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Three Camel Lodge

Unique Lodge #03 アジア/モンゴル
モンゴル固有のゲルに滞在しアクティビティを満喫する3日間

太陽光と風力で全消費電力をまかなうゲル式のロッジです。
文化交流とともに密漁や野生動物監視の拠点としても機能しています。

客室数 40棟

 スリー・キャメル・ロッジはオムノゴビ県のゴビグルバンサイカン国立公園に隣接する火山の路頭の端に位置しているゲル式のロッジです。本館の建物は仏教寺院のスタイルで設計されており、伝統的な木製のペグや、古代から伝統のある瓦を使用して建てられました。
 太陽光を利用し中水をリサイクルしたり、砂漠化対策のために8,000本以上の木を植えたりと環境のための取り組みも行っています。
 このロッジでは科学研究と野生生物監視の拠点としての役割を果たしており、動物の密猟や遺跡からの化石無断持ち出しなどを積極的に取り締まることで自然遺産の保護に努めています。
また、絶滅の危機に瀕しているバクトリアンラクダを保護することを目的とした「サウザンドキャメルフェスティバル」も主催しています。
 ロッジショップでは地元の工芸品が並んでいます。農業の技術を訓練や、地域への輸入食品を減らす取り組みを行っているため、地域住民の生活を支え、地元コミュニティの中心的存在となっています。ゲストは、様々な体験アクティビティのほか、ゴビ属の家庭訪問なども行うことができます。
 また、若者や地域を支えるプログラムが充実しており、伝統音楽を学ぶ学生には奨学金プログラム、近隣の住民には地元環境NGOと連携し、環境保護と伝統文化の継承に関するプログラムなども提供しています。施設内で利用されるすべての電気と水は風力と太陽光、そして雨水が利用されており環境にも配慮がなされています。

Three Camel Lodge

写真提供:Three Camel Lodge / National Geographic Unique Lodges of the World

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