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Sarara Camp

Unique Lodge #51 アフリカ/ケニア
茅葺き屋根の下にテントを吊り下げた常設キャン

地元コミュニティとの共同事業として、土地を所有する地元住民がキャンプで働き、ガイドも務めています。

客室数 6室 

 サララ・キャンプはマシューズ山脈の南角にある約850,000エーカーの地域である、ナムニャック野生生物保護区の手つかずの大自然の中に位置しています。唯一の常設キャンプ地であるこのロッジは、マシューズ山脈を見下ろす切り立った急斜面にあります。
 1995年の設立以来、ロッジはゾウと地元の野生動物、アフリカの手つかずの原生地域を保護するためにナムニャック野生生物保護トラストを通して活動しています。
 また、ロッジには地元の工芸品や手工芸品を扱うギフトショップがあり、文化遺産の保護に貢献しています。ゲストは近くの村を訪れ、ヤギの乳搾りや牛の世話など、日常的な生活に参加することもできます。
 このロッジは地元コミュニティとの共同事業であり、サンプルのコミュニティのメンバーがキャンプで働き、ゲームドライブやブッシュウォークのガイドを務めています。また、ナムニャック野生生物保護区にある6つの牧場のうちの一つであるこのロッジは、約1,200の登録家族からなるサンプルのコミュニティが所有・管理しています。さらにこのロッジは地域社会に必要不可欠な収入源を提供しており、保護区と土地のリース料は直接信託西原割れ、信託は女性グループ、地元の学生達のための奨学金、密猟防止活動を支援するために地域全体に資金を分配します。
 ロッジでは、電気を生産するソーラーパネルから食料を貯蔵庫の温度に保つために水の蒸発を利用した炭庫の冷蔵庫に至るまで、あらゆる面で持続可能な取り組みを行っています。新鮮な湧き水は、ポンプを使わずに山から重力でくみ上げ、紫外線濾過しており、太陽光発電も行っています。各部屋には太陽光発電の温水ユニットが設置されており、シャワーや掃除用具はすべてエコフレンドリーでオーガニックな物を使用しています。有機野菜はキッチンガーデンから収穫し、その他野菜は肉や地元の農家から調達しています。リサイクルは日常的に行われ、生分解性の石けんや洗剤が使用され、ロッジ自体は自然の倒木と地元の石で建てられています。
 メインキッチンはバイオガスシステムで運営されており、独自の有機菜園を管理しています。すべての廃棄物はリサイクルまたは再利用されています。また、プラスチックの使用量を減らすために、ゲストが到着した際にはスチール製の水筒を無料で提供しています。ワインボトルは高級グラスに、プラスチックはナムニャックの女性グループによって、頑丈なロープや素材に変換されています。

Sarara Camp

Sarara Camp / National Geographic Unique Lodges of the World

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