチャーに使えるのが偉いです。
後手1メッソンにキャプチャー手張りパルキアベンチからのどんどんよぶの動き気持ちよスギィ!

採用候補カード

スイクンv

純正wtbにおいてはタフネスマントを貼ればモスノウに依存せずに殴れる高耐久アタッカーでしたがその役割をパルキアが担えるため、不要

ケケンカニv

vmaxやハピナスvなどのパルキアだけでは相手しにくい高耐久デッキに対して有効ですが、上記のような高耐久デッキは全てスターミーで対応できるため、現環境では不要

キャンセルコロン
このカードをマナフィ対策で入れた方がいいんじゃないかという質問が来そうなので先に答えておきます。運だけカードです、入れるだけ枠の無駄なのでやめましょう。(bo3なら検討の余地ギリある)

マリィ
相手にツツジを避けるようにサイドを取られたら相手への手札干渉ができないので、そのようなときに裏工作デッキに強く出るため、入れるか悩んだ1枚。自分の動きが微妙になるわりに使う機会が少なかったので今回は不採用。予選からbo3の大会なら入れてもいいかも

キバナ
純正wtbにおいては序盤に盤面に出すユキハミが1体でよくなるカード。枠に余裕があれば入れたいですが、このデッキはスターポータルとひょうせつのまいのエネ加速二刀流があるので基本的には不要と考えています。

モミ
パルキア対面で強くなるカード。エネをトラッシュしてもひょうせつのまいで付けられるので一見相性が良いように見えますが、モミを使ってるターンはルリナを使えないのでエネルギーをトラッシュした後に殴るためのエネルギーを用意するのが困難。パルキア相手はラプラスを通すという明確な勝ちプランがあるのでラプラスが環境で強い間は入れないと思います。


各対面のプレイング解説

一通りこのデッキの動きについては理解できたと思うので、ここからは環境デッキの各対面の細かいプレイングまで含めて解説していこうと思います。ミュウとパルキアの対面に関しては先行と後攻の2パターンに分けて解説します。

vsミュウvmax 微有利

この対面はパルキアvstarを2枚フルに使って勝ちに行く対面です。相手はおまもり付きパルキアがゲロクソ重いのでそれを押し付けながら、サイドプランは大体3-2-1もしくは2-2-2で取りましょう。

・先行パターン
1ターン目はパルキア一体置ければ充分です。後1エコーで取られないように前非エク、後ろにも一体非エクを意識しましょう。

相手が後1で技を使わずにパスしてきた場合、素直に前をパルキアで取りましょう。そこで2枚取れた場合、その後はパルキアがミュウに倒される→ミュウvmaxにフル展開あくうのうねり260を打つ(オドリドリがいても240)

返しでミュウがパルキアをワンパンしてきたらモスノウからゲッコウガを起動して、こちらの残りサイドが4枚なのでしゅりけんでダメージの乗ったvmaxと非エクに90乗せて勝ちです。仮にパルキアでvmaxに刻んだ返しにサイコジャンプでメッソンやジメレオンを取られながら山に帰られても、パルキアが残っていて相手のサイドが3なのでvmaxを無視して2-2-2のプランもしくは、雪道ツツジができるので先行パターンは基本的に勝てます。

相手が後1サイコジャンプやメロディアスエコーでサイドを取ってきた場合でもパルキアで返して、そのパルキアが倒されたら雪道ツツジから入れるので相手が要求を満たせずに大体勝てます。

・後攻パターン
結局取るサイドプランは先行パターンと一緒なのですがミュウ側が先行の場合、先2ボステクノバスターでパルキアが倒れてしまうリスクがあるため、絶対にパルキアは2体置きましょう。どうしてもパルキアの2体目が置けない場合はユキハミでもギリ耐えてます。

相手が先2ボステクノバスターでパルキアを取ってきた場合、正直むちゃくちゃキツイですが返しにおまもりパルキアでvmaxに刻みます。
その返しでおまもりパルキアが倒されるか倒されないかで動きが変わります。
倒された場合、雪道ツツジしながらげっこうしゅりけんをvmaxと非エクに打って相手が止まることを祈ります。
倒されなかった場合でもげっこうしゅりけんは打つんですがそこでルリナでパルキアを回収し、ベンチに出しておくことで返しのターンにどちらのパルキアが倒されても次のターンボスあくうのうねりで勝ちです。
相手が2体目のパルキアを無視して裏の非エクを狩ってきた場合は先行プラン同様に雪道ツツジから入れるので問題ないです。

ここまで読んでもらえれば分かると思いますがミュウ側が相当な上振れをしない限り大体勝てます。でも一応ミュウの上振れもあるので微有利程度だと思います。

オドリドリ出されながらオドリドリにフュージョンエネが付くのだけめんどくさいですが(げっこうしゅりけんでの4枚取りができないため)、その場合は相手のベンチがミュウ2、ゲノセクト2、オドリドリ、メロエッタ←もしくはメロエッタの所がゲノセクトになっているのでメロエッタがいなければメロディアスエコーによる火力が出ず、ゲノセクトが2の場合はフュージョンシステム2回ではパルキアを突破する要求を満たせないことが多いので相手が勝手にカチャって楽に勝てます。(ミュウ雑魚おつーー)

vsパルキアvstar 五分~微有利

正直この対面は相手のpsによって大きく勝率が変動する対面です。相手に完璧なプレイをされたら五分、むしろ微不利だと思ってます。ですが初見でそこまでのプレイをされる確率も低く、シニアリーグのパルキアの練度もそんなに高くないと予想したため五分~微有利としました。サイドプランは大体2-2-1-1です。

・先行パターン

パルキア裏工作を使っている人なら分かると思いますが後1でパルキア2面、メッソン2面を起きつつマナフィを置くのが意外とハードルが高いです。そのため後1でマナフィを置かれないことが結構あります。その場合先2げっこうしゅりけんでメッソンを狩り尽くします。
それでも相手がマナフィを置いてこなかったらモスノウからまたげっこうしゅりけんを起動してもう一度メッソンを狩り尽くしたり、パルキア2面に置いてあくうのうねり200で倒せるようにしたりと相手からすれば為す術ないので大体勝てます。
また、マナフィを置かれた場合でもパルキアにおまもりをつけて相手の前のメッソンを取るだけで相手の要求が上がり、大体こっちのパルキアが耐えるのでツーパン合戦に持ち込んだ後にラプラスを挟めば相手だけキツくなっていき、こちらはルリナがあるのでリソースの差で勝てると思います。

・後攻パターン
相手の先2でこちらのパルキアが呼ばれつつ倒されることがかなり少ないので相手の動き次第ですが、後1で置くパルキアは1体でいいです。先2げっこうしゅりけんは打たれたら結構キツイので相手が打てそうな回りをしていたらマナフィは絶対に置きましょう。相手の先1の動きが渋かったら置かなくていいですが、その代わりにメッソンを3面並べましょう。(次のターンレイジングフリーズに到達しやすくするため)

マナフィを置くと、大体相手が前の非エクを取ってくるので返しで全力でベルトレイジングフリーズを目指しましょう。それをするだけで相手はキツイです。レイジングフリーズが出来なそうな場合はおまもりパルキアで相手のパルキアに刻むだけでも全然耐えてます。(相手のパルキアに先殴りできるため)

スイッチャーでラプラスを無視して、裏のパルキアを倒してきたらベルト付きラプラスが残っているのでツツジをしながらレイジングフリーズを打ちましょう。
このときにパルキアvを置かずに番を返すことで相手はパスをするかスイッチャーで裏の非エクを狩るかしかできなくなります。裏の非エクを狩ってきた場合、入れ替え札を全て消費しているのでラプラスで殴り続ければ相手はどこかでラプラスの相手をしないといけなくなり、サイド的に勝てます。
最終盤面で相手がこちらのパルキアでパルキアをワンパンされないように盤面を絞ってきてもスイッチャーを4枚消費しているのでレイジングフリーズ→あくうのうねりでの実質ワンパンができるので大丈夫です。
レイジングフリーズの返しにボスでモスノウが縛られるのだけが負け筋なので回収ネットを残しておくか、モスノウに1エネ貼っておきましょう。(このプレイ結構大事だから覚えてね)

ですが常に全要求を満たされながらパルキアを倒され続けるとキツいし、相手の回りやプレイによってこちらが取るプランも変わってくるので案外これといった正解はないかもしれません。

あと相手が甘えてマナフィを置いてこなかったらいつでもげっこうしゅりけんが1番刺さるので、その場合は積極的にげっこうしゅりけんを狙いましょう。

vsアルセウス裏工作 五分

ここからはtier1対面ではないため、当たる回数も少ないし不利がつくわけでもないので適当に解説します。

2ターン目にげっこうしゅりけんを目指すんですがここで間違えてはいけないのがマナフィがいないからといって、相手のメッソンジメレオンにしゅりけんを打つこと。これは相手の思うツボです。そうすると満タンのアルセが2面残ってしまい、ベンチを絞られながらチェレンループされるとこちらはアルセウスをツーパンすらできないのに相手はパルキアを常にツーパンしてくるためこちらのリソースが尽きて負けます。(レイジングフリーズがチェレンされると無意味なため)

なので2ターン目のげっこうしゅりけんはアルセウス2面に打ちましょう!そうすることで相手は2体ともパルキアにワンパンされるアルセウスが盤面に残るため、3体目のアルセウスを置くかチェレンでアルセウスを回収しないといけなくなり、五分の殴り合いに持ち込めます。先にサイドを取らせることでツツジをこちらが先に打てるので序盤でわざとチェレンを全部吐かせてパルキアを倒させましょう。結構泥試合になります.........(先2で雪道貼られることがあるので山確認でトレコは絶対チェックしま翔)

vsレジギガス 有利

この対面は相手の殴り出しに時間がかかるので大体こちらが先殴りできます。その際、パルキアにおまもりをつけることで相手のベルト付きテラスパーク300を耐えることができるのでそのパルキアでもう1枚サイドが取れます。
そのパルキアが倒されたあとはパルキアを盤面に出さずにクイックシューター、モスノウを立てながらアクアバレットで殴っていれば相手のサイドがどう頑張っても追いつかないので勝てます。

vsアルセウスジュラルドン 有利

先行取ったら相手のアルセウスを先殴りできるのでテンポ取って勝てます。
後攻の場合、前の非エクが倒された返しにスターミーでアルセウスをワンパンします。その場合、相手はそのままジュラルドンで前のスターミーを取ってくるので相手のサイドが3になった返しにツツジを打ちながらレイジングフリーズすれば相手は裏にアタッカーが用意できていないので入れ替えを持っていても殴り返せずそのままテンポ取って勝てます。(ラプラス最強対面です)

vsハピナスミルタンク 有利

この対面もアルジュラ同様にスターミーぶっ刺さり対面です。序盤はパルキアで殴ることで相手のハピナスにエネルギーを大量に付けさせます。それをスターミーでワンパンすれば相手はハピナスの用意が間に合わないのでミルタンクで詰ませるルートを取ってきます。その場合でも、こちらはルリナ+モスノウの大量リソースで一生アクアバレットが打てるので圧倒して勝てます。

vsシゲゼーラ(ゼラオラファイヤー) 有利

負ける要素がありません。相手がマナフィを出せなかったらしゅりけんでカチャらせて勝ち。
マナフィを出せても、こちらはルリナ2枚とてちょうでルリナが最大4回言えるのでアクアバレット一生打ってれば寝てても勝ってます。
相手が痺れを切らしてポケモンvを出してきたらパルキアで返せば絶対に相手のサイドが追いつかないので大丈夫です。

vsゾロアークvstar 有利

何をどうやっても勝てるので解説するか迷いましたが一応書いておきます。まず相手が勝手にベンチを広げてくれるのでパルキアで殴り合ってもそのまま勝てます。
こちらが事故ってサイドを先行されたときのみ、ベルトレイジングフリーズのプランを取ります。マヒで固めれば相手のデッキは入れ替えソースが入ってないことが大半なので、そのままサイドレース的に勝てます。(剣盾レギュ史上このデッキが1番嫌いかもしれない)

当日のマッチング

そろそろ書くことがなくなってきたので軽くjcs当日のマッチングを振り返っていきま翔

1回戦 裏工作パルキア勝ち
じゃんけんで先行が取れて、ウッキウキになっていたらマリガンでまさかのポケモンいれかえが見える。まずい、ラプラスが通らないと思いましたが相手がマナフィを出せなかったのでしゅりけん連打で盤面荒らして勝ち

2回戦 裏工作パルキア勝ち
ここでまさかのjcs2019シニア準優勝者とマッチング。しかし流石豪運のいかハン選手、しっかりここでも先行を取りつつ相手のサイドにマナフィを埋めることに成功したのでしゅりけん連打で盤面荒らして勝ち

3回戦 ミュウvmax勝ち
ここではシニアで名の通っている有名なミュウ使い(大型大会上位入賞多数)とマッチング。対戦前に身内から相手のデッキがミュウだと教えてもらっていたのでじゃんけんに勝ち先行が取れて安心していましたが、まさかのパルキアスタートで後ろにメッソンしか置けず後1エコーでパルキアをワンパンされたら負けの盤面になってしまう。
ですが、相手がそこまで到達できずにゲノ前で番を返してきたのでそのまま返しでゲノを取り3-2-1のプランを取って勝ち(後にこいつとチーム戦に出ることになるとは.........)

4回戦 レジギガス勝ち
ここでもcl2020愛知シニア優勝者という強豪とマッチング。正直ボスラッシュすぎて今日はもう無理だなと思っていたんですが、相手のデッキがまさかのレジギガス。有利対面でとくに事故もなかったので順当に通したいプラン通して勝ち。
(あくの塔とかシバとか入ってて凄かったなという記憶がある)

5回戦 レジギガス負け
たしかこの対戦は3番卓とかでやってた気がします。先行は取れたが、こちらの回りが微妙でポケモンは最低限しか並ばずパルキアに水エネが手張りできないまま番を返す。不安な状態で相手ターンを眺めていたらまさかの後1で運だけの雪道が貼られてしまい、1ターン目に山札を見たときにトレーニングコートがサイド落ちしていたのを確認したので殴り出すためにあと2ターン以上かかることが確定してしまう😭
後殴りになってしまったのでツツジからの逆転を狙うが、りゅうのひほうから全て引かれてしまい負け(でもこいつが運だけ8-0の1位通過してくれたおかげでオポで拾われたから正直感謝してる)

6回戦ミュウvmax 勝ち(ここだけレポ長いです)
ここの試合が個人的今大会ベストバウトと言ってもいいほど劇的な逆転で勝ちました。こちらは後攻で相手のデッキがミュウなので1ターン目にパルキアは2体置きたい場面。しかしパルキアが1体しか置けないハンドだったので最低限パルキア1体とユキハミ1体、メッソン複数枚を置いて番を返す。(ここでモスノウはクイボでトラッシュ済み)
ボスが飛んでこないことを祈っていたが当然のように先2で飛んでくるボス.........(運だけ○ね)無慈悲にも僕のパルキアは狩られてしまい、返しで殴るにはひょうせつのまいでアタッカーを起動しなければならない状況に。だが奇跡的にハンドにそのパーツは揃っており、ルリナでモスノウは回収できるのでトップでアタッカーさえ引ければ殴れる状況に。
祈りながらトップをめくるとヤツが駆けつける ラプラス「やぁ」まともに殴れるのがこいつし
かいなかったのでレイジングフリーズをvmaxに打ちながらルリナで回収したパルキアvを置く。しかしここでもパルキアを1体しか置けない状況だったため、もし2ターン連続でパルキアを狩られたら相当まずい盤面になるので、そのターンにハンドにあった雪道を貼るかむちゃくちゃ悩んだ末、貼りながらレイジングフリーズを打って番を返す。返しでいのりまちしながら待っていたら相手が「ローズタワー張り替え、あなぬけボスパルキアで〜😎」俺のjcsはここで終わりなんだな。なんでこいつは毎回全部引いているんだろう、そう思った。

しかし、諦めない男いかハンはしっかり逆転を狙っている。雪道ツツジができないならラプラスで捲るしかないので、その返しもパルキアを置きながらラプラスでvmaxに刻んでお祈り。ここで急展開、相手は手札が詰まっていて入れ替え札を引けなかったようで何も出来ずに番が返ってくる。内心マジでワンチャン捲れるぞと思いながらパルキアを進化し、おまもりを貼りながらレイジングフリーズでvmaxを倒してサイド3-4の状態に。しかしちゃんと返しにvmaxでラプラスを取られ、ボスで負けの盤面にされてしまう。こちらは相手に止まってもらうしかないのでルリナからもう一度ラプラスを起動し、相手のvmaxがワンチャン固まるのに全力投球お祈りゲーミングで番を返す。
困っている様子の相手、すでに入れ替え札を全て消費していたようでフュージョンシステムを使用した後に何もしないまま番が返ってくる。やったぁ、、ガッツポーズしながら返しであくうのうねりでvmaxを取り勝利。まさかの逆転で泣きそうになってた😭(この試合えぐい勝ち方すぎて対戦相手から拍手された)

7回戦 裏工作パルキア負け
ここで勝てればオポ的にトナメ進出濃厚な大事な1戦。ですが対戦相手の名前はハセガワアサキ.........しかもじゃんけんも負けてこれは勝てるわけねぇだろよい、と思っていましたが相手の先1の動きがメッソン2面パルキア手貼りエンドだったので意外とまともな勝負ができそうだなと思いながらの対戦。
相手の盤面的にしゅりけんは飛んでこないと予想し、こちらはマナフィを置かずにパルキア置きながらどんどんよぶでメッソン3面並べて番を返す。しかし流石強豪プレイヤーさん(笑)、返しで博士の研究から全要求を満たし、まさかのしゅりけんが飛んでくる(しかもパルキアに1エネ残りながら)。捲るプランを取ろうとしたが相手にしっかりマナフィも出されていて、しゅりけんのプランが取れない。メッソン1体ではレイジングフリーズまで到達できず、ツツジもサイド落ちしていたのでどっちみち負けでしたねこれは(でも後日仲良くなったときにあれは運だけと言っていたのでまぁ良かったです)

8回戦 ミュウvmax勝ち
トナメ進出の芽をかけた負けられない1戦。大事な試合だったのに実はここの試合が1番記憶ないです。
先行は取られてた気がします。後1でパルキア2面置けたので一安心。相手が前のメッソンをvmaxで取ってきたので返しにパルキアで刻むが、その返しにパルキアがワンパンされる。相手のサイドが3になったので雪道ツツジしながら2体目のパルキアにおまもりを付けて前のvmaxを取って(モスノウがサイド落ちしていた関係でしゅりけんが打てなかったため.........)止まるお祈りをしていたら当然のようにスタジアムを引かれていて横転。
しかし、相手はタブレットなどのリソースをかなり吐いていたのでパルキアを無視して裏の非エクを狩って番が返ってくる。ここで相手はもうパルキアをワンパンするリソースがないと読みきり、2体目のvmaxを無視してオドリドリとゲノセクトを取って勝ちを目指すルートに変更。

返しでボスアクアバレットでオドリドリを倒すが、全体的にお互い時間を使っていたため、この段階で残り時間が約1分程。だが、相手はまともに殴ってもサイド的に追いつかないので投了されるかそのままサイド1取られて番が返ってくるだろうなぁと待っていたら、まさかのボスでモスノウを縛ってのエンド。この段階で時間切れしてしまい、「それ俺が勝ち切らなかったら両負けだよ?こいつは何がしたいんだろう?」と思いつつもボスで勝ちだなと思っていたら、よくよく手札を見ると回収ネットに繋がる札がない.........手札にボスはあるが、モスノウが下がれない状況になってしまう(エネのリソースがギリギリだったのでモスノウに貼る分がなかった)。
トップで裏工作に繋がれば勝ちだったのでお祈りしながらエクストラターンを迎えるとトップでヤツが駆けつける インテレオン「やぁ」やっぱり裏工作だよなぁと思いながら回収ネットを持ってきてボスでゲノ取って勝ち。ここ勝ったの嬉しすぎて狂喜乱舞してた(相手はここ両負けになってたらどうするつもりだったんだろう、、?)

ここで順位発表があり6-2の22位通過でday2進出。周りのシニア勢がすごい喜んでくれたのと3年連続jcsトナメ進出も相まって、むちゃくちゃ嬉しかったですがtaを取れないと金銭的な問題で世界大会に行けない可能性があったため、内心不安でした。(結局ta取ってないのに世界大会は行ったんですけどね.........)

と、ここまで長々とこのデッキの解説や自分語りをしてきたわけですがこれ以上長くなると飽きられるし、読むのも疲れてくると思うのでここら辺で終わりにしてday2の対戦レポはいかハンのポケカ人生編の方で書こうと思います。(気が向いたら書くけどまだ書くかわかんない)

最後に

このデッキが好きすぎるせいでこんなにも長いダラダラしたnoteになっちゃいましたが当時の環境でこのデッキを握っている人は自分ぐらいしかいなく、強さのわりにあまり知られていなかったのでポケカ史に自分の存在とこのデッキを残すためにも今回noteを書きました。

皆さんがこの先jcs2022環境で遊ぶときのちょっとでも良い読み物になれば幸いです。ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
ちょっとでも良いなと思っていただけたら、投げ銭してくれるとジャンピングバルーンしながら喜びます。

ではまたどこかで(こんときの環境楽しかったなぁ.........)

著者:いかハン
監修:デビルハンター高橋

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?